トルコ大地震救済クワガタバザー会場確保について
 
報告者:メディア


☆ある日のまちかね掲示板☆

いつもROMだけのまちかね掲示板に「クワガタパワーでトルコに愛の手を!」との投書を発見。
フリーマーケットでクワガタを売り、その売上をトルコ震災の救援金にしようというものでした。

私は仕事の関係で、神戸の子供たちの為にチャリティーイベントをした事があります。
その後に届いた、親御さんや子供たちの手紙は、イベントの苦労など吹き飛んでしまう程、感動的なものでした。その事を思い出し、今回私はオオ調布さんにお手伝いをさせて頂くメールをだしました。

以下は私の動きです。当日の様子等は、オオ調布さんの報告をご覧下さい。



☆会場確保と日本赤十字☆

オオ調布さんからのメールでは、会場もまだ決まっておらず、販売するクワも集まっていないとの事でした。

まず、会場の確保と販売するクワを確保しなければなりません。昔、募金を呼びかける人が赤十字の証明書の様なものを持って、募金活動をしていたのを思い出し、これを発行して貰えないかと日本赤十字に電話しました。主旨を話すと「企画書を送って欲しい」との事でした。

何故、これを発行して貰おうとしたか?ですが、販売するクワが少ないと聞いていたので、これがあれば、余品を提供してくれる人が増えるのではないかという事と、フリーマーケットでは生物、飲食物の販売は禁止されているので、特例を貰いやすいのではという考えからです。

次に会場の確保ですが、まず、インターネットでフリーマーケットを調べました。運良く、会場、連絡先一覧を見つける事が出来、なるべく大規模で、交通のアクセスの良い会場をチョイスし、連絡しました。
しかし、現実は厳しいもので連絡が付かなかったり、特例は認められない等の返事しか貰えませんでした。(特例は簡単に認めてしまうと、法律と同じく判例となってしまうので、簡単には許可出来ないのでしょう)

大規模は全滅でした。後は手当たり次第です。そんな中、グリナード永山の新都市センター開発(株)さんが主催する、フリーマーケットが特例を認めてくれるとの返事を頂きました。
しかも、本来出店者は抽選で決めるのを、優先的に権利を頂けるとの事でした。

さて、会場も決まり、再度日本赤十字に証明書を発行して貰う為に連絡を入れました。しかし、その様なものは発行出来ないとの返事。発行出来るのは、「赤十字の職員が参加する」「赤十字と繋がりの深い
団体」にしか発行出来ないとの事でした。
赤十字の担当の方に、それでは新都市センター開発(株)さんから確認の電話があるかもしれないので、もしあったら証明書の発行依頼があった事を伝えて下さいとお願いしました。

一方、新都市センター開発(株)さんには赤十字に証明書の発行をお願いしていると話していたので、発行して貰えなくなった事と、発行依頼はしたが赤十字側の理由で発行できなかったということを確認していただく為、赤十字の担当の方とその電話番号を伝えようとしたところ、「そんなのは別に構わないですよ」との暖かいお返事。

こうして、会場は確保出来ました。


☆フリーマーケット終了後☆

フリーマーケットが終了後、新都市センター開発(株)さんにお礼をいいに行きました。売上を報告すると担当して頂いた方は、「成功して良かったですね」と笑顔。何故か、これが一番ホッとし、疲れが取れる思いでした。

さて翌日、日本赤十字支部に売上を寄付する為に行きました。郵便振込みも出来るのですが、領収証の受け取りが郵送になるので、直接届けて、その場で発行して貰いました。

その領収証をスキャニングしてオオ調布さんに、FAXをグリナード永山の新都市センター開発(株)さんにお送りして終了です。

最後に多くの方にご協力して頂き、ありがとうございました。


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