IDSSのアイドリング・オートストップ・始動装置をさらに改良して使い勝手こ向上と、装着を容易にしました。

                    2007年6月1日(改訂)
アイドリングストップ装置が一番普及されている自動車工業会のバス分科会で定めた仕様に準拠するアイドリ
ング・オートストップ装置を独自に開発しました。
IDSシステム・オートストップとISDシステム非装着車のロジックの違いは下記の様になります。
IDSオートストップ装着車
車両動作
非装着車(ノーマル車両)
車両動作
ブレーキを踏む 車両停車 ブレーキを踏む 車両停車
シフトレバーをD→Nへシフト .2秒後にエンジン停止 シフトレバーをD→Nへシフト .
. ラジオ・方向指示器等停止しない IGキーをON⇒ACCへ回す エンジン停止(ワイパー・方向指示器等停止
フットブレーキを踏みなおす エンジン始動 IGキーをON⇒STARTへ回す エンジン始動
シフトレバーをN→D→Nへシフト エンジン始動 Gキー ON⇒STARTへ回す エンジン始動
シフトレバーをDへシフト 走行 シフトレバーをDへシフト 走行

オートストップのエンジン停止の条件は
IDSシステムが稼動している装置のメインスイッチがON)
フットブレーキを踏んでいる(ハンドブレーキONの条件も追加可能)
シフトレバーをDからNへシフトする*
車0Km/h(車が完全に停止している)
以上の4条件がすべてそろった状態2秒後にエンジンが停止します。
走行中に誤って装置のメインスイッチを切る・シフトレバーをD→Nへ移動・押しボタンスイッチの停止を押す等の誤動作をしてもエンジンは停止しません。
使用中に装置が故障した場合
通常のキーによりエンジン始動・停止が可能です。
装置の修理等が必要な場合でも、装置をコネクターではずしてもキーによる始動・停止はOKです


省エネルギーセンターが行なったアンケートによれば、

・殆どDレンジの人の割合 41.5%
・Dレンジのままの方が多いが、Nレンジに入れることもある人の割合 33.0%
・Nレンジに入れている場合が多い人の割合 17.5%
・殆どNレンジに入れている人の割合 8.0%
また自動車工業会バス分科会のアイドリングストップ仕様も参考にしてエンジンを停止させる時はまた自動車
業会バス分科会のアイドリングストップ仕様も参考にしてエンジンを停止させる時はギアをニュートラルへ入
れて、ハンドブレーキを掛けて待つ時が判断し、エンジンを自動停止させる事にしました。これを結論づ
ける事により、エンジンを停止する為のトリガーを探すと、ハンドブレーキ・フットブレーキ・シフトギアがニュー
トラル位置にあると言う条件をトリガーにする事ができる事が容易に解りましたので、次に、その条件でエンジン
が停止すると困る状態を検討しました。それは、パーキング時等に、停止後にギアをバックへ入れる時ニュート
ラルの位置を経由してバックへギアを入れますので、その時はエンジンが停止しては困ります。以上の以上の
条件でエンジンを停止させる事に思考錯誤の末、以前の装置を改良しました。

エンジンを止めるタイミング、始動のタイミングで皆様のご意見をお待ちしております。


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