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今度は国産オオクワが先ほどの勝者キングオブギデオン に挑戦する。 オオクワは72ミリのガッチリタイプ。 長さではギデオンに引けを取らないがオオクワの 技がギデオンにどこまで通用するのだろうか? ギデオンのパワーと闘争心を見せつけられているだけに オオクワの身を案じてしまう。 ![]() ![]() 試合は静かに始まった。 レフリーにけしかけられたオオクワは、大顎を大きく開き やや体を起こして踏ん張っている。 そこにギデオンの先制パンチが炸裂。 しかし全然効いていない。それどころか オオクワの怒りを買っているだけの様だ。 怒ったオオクワは前にも増して立ち上がり踏ん張る。 しかし、危ないぞ!オオクワ!! その体制でギデオンに攻められたら投げられるだけなら未だ 良いが、下手すれば背中に大穴が空きかねない。 ![]() 先ずオオクワが近づいた。 ギデオンは激しくオオクワの大顎の下に突進した。 危ない!! と思ったその時、オオクワはギデオンの頭部の角を上から 挟み込んだ。 体制的にはギデオンが有利。そう見ていたのだが何とオオクワは ギリギリと挟み直しギデオンの頭部までガッチリと強く挟むと、 そのまま前に強引に押し込んで行くではないか! オオクワは押し込むだけではなく、挟んだまま上にも持ち 上げている。 このパワーはかなり強烈な様で、ギデオンの頑丈な足を持ってしても 踏ん張りきる事が出来ずに体が浮き上がってしまった。 ![]() これにはさすがのギデオンも引くしか無く、一旦離れた。 ![]() ギデオンが攻めようとしてもオオクワは全く隙を見せない。 ![]() ギデオンは何度も攻めようと攻撃を仕掛けるが、 オオクワの挟み込みと大顎で上部にはじく動作に阻まれ 近づく事も出来ない。 ![]() ここで一時ブレイクとなり、違う角度で再戦となった。 しかし、結果は全く一緒。 押しも持ち上げもギデオンはオオクワに全く歯が立たなかった。 ![]() やがてギデオンはオオクワに挟まれ押され、ギイギイと 悲鳴をあげながらひたすら後ずさりするだけになってしまった。 しまいには体が離れるやいなや一目散に逃げ出す始末である。 そしてその後はもう二度とオオクワには立ち向かわなく なってしまった。 この勝負は、技、パワー共に圧倒的にギデオンを上回る 国産オオクワの勝ち! |