オオクワガタの採集経験が少ない私がとやかく言うのもおこがましいのですが、秋号はオオクワガタ特集ということで、
ない知恵とない経験を振り絞ってオオクワ産地について簡単に述べてみました。 実際の採集にはほとんど役に立たない程度の情報ですが、ヒマつぶしにでもご利用下さい。
佐賀ポイントのヤナギ 画像は筑後川流域のヤナギです。以前は流域のヤナギで採集できたようですが、現在ではほとんど採れないそうです。 ピンポイントだった採集地がますますピンポイントの傾向にあるようです。
岡山ポイントのカシワ 岡山地方といえば以前は畦木でしたが、ここも以前ほどは採れなくなってきているとか。 画像はカシワの木。人の手が入り、なおかつオオクワガタが採れるのはカシワということだそうですが、 やはり王道は雑木林のクヌギやコナラでしょう。
能勢ポイントの台場くぬぎ 日本のオオクワガタの2大産地、西の能勢地方。 その代名詞として三草山があまりにも有名ですが、その三草山も現在ではほとんど採れないそうですね。 周辺地域を探してみるのも良いかもしれません。
山梨ポイントの台場くぬぎ 山梨といえば韮崎。 かつての多産地も至る所で目につく材割りの痕には目を覆いたくなるものがあります。 それでも、東の横綱韮崎。 まだまだ多くの台場くぬぎが点在しオオクワガタを育んでくれているようです。
東関東ポイントのくぬぎ 千葉や茨城などの東関東はそれほどの多産地ではありませんが、私が採ったことがあるのでご紹介です。(^^; この地方には、山梨にあるような太い台場くぬぎはほとんどありません。しかし、くぬぎ自体は少なくありません。 根気強く探せばきっとオオクワに出会えるでしょう。
福島ポイントのブナ 福島といえばご存じ檜枝岐。 この地方ではくぬぎがほとんどないブナ帯。なので採集は灯火が主体です。 材採で数十頭採集したという報告も聞きますが、オオクワが入っている木を探すのには大変な労力か運を必要とします。 オオクワガタ採集初心者にとって一番確率が高いのはこの地方の灯火採集でしょう。 |