|
先ほどの国産カブトは強制的に交代させられた。 今度のカブトはやる気は見られる様な気がするので 逃げると言うことは無さそうな気がする。 しかし体格的にはだいぶ小さく角も体もかなり 細いので心配だ。 ![]() 一方ギデオンの体格は特徴でもある胸部の角は 少々短いものの横幅や角は共に太く、6本の足は ガッチリとしている。 堅さを感じるほど黒光りした漆黒のボディーが またいい。 ![]() 両者リングに上がったところで開始のゴングが鳴った。 ![]() 最初に仕掛けたのはギデオンだ。 国産カブトの角にパンチをたたき込む。 しかしあまり効いていないようだ。 ![]() 国産カブトは怒って正面から突進する。 大丈夫か?! 得意の角で跳ね上げ攻撃を浴びせると、ギデオンは たまらず下がって行く。 国産優勢! このまま一気に押し切るか! ![]() ひるんだギデオンはリングアウトギリギリのところまで 下がったが、体制を立て直して反撃を始めた。 国産カブトも退かず、がっぷり四つに組む。 お互い一歩も譲らぬ攻防が続いたが大きさと体力で 勝るギデオンが国産カブトを徐々に押し込んでいく。 このままじゃまずいと思ったのか、国産カブトは角の位置を 入れ替え反撃しようとした。 その刹那、悲劇は起こった。 ギデオンの角が国産の胸に食い込んだ。 バキバキと言う音を発して国産の胸部は割れた。 ![]() ![]() ギデオンは容赦せずそのまま釣り上げ、リングの外まで 放り出そうと突き進んだがここでドクターストップとなる。 この勝負、ドクターストップによるギデオンのTKO勝ち。 最後にまともな試合をしてくれた国産カブトだが残念な 結果に終わってしまった。 もう少し大きな国産だったら圧倒的に勝っていたに違いない。 次回の試合に期待しよう |