「9・6菅野氏歓迎オフリポート」

文責:ヒデキ、ロイ(文章協力)

開催日時等:1999年9月6日19時〜

開催場所 :渋谷甚八

出席者 :まちかね、coelacanthmakek-sugano、ピーコ@隣は嫌じゃ〜!(^^;;

まえだ、HIDE、うらら@渡辺 うららちゃん、koss、サイコ、亀有カブト、ロイ、tsuu3、あいあん、Chinu、桜餅、HC7、ヒデキ (順不同、敬称略)

 

8月下旬、某所にてk-sigano氏より9月6〜7日に東京出張があるとの連絡があった。その某所に居合わせたHC7、サイコ、私(ヒデキ)は「んじゃー歓迎オフやるべさ」と簡単にオフ企画を立てたのであった。たまたま某所に居合わせたという理由から幹事を私

HC7氏がやることに決まり、店の予約係をサイコ氏がやることに決まった。「オフの幹事なんてのを決めるのに大した理由は必要ないんだなぁ」と思いつつ、オフの話を進めることとした。

企画といっても何を考えるということもなく、たんたんと日時、場所を決め、大まかな人数で店を予約。ついでにまちかね氏も誘っちまえ!との勢いで出席交渉を開始。当初群馬支部はその前々日〜前日まで桧枝岐にて採集オフを行っていることから出席交渉は難攻を極めたが最終的には色よい返事を頂いたのであった。

 

9月3日、オフ出席人数の最終確認。k-sugano氏には念入りに渋谷甚八の略図をFAX

互いの携帯電話の番号も確認。後は当日会場に乗り込めば万事OKという筈であった。。。

しかしあのFAXが当日の悲劇を招くとは...誰がこの時点で予想し得たであろう。

 

9月4日、「まちかねチャット」において再度k-sugano氏と最終確認。

なんとk-sugano氏はせっかくFAXした地図を紛失してしまっているではないか!!!!

「だったら渋谷モアイ像の前に18時50分に待ち合わせをしよう。何か緊急事態が発生したら、互いの携帯電話に連絡を取り合おう」と社交辞令的なやりとりを行い当日を臨むこととした。(実際緊急事態なんてそうそう起きるもんじゃない。)

 

9月6日(当日)、昼過ぎに「まちかねチャット」にてcoelacanth氏に

「私はk-sugano氏の顔知らないから、モアイ像の前で一緒に立ちんぼしてくれ!」(ヒデキ)

「ったく。んじゃー一緒にいてやる。」(coelacanth氏)

といつもの調子(?)ながら取りあえず了解を取り付けるのに成功。

18時20分職場を後にいざ渋谷のモアイ像へ!!

 

18時45分、ロイ氏より電話。「今日のオフの集合場所はどこですか?ヒデキさんは今どこにいるんですか?」(ロイ氏)

「私は今渋谷駅に着いたところだ。会場が集合場所だけど、わからなかったらモアイ像の前にいてくれ!今私もそこに向かっているところだ。」(ヒデキ)

とのやりとりを渋谷の人込みを掻き分けながら交わしつつ、18時50分に遅れないように体は何時の間にか小走りになる。さすがに9月初旬の渋谷だ。駅周辺は人がごった返している。人の発散する熱も手伝ってかやたらと蒸し暑く感じる。18時51分モアイ像に

到着。ロイ氏、coelacanth氏ともに既に到着していた。

k-sugano氏は?」(ヒデキ)

「まだいねぇ〜みたいだな。」(coelacanth氏)

「そっか。」(ヒデキ)

一瞬何とも言えぬ嫌な予感が脳裏を掠めた。何を隠そう過去2回coelacanth氏と2人きりでモアイ像の前に立ってスムーズにオフに突入していないのである。今回も過去2回同様の事態になるのかなぁと思いつつ、時計を見ると既に19時を回っている。

「実はさっき亀有さんがここを通ったようなんですが、なんせ私も一度しか亀有さんを見たことがないので、声をかけることができなかったんです。だからあれが亀有さんだったら、k-sugano氏を連れて会場の方に行っちゃってるかも知れないですね」(ロイ氏)

「いや。待ち合わせ場所はここって事前に決めたんだから、仮に会場に先に行くならその旨の電話があるはずだ。」(ヒデキ)

「そうだな。電話があるはずだ。」(coelacanth氏)

「じゃーロイは一足先に会場の方を見て来てくれ。それでk-sugano氏が会場にいたら電話くれ。」(ヒデキ)

ロイは会場に向かった。

「ちなみにk-sugano氏ってどんな感じの人?」(ヒデキ)

「どこにでもいるおっさんっていう感じだ。あいつは田舎者だからモアイ像をハチ公と間違って、今頃ハチ公に跨っているんじゃねーか?」(coelacanth氏)

「うーん。跨ってるなら、そこから電話あってもいいんじゃない?」(ヒデキ)

などとやりとりをしながら時計を見ると既に19時20分。何かk-sugano氏に起こったのか。その時私の携帯の電話が鳴った。k-sugano氏からの電話か?

「もしもし。」(ヒデキ)

「もしもし。ロイです。全員着席してます」(ロイ氏)

「.....了解。会場に向かうわ」(ヒデキ)

coelacanth氏、全員会場にいるんだって。」(ヒデキ)

「随分なことしてくれるじゃん」(coelacanth氏)

モアイ像の前で待つこと30分。像の横で生ギターを弾き語りしている若者の歌が空しく響いていた。私達は何とも言えない感情を抑えつつ、オフ会場に向かったのであった。

会場にて

オフ会場である甚八に到着、予約している席に行くと既に乾杯も終わっている模様。初めて見るk-sugano氏とはどんな人なのか?どの人だ???あの上座のど真ん中でグラス持っているおっさんか?

「先にやってたわ。待ち合わせ場所で待ってたんか?悪い!悪い!!」(k-sugano氏)

あなたは田中角栄でっかと内心思いつつ、

「ったく電話位かけてきてもいいんじゃない?」(ヒデキ)

「いや〜そっちからかかってくると思ってたんよ。」(k-sugano氏)

sugano氏の首を絞めるピーコ氏 sugano氏の首を絞めるピーコ氏

まちかねBBSと同様の論理展開にホッとするやら、今から30分モアイ像の前に立ってろと言いたいやら。そこは幹事である役割を思いつつ、とにかく乾杯をすることにした。

オフによくある光景のムシの交換等を行い、各人各様の歓談へと突入した。私も亀有氏、

coelacanth氏より外産の交尾シーンをまとめたビデオを受け取った。(今現在中身は見ていないので内容は不明)

私の席はまちかね氏と隣となった。その先にはあのk-sugano氏が鎮座ましましている。

その席でのメインな話題はいわゆる「叱ってツリー」である。そう言えば、涼の父より今日のオフ会場でのミッションを託されていたのであった。

「まちかねさん、涼の父さんがあの叱ってツリーを削除してくれって言ってたよ。」(ヒデキ)

「あーあのツリーですね。では夕方には削除するという私のカキコを削除しちゃうか、

#が増える度にその前までのツリーを消すようにしますか。」(まちかね氏)

「まあ、一応涼の父さんのメッセージは伝えましたので、あとはヨロシク!」(ヒデキ)

「じゃー今涼の父さんに電話してみるか!」(k-sugano氏)

涼の父が電話にてオフ参加となってしまった。早速涼の父氏本人のツリー削除嘆願と相成ったわけであるが、まちかね氏にとってはまさに「馬の耳に念仏」という感じである。しばらくその電話にオフ参加の面々がやりとりを交わし涼の父氏は退場となった。すると次に岩手のGO氏よりピーコ氏の携帯に電話。おいおい先月の電話代が10万円を突破したのではないのか?この人も寂しさを紛らわせるためなのか、それともやっぱり暇なのか。。。

電話代のことで夫婦喧嘩があらぬ展開になってクワ&カブトを☆にでもされたら可哀相だと思い、私の方から岩手のGO氏に電話を掛け直すこととした。これで思う存分オフの雰囲気を味わってくれ!!私の電話機が次々とオフ参加の面々に回っていく。これでいいのだ。。。オフ参加ができない人も電話で参加、雰囲気を味わえるのだと自分勝手な解釈をしつつオフの歓談は様々な話題が果てるとも尽きない状態となっている。ちなみに話題としてはまちかねBBSの在り方、支部の在り方、他菌床ブロックやらそれぞれの所有するクワの紹介等などである。その会場でcoelacanth氏のギラファ雄、コンフキ雄、亀有カブト氏より矢内&大塚両SPの国産オオクワが披露された。

この国産オオクワの雌は国産とは思えないほどデカイし幅も広い。誰もが本当に国産なの?という驚嘆の声を上げていた。私も来年はあんなスゴイやつを出したいと思ったが、あのクワ見せられては、皆が皆そのように心に誓ったのではないだろうか。

オフは延々と11時30分まで続き会場の閉店の声を受けて終了することとなった。会場を出て、道のど真ん中で恒例(?)の記念撮影を敢行。k-sugano氏の一言(本当に一言で終わっちまった。)、まちかね氏の閉会の挨拶により今回のk-sugano氏歓迎オフは幕を閉じたのであった。

恒例写真 恒例の集合写真

 

主観的な文章に終始してしまったが、読者の方々には情報の漏れを防ぐべくロイ氏からの

オフリポートについても掲載しておく。

 

(以下 ロイ氏の投稿)

きのう16:30にはうちに帰りスタンばっていたあちきは、ちゃっかり私服に着替えて、18:20には渋谷に着いた。

モアイ像につくと、新宿オフで一度会った亀有カブトさんらしき姿を見かけるも、「あの〜亀有さんですよね、ロイですが」「はあ〜?なにそれ、誰おたく?」

となるのを恐れ傍観。結局本人だったようで、あとから思うとこのときどうやらk-sugano氏も含め先に会場に行ってしまったようだ。

で、後からきたヒデキさんとcoelacanthさん、いちおう居たがわけ分からず待っていたあちきら3人は19:10位まで、「???」。

「先に行っちゃったんですかね?」と、あちき。「いや、そんなはずは無い。だったら携帯に電話が入るはず」とヒデキさん。はたして、「そんなはず」だっのですよ、皆の衆。

会場でk-sugano氏を見たヒデキさんの目が一瞬鋭くなったのをあちきは見逃しませんでしたよ、はい。Tsuu3さんも最初急遽参加して(すぐ帰った。なんでも新幹線で大阪まで

帰るとの事。お疲れ様)はじまったのである。新宿オフの時と違い、結構頻繁席替えがあり、あちきのような新参者にはうれしかっただすねえ。

むしは、coelacanthさんのギラファ96mm、とコンフキウス(だっけ?)、それから亀有カブトさんの矢内&大塚 両SPのオオクワが披露された。

あと、虫じゃ無いが、柳のカワラ材(?)もシーラさんにより持ちこまれた。そして、満を持して登場したのがあいあんさんヒメオオとオオクワ♀。えがったなあ〜。

個人的にはKoss氏とクワ&ハナムグリ談義にはなが咲く。「メキロリーナ」がどうだの「テオドシア」があーだの「ケンタ」がどーしたのという会話がなされ、まるで一般人がわれわれクワ馬鹿を見るような視線が、一瞬われわれカブ&ハナ馬鹿に浴びせられたのは言うまでも無い。

途中、風俗談義や、音楽談義、カマキリやタガメなどの話しもちらほらされていたようだ。少なくともチヌ氏と、KOSS氏は風俗に相当うるさいと見た。

なんだかんだで、時間が過ぎるのは速く、22:50頃お開きに。最後に記念写真、菅野&まちかね両氏からお言葉を頂き、散会。非常に良い酒が飲めた一日である。また渋りには参加したい。ぜひ皆の衆も来られたし!!神奈川のちからを誇示したいものである。

最後に、やはりピーコ氏は体力をつけた方が良いと思いつつ、帰宅の途につく。ということで、お後がよろしいようで。

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