オオクワENN特別編〜クワ馬鹿トラップ〜

世の中にはいろんな昆虫がいます。

「擬態」を使って天敵の目をあざむくものや、「毒」をもっているものもあります。

オオクワENNは、ちょっぴり「毒」を含んだ、ちょっぴりサイエンスっぽいという装いで「擬態」し、くわ馬鹿をだまくらかす記事です。

あまりホントっぽくすると信じて疑わない人が出てくるのし、一方、あまり荒唐無稽にするとすぐにばれてしまっておもしろくないでしょう。

読者が

「え?ウソでしょう?・・・でも・・・・まさか・・・いや、そんな・・・」

と、あれこれ思いを巡らせてくれれば我々の試みは成功したといって良いでしょう。

専門誌でもインターネットでも、科学的にとかいって、実は非科学的なことがまかり通っており、なおかつ人はそれを鵜呑みにして信じてしまう・・・。

自分で見て、考えて、判断する、こういう姿勢を忘れてはいけません。

オオクワENNは単にだます目的で書かれたわけではありません。

「近い将来、これらの超巨大クワガタの飼育はきっと可能になる!」

そういう期待も込められているのです。

ですから、どうか多くの読者が「ちくしょう!だまされた!!」と思っても、怒らないで笑ってくれることを心より願っております。

(文責えりー)

 

参考文献

(1)ENN本舗coelacanthさんのHPhttp://www.din.or.jp/~coelacan/main/menyu.htm

(2)ハラルト・シュテュンプケ著『鼻行類』(思索社、博品社、平凡社ライブラリ)

 

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