検疫有害動物ではないクワガタムシ科昆虫
 
 
（平成１１年１１月２４日現在）
Text：k-sugano　Photo：k-sugano, A.CHIBA, BAJA, coelacanth，林原，爆発栄螺


Genus Odontolabis（ツヤクワガタ属）
Odontolabis alces

アルケスツヤクワガタ

体長：♂40-104mm ♀45-54mm

分布：フィリピン
 
Odontolabis  dalmanni celebensis 
    =Odontolabis  celebensis 
    = Odontolabis  dalmanni  dalmanni 
    = Odontolabis  dalmanni  intermedia

インターメディアオニツヤクワガタ
（ダールマンオニツヤクワガタ）

体長：♂39-101mm ♀38-50mm

分布：ミャンマー南東部、タイ南西部、マレー半島
スマトラ、ボルネオ、フィリピン、スラウェシ

東南アジアに広く分布する。
亜種により大顎の形や鞘翅の毛などに
変異が多い。
スラウェシに分布する亜種インターメディアは
黒光りする大型種で特大型では内歯の突起が
著しい。
Odontolabis femoralis

フェモラリスオニツヤクワガタ 

体長：♂52-93mm ♀42-48mm

分布：ボルネオ

　　　　
Odontolabis stevensi

スチーブンスツヤクワガタ

体長：♂44-90mm ♀38-47mm

分布：スラウェシ、サンギール島

基準種 Odontolabis stevensi stevensi は
黒い亜種であるが、亜種O.s.limbata 及び 
O.s.duivenbodei は鞘翅が三色の美麗な
オニツヤクワガタである。

画像はサンギール島の亜種 O.s.duivenbodei 

　　　　

Genus Neolucanus（マルバネクワガタ属）
Neolucanus maximus

マキシムマルバネクワガタ

体長：♂43-72mm ♀43-56mm

分布：インド北東部、ベトナム北部、ラオス、
　　　タイ北部、中国（福建省）、台湾

マルバネクワガタ属の最大種。
日本の南西諸島に分布する Neolucanus insulicola や
奄美諸島に分布する Neolucanus protpgenetivus
及び　沖縄に分布する　Neolucanus okinawanus も
近い種であろう。

 

参考文献：世界のクワガタムシ大観図鑑 (1994年：むし社)



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