Mosrite of Yokohama ハンドメイド ミニ モズライト ギターの全て
更新履歴
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【 はじめに 】=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

    私の製作した ミニモズライト " Mosrite of Yokohama " に対し フィルモアの社長 並びに
   ユキエさんには 数々な御協力を賜わり 深く感謝 申し上げます。
   Mマーク、Mosrite of Yokohama の使用を快く許可して頂き "非販品"とはゆえ このうえ
   ない幸せを 感じつつ サンデーワークに励んでおります。
   いままでに 初作を含め 17台の ミニモズライトを製作してきましたが ギターメーカー
   の方々のハイレベルの技術や ご苦労が骨身にしみております。
   より忠実にを心がけ製作しておりますので ハンドメイドの全てが 長文になりました。
   とばしとばしが不得意で ごめんなさい。
   ちなみに 完成品は 次の17台です。(1台の全製作日数は 約 3〜4ヶ月です)
    No.1 長女の娘 Miduki Model (キャンディーレッド) [プロトタイプの為、製作方法や材料が異なります。]
    No.2 V Model (キャンディーレッド) フィルモアの社長にプレゼント
    No.3 次女の息子 Ataru Model (インクブルー) 1歳の誕生日にプレゼント
    No.4 K Model (加山雄三 40周年記念モデル) 加山雄三さんにプレゼント
    No.5 N Model (ノーキー 35周年記念モデルMk1) ノーキーエドワーズさんにプレゼントの予定でしたが叶いませんでした。
                           現在は、新潟”FMゆきぐに”の塩谷さんに大事にされています。
    No.6 V Model (パールホワイト) 甥の病気治癒祈願でプレゼント
    No.7 Johnny Ramone Model (ホワイト) NAMM2002で ジョニーにプレゼント
        (フィルモアのHPに写真を載せてもらい 御褒美に本物を頂きました。)
    No.8 Jenzzz Gallmeeyer Model (ホワイト) フィルモアのお店でJenzzz にプレゼントしました。
    No.9 Musashi Model (パールホワイト) 大阪の真田武蔵くんにプレゼントしました。
    No.10 Katsuie Model (パールホワイト) 東京の勝家さんにプレゼントしました。
    No.11 Yukie Model (Johnny Ramone Model) フィルモアのユキエさんにプレゼント
    No.12 Yusa Model (ZEMAITIS Model" )フィルモアの社長の特別なモデル 新年完成
    No.13 長女の娘 Miduki Model Mini_Mosrite (Mosrite Mini) 孫の美津生にバースディプレゼント
    No.14 Yukie_2 Model (Johnny Ramone Model) フィルモアのユキエさんのメモリアル・ギター
    No.15 Yaeno Model (Yaeno Model) 長崎の八重野さんモデル
    No.16 Kitahara Model (Kitahara Model) おもちゃ博物館館長 北原さんモデル
    No.17 Yamazaki Model (Yamazaki Model) 恵比寿インストクラブ・オーナー 山崎さんモデル

   生涯趣味として 作り続けられれば いいのでマイペースです。   【作業概要】へ進む    

【 工程番号の リンク をクリックすると画像が開きます。 】

【 作業概要 】                                前のページへ戻る

   (材料 00-00 )  準備材料
   (工程 01-00 )  ネックの作成
   (工程 02-00 )  ボディーの作成
   (工程 03-00 )  ネックジョイントプレートの作成
   (工程 04-00 )  ペグの作成
   (工程 05-00 )  ナットの作成
   (工程 06-00 )  ピックアップの作成
   (工程 07-00 )  ローラーブリッジの作成
   (工程 08-00 )  ビブラミュートの作成
   (工程 09-00 )  エンドピンの作成
   (工程 10-00 )  ボリューム、トーンノブの作成
   (工程 11-00 )  ピックガードの作成
   (工程 12-00 )  組み込み
   (工程 13-00 )  収納箱の作成


【 準備関係 】 (*)は材料コード                       【作業概要】へ戻る

 [木工材料] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (w001) ボディー材 200x300x23mm ホウ単版(木目の良いもの)
         ( 一般彫刻用市販材料 を 23mm 厚に加工して貰う。)
   (w002) ネック材 200x300x20mm位の スプールス材
         ( 市販のまな板で 木目の細かいもの )
   (w003) ネック指板材 20x300x6mm の コクタン材 ( 3mm厚なら最適)

 [金属材料] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (s001)  0.5mm厚 銅 板 --------- ペグハウス加工用(ギヤカバー)
   (s002)  1.0mm厚 銅 板 --------- ペグハウス加工用(ハウス底板)
   (s003)  1.0mm厚 真中板 -------- 指板フレット加工用
   (s004)  0.5mm厚 アルミ板 ------- ネックジョイントプレート加工用
                           ローラーブリッジハウス加工用
   (s005)  1.0mm厚 アルミ板 ------- ピックアップ組込用
   (s006)  2.0mm厚 アルミ板 ------- トレモロアーム加工用
   (s007) 12.0mm厚 アルミ板 ------- ビブラミュート台座加工用
                           テルピース加工用
   (s008)  2.0mm径 アルミ棒 ------- テンプレート治具ガイドピン
   (s009)  4.0mm径 アルミ棒 ------- ローラーブリッジ加工用
   (s010)  5.0mm径 アルミ棒 ------- ペグスピンドルシャフト加工用
   (s011)  6.0mm径 アルミ棒 ------- ペグスリーブ加工用
   (s012)  8.0mm径 アルミ棒 ------- ペグハンドル加工用
                           エンドピン加工用
                           ナット加工用
   (s013) 15.0mm径 アルミ棒 ------- ボリューム、トーンノブ加工用
   (s014)  4.0mm径 アルミ管(内径2.0mm) テルピース組込スリーブ用
   (s015)  2.0mm径 スチール棒 ----- テルピース組込シャフト用

 [樹脂材料] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (p001)  0.5mm厚 白色板 --------- ピックガード加工用(アクリル材)
   (p002)  0.5mm厚 黒色板 --------- ピックガード加工用(アクリル材)
                            (市販の学習用下敷で 単色のもの)
   (p003)  1.0mm厚 白色板 --------- ネックサイドバンディング加工用(エンビ材)
   (p004)  2.0mm厚 黒色板 --------- ピックアップカバー加工用(エンビ材)
   (p005)  3.0mm厚 黒色板 --------- ピックアップ本体加工用(エンビ材)
   (p006)  2.0mm径 白色棒 --------- 指板ポジションマーク加工用(1.0mm径に加工)
   (p007)  1.0mm径 黒色棒 --------- 指板サイドポジションマーク用
   (p008) 20.0mm厚 発砲スチロール板 - 収納型枠板用

 [ビス材料] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (b001)  2.0x7mm なべタップレス --- ペグ取付用ビス(先端 2.0mm程度カットする)
                            ピックアップ取付用ビス
   (b002)  2.0x7mm 皿タップレス ----- ピックガード取付用ビス(ステン製)
   (b003)  2.4x10mm 皿タップレス ---- ビブラミュート台座取付用ビス(ステン製)
   (b004)  2.0x15mm 皿ビス(ISO) ---- ネックジョイント用ビス
   (b005)  2.0x10mm なべビス(ISO) -- ピックアップ スライドビス
   (b006)  2.6x10mm なべタップレス -- エンドピン取付用ビス
   (b007)  2.6x15mm なべビス ------ ローラーブリッジ スライドビス
   (b008)  2.1x7mm なべタップレス --- ピックアップ受信部

 [市販器機] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (z001)  工作用ウォームギア 機械式ペグ組み込み用
   (z002)  工作用3点式トグルスイッチ (最小サイズ品)
   (z003)  工作用ピンジャック (最小サイズ品)
   (z004)  ベッコウ柄市販ピックガード (パールホワイトボディー用)
   (z005)  エレキギター弦 (0.8 0.9 1.0 1.6 2.0 2.3)
   (z006)  2.0mmのコイルバネ
   (z007)  10.0mmのコイルバネ

 [使用機材] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (m001)  卓上ボール盤
   (m002)  ハンドドリル(旋盤の代用)
   (m003)  ハンドトリマ (底板をはずし90mmの丸型底板と交換)
   (m004)  彫刻刀(主に半丸)
   (m005)  デザインカッター
   (m006)  金切バサミ
   (m007)  金属用やすり(油目〜荒目 平 半丸)
   (m008)  木工用やすり(荒目 平 半丸)
   (m009)  金属用ドリル (1.0mm〜10.0mm)
   (m010)  リーマ (4.0mm)
   (m011)  サンドペーパー 各種
   (m012)  ラッピング用コンパウンド
   (m013)  水性塗料
   (m014)  油性塗料
   (m015)  金属ハンマー
   (m016)  プラスチィクハンマー


【 ネックの作成 】                               【作業概要】へ戻る

  [作成工程 01-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (01-01) ネック形状輪郭をネック材(w002)にケガキする。
         (テンプレートを作成しています。)
   (01-02) ネック幅側線内側43mmの位置に平行線をケガキする。(両サイド)
         (ハンドトリマにてネック幅を切削する為のガイドライン)
   (01-03) ネック幅をガイドプレートに沿って掘り込みます。(両サイド)
         (1回の掘り込み深さは 3〜5mm程度で 板厚の半分位が目安です。)
   (01-04) ペグ取り付けヘッドの掘り込み。
   (01-05) ネックエンドの掘り込み。
   (01-06) いとのこ切削補助穴あけ。(いとのこマシン不性能の為)
   (01-07) いとのこ切削 切り離し。
   (01-08) ネック整形 (木工用やすりで削りとる。仕上げは金属用やすりで行なう。)
   (01-09) 作業クランプ用穴明け。(6.0mmドリル 3箇所程度)
   (01-10) 指板材(w003)の形状輪郭をケガキする。(ネック幅 マイナス 2.0mm)
   (01-11) 指板切削切り離し。
   (01-12) 指板整形 (木工用やすりで削りとる。仕上げは金属用やすりで行なう。)
   (01-13) ネック材に指板材をタイトボンドで張り合わせる。(一中夜乾燥放置)
         (作業クランプ穴を利用してセンターがずれない様にホールドする。)
   (01-14) ペグ取り付けヘッドを加工する為の立体ケガキをする。(角度に注意)
   (01-15) ペグ取り付けヘッドの切削。
   (01-16) ネック本体と指板とを張り合わせた時の タイトボンドのはみ出し等の除去。
         (ネック本体と指板の段差は(01-10)で 左右 共に 1.0mmになります。)
   (01-17) 指板にフレット溝を鉛筆でケガキする。(テンプレートを作成しています。)
         (ネックのセンターラインもケガキしておく。)
   (01-18) フレット溝を 0.5mm幅のいとのこで深さ 1.0mmで切り込む。(22フレット+1)
   (01-19) フレット溝を 1.0mm幅に仕上げ切り込みする。深さは 1.5mm程度にする。
   (01-20) フレットポジションマーク位置をケガキする。
   (01-21) フレットポジションマークの穴を明ける。(1.0mmドリル)
   (01-22) 樹脂材料(p006)を1.0mm径に加工しポジションマーク穴に打ち込む。
   (01-23) 指板表面を平(やや丸身を持たせ)に整形する。
   (01-24) 金属材料(s003)を幅 3.0mm 長さ 2cmに金切バサミで切断しフレット材を作成。
   (01-25) フレット材を平に打ち伸ばす。
   (01-26) フレット溝にフレット材をはめていく。(1〜22フレット全て)
   (01-27) フレット材を指板に接着する。(左右に出っぱったフレット材から流し込む)
   (01-28) フレット材の左右の余材を指板端面で切除する。
   (01-29) フレット材の表面をヤスリで平に削る。(指板とのフレット高さは 0.5mm程度)
   (01-30) 0フレット溝にフレット材をはめ指板に接着する。
   (01-31) 0フレット材表面をヤスリで平に削る。(指板とのフレット高さは 1.0mm程度)
   (01-32) フレット材の指板左右余材を指板端面まで平に削る。
   (01-33) 樹脂材料(p003)を幅 3.0mm 長さ 30cmで 2本カットして用意しておく。
   (01-34) ネック本体と指板の段差の所に サイドバンディング材を接着する。
   (01-35) サイドバンディング材をフレットの高さに合わせ整形する。
   (01-36) ネックテールを整形する。
   (01-37) 指板のナット接着部を削る。(0フレット溝より 1mm離し切除する。)
   (01-38) ネック材の余材を切除し整形する。
   (01-39) フレットとサイドバンディングを整形する。
   (01-40) サイドバンディング部へサイドポジションマークの穴を明ける。(1.0mmドリル)
   (01-41) 樹脂材料(p007)をサイドポジションマーク穴に打ち込む。
   (01-42) サイドポジションマークの余材を平に整形する。
   (01-43) ネックヘッドを整形する。(Mマークカットも整形)
   (01-44) ペグスピンドルシャフト穴 下穴を 3.8mmで明ける。
   (01-45) サンドペーパーで表面が滑らかになるまでサイディングする。
   (01-46) ネックテールをクリップで挟み指板部を除きシーラを塗り込み乾燥する。
   (01-47) サイディングする。
   (01-48) クリアラッカーをハケ塗りし乾燥する。(乾燥は充分に行なう。3日以上)
   (01-49) (47)〜(48)の工程を最低 2サイクル以上繰り返す。
   (01-50) ペグスピンドルシャフト穴を 4.0mmリーマで仕上げる。
   (01-51) 研磨する。(3段階位の研磨で輝き具合で判断する)
   (01-52) ネックヘッドに Mマーク Mosrite of Yokohama のシールを貼る。
   (01-53) 完成。


【 ボディーの作成 】                               【作業概要】へ戻る

  [作成工程 02-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (02-01) ボディー形状輪郭をボディー材(w001)にケガキする。
         (テンプレートを作成しています。)
   (02-02) テンプレートにあるガイドピン穴を 2.0mmで明ける。
         (全て これに 2.0mmのピンを立て 基準にする。)
   (02-03) バック ピックアップ取付け穴をハンドトリマで掘削する。
         (バック ピックアップ掘削用テンプレートにて トリマ径6.0mm 深さ15.0mm)
   (02-04) フロント ピックアップ取付け穴をハンドトリマで掘削する。
         (フロントピックアップ掘削用テンプレートにて トリマ径6.0mm 深さ15.0mm)
   (02-05) 3点式トグルスイッチ取付け穴をハンドトリマで掘削する。
         (スイッチ取付け穴用テンプレートにて トリマ径6.0mm 深さ18.0mm)
   (02-06) ボリューム、トーンノブ取付け穴をハンドトリマで掘削する。
         (ノブ取付け穴用テンプレートにて トリマ径6.0mm 深さ18.0mm)
   (02-07) ネックジョイント部をハンドトリマで掘削する。
         (ジョイント部用テンプレートにて トリマ径6.0mm 深さ15.0mm)
   (02-08) ジャーマンカーブ上部をハンドトリマで掘削する。
         (カーブ上部用テンプレートにて トリマ径6.0mm 深さ15.0mm)
   (02-09) ジャーマンカーブ下部をハンドトリマで掘削する。
         (カーブ下部用テンプレートにて トリマ径6.0mm 深さ15.0mm)
   (02-10) 外形輪郭をハンドトリマで掘削する。
         (輪郭部用テンプレートにて トリマ径6.0mm 深さ15.0mm)
   (02-11) 未掘削輪郭部をハンドトリマで ケガキ線に沿って掘削する。
         (ジャーマンカーブ先端 トリマ径6.0mm 深さ15.0mm)
   (02-12) 外形段差輪郭部をハンドトリマで掘削する。
         (段差輪郭部用テンプレートにて トリマ径6.0mm 先丸 深さ7.0mm)
   (02-13) ジャーマンカーブ上部段差輪郭部をハンドトリマで掘削する。
         (段差輪郭部用テンプレートにて トリマ径6.0mm 先丸 深さ7.0mm)
   (02-14) ジャーマンカーブ下部段差輪郭部をハンドトリマで掘削する。
         (段差輪郭部用テンプレートにて トリマ径6.0mm 先丸 深さ7.0mm)
   (02-15) いとのこ切削補助穴あけ。(いとのこマシン不性能の為)
         (6.0mmドリルで 1cm間隔位で 輪郭に沿って明けていく)
   (02-16) いとのこ切削 切り離し。
   (02-17) ボディー輪郭形状整形 (木工用やすりで削りとる。仕上げは金属用やすりで行なう。)
   (02-18) 段差輪郭カーブ整形 1(主に半丸彫刻刀で切削)
   (02-19) 段差輪郭カーブ整形 2(削り肌を滑らかにサイディング)
   (02-20) テンプレートにてネックジョイントボルト穴を 2.0mm で明ける。
   (02-21) 塗装用ネックをボディーに取り付ける。
   (02-22) シーラを塗り込み乾燥する。
   (02-23) サイディングする。
   (02-24) 水性白色ペイントをハケ塗りし乾燥する。(乾燥は充分に行なう。3日以上)
   (02-25) (23)〜(24)の工程を最低 2サイクル以上繰り返す。
   (02-26) 掘削箇所をマスキングする。
   (02-27) カラーペイントで着色塗装する。(乾燥は充分に行なう。3日以上)
   (02-28) 研磨する。(3段階位の研磨で輝き具合で判断する)
   (02-29) (27)〜(28)の工程を最低 2サイクル以上繰り返す。
   (02-30) クリアーラッカーを塗装する。(乾燥は充分に行なう。3日以上)
   (02-31) 研磨する。(3段階位の研磨で輝き具合で判断する)
   (02-32) 完成。


【 ネックジョイントプレートの作成 】                      【作業概要】へ戻る

  [作成工程 03-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (03-01) 金属材料(s004)にテンプレートにて ひようたん形状をケガキする。
   (03-02) 金切バサミで形状に合わせカットする。
   (03-03) ひようたん形状のくびれ部を金属ヤスリで整える。
   (03-04) テンプレートにてネックジョイントボルト穴を 2.0mm で明ける。
   (03-05) ボルト穴を表面より 皿座ぐりをする。(2.0mmビスの頭が平になるまで)
   (03-06) 表面をラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (03-07) 完成。


【 ペグの作成 】                               【作業概要】へ戻る

  [作成工程 04-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
         (======= 市販工作用ウォームギアを加工する ========)
   (04-001) 糸巻きギアのシャフト穴を2.0mm角に加工する。
         (======= ペグスピンドルシャフトを加工する ========)
   (04-01) 金属材料(s010)を旋盤(ハンドドリル)により 2cm に切断する。(6本)
   (04-02) 旋盤へ材料を 13.5mm出してセットし先端から 1.0mmの穴を深さ 1cm位あける。
   (04-03) 直径 3.0mm 長さ 13.5mm に切削する。
   (04-04) 先端から 1.0mm 離れた所より 2R のくぼみを切削する。
   (04-05) 表面をラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (04-06) 先端に 0.5mm で糸掛けスリットを切削する。(深さ 1.0mm)
   (04-07) さらに 1.0mm で糸掛けスリットを仕上げ切削する。(バリを残さない)
   (04-08) 旋盤へ材料を 3.0mm側 13.5mmをセットしチャック部に 0.5mm 残し 3.0mmに切削する。
         (0.5mmは 抜け止め段差 直径は原材のままの 5.0mmになります。)
   (04-09) 直径3.0mmに切削した面を 2.0mm角に仕上げます。
   (04-10) 2.0mm角にした面にウォームギアを打ち込みます。
         (市販工作用ウォームギア は2速ギアなので 高速側を内側にする)
   (04-11) 外側の低速ギアを 削りとり 抜け止め段差から 6.0mmに加工する。
   (04-12) (02)〜(11) の作業を 6サイクル行なう。(6本のスピンドルシャフト作成)
         (======== 糸巻き上げ ハンドルを加工する ==========)
   (04-13) 金属材料(s012)を旋盤にセットし先端から 2.0mmの穴を深さ 5.0mm位あける。
   (04-14) 材料の先端から 6.0mmの位置に 2.0mm幅で 深さ4.0mm程度の溝を切削する。
   (04-15) 6.0mmの角を R に加工し 形状を整形する。(楕円球形にする)
   (04-16) ギア用シャフトの先端 3.0mm位をニッパなどで荒す。(滑べり止め)
   (04-17) 2.0mmの穴に 金属接着剤を着け ギア用シャフトの荒した側を打ち込む。
   (04-18) 2.0mm幅で切削した溝より更に 5.0mm離れた所で切断する。
         (5.0mmは後作業の旋盤チャックしろ になります。)
   (04-19) 楕円球形にした部分の両側をヤスリで切削して形状を整形する。
   (04-20) 表面をラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (04-21) 2.0mm幅で切削した溝で切断する。
   (04-22) 接着したギア用シャフト側を旋盤にセットし 切削した側の形状を整形する。
   (04-23) 整形箇所をラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (04-24) ギア用シャフトを 長さ 14.0mmに切断し先端を整える。
   (04-25) シャフトの先端より 3.0mm位をニッパなどで荒す。(滑べり止め)
   (04-26) シャフトにウォームピニオンをシャフトが 1.0mm出っぱる迄 打ち込む。
   (04-27) (13)〜(26) の作業を 6サイクル行なう。(6本の糸巻き上げ ハンドル作成)
         (======== ペグハウス(ギアボックス)の作成 ==========)
   (04-28) 金属材料(s001)を 20.0mm X 20.0mmに金切バサミでカットする。
   (04-30) 単材 横に 8.0, 6.0, 8.0mm 立てに両端 6.0mmのケガキ線を書く。
         (長さ 8.0mm 幅 6.0mm 高さ 8.0mmの箱になります)
   (04-31) 金切バサミで幅 6.0mm を 正確に深さ 6.0mm に切り込む。(両側 4箇所)
   (04-32) 4角の 余材(7X6mm)を 長さ 8.0mmのケガキ線より 1.0mm位残しカットする。
   (04-33) 万力に上部ケガキ線で挟み 直角に折曲げる。
   (04-34) 万力の端面を利用して 右側面の 6.0mmを 直角に折曲げる。
   (04-35) ペグハウス治具をセットし 糸巻き上げハンドル通し穴(2mm)を反対側からあける。
   (04-36) 穴あけ側の壁板を治具に合わせて直角に折曲げる。
   (04-37) 穴あけされた壁板側より 糸巻き上げハンドル通し穴(2mm)を貫通させる。
   (04-38) 残りの壁板を治具に合わせて R に折曲げる。
   (04-39) 治具にある油注入穴をあける。(上面にある 1.0mmの穴)
   (04-40) 折曲げて飛び出した余料を 金切バサミでカットし整形する。
   (04-41) 糸巻き上げハンドル通し穴を U溝にカット加工する。
   (04-42) (28)〜(41) の作業を 6サイクル行なう。(6個のペグハウス作成)
         (========= ペグハウス(ハウス底板)の作成 ===========)
   (04-43) 金属材料(s002)を 12.0mm X 6.0mmに金切バサミでカットする。
   (04-44) 幅センターの端面 4.0mmの位置に 3.2mmドリルで穴をあける。
   (04-45) (43)〜(44) の作業を 6サイクル行なう。(6個のハウス底板作成)
         (============= ペグハウスの組み立て ==============)
   (04-46) ハウスにハンドルシャフト, 糸巻き, ハウス底板をセットし動作を調整する。
          (右巻き3セット、左巻き 3セット)
   (04-47) ハウス底板をハウス壁板部の幅で溝を加工するため切削部をケガキする。
   (04-48) ハウス底板溝を切削する。(溝深さは 0.5mm だが 溝間が 6.0mmにする)
   (04-49) ハウス底板溝にハンダしろの面取りをする。
   (04-50) ハウスと底板だけで組み 余料を 金切バサミでカットし整形する。
   (04-51) ハウス内にホワイトグリスを注入し 全てを組み込みハウスと底板をハンダ付けする。
   (04-52) ハンダの もりあがり等を整形し クリーニングする。
   (04-53) (46)〜(52) の作業を 6サイクル行なう。(6個のペグが完成)
         (========== ペグスピンドルスリーブの作成 ============)
   (04-54) 旋盤に金属材料(s011)をセットし センターに 2.0mmの穴を 1cm位あける。
   (04-55) チャック端面より 5.0mm にセットし 仕上がり径を 4.0mm に切削する。
   (04-56) 4.0mm側を旋盤に再セットし 幅 1.0mmの所で切断する。
   (04-57) 2.0mmの穴径を 2.8mmであけなおし 3.0mmリーマで仕上げる。
   (04-58) 単面の 幅 1.0mmのヶ所を整形して ラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (04-59) (54)〜(58) の作業を 6サイクル行なう。(6個のスリーブが完成)


【 ナットの作成 】                               【作業概要】へ戻る

  [作成工程 05-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (05-01) 旋盤に金属材料(s012)を 23.0mmでセットする。
   (05-02) 3.2mmピッチで 幅 0.5mm 深さ 1.0mmの溝を6本切削する。
   (05-03) 材料先端より 19.2mmで 幅 2.0mmの溝を 深さ 3.0mmで切削する。
   (05-04) ナット全長 19.2mmの両端を 0.7mmの面取りをする。
   (05-05) ラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (05-06) 2.0mmの溝を更に掘り下げ 素材より切断する。
   (05-07) 切断面をラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (05-08) ヤスリで 3.5mm平に切削して カマボコ形状に加工する。
          (加工面はヘアライン仕上げ)
   (05-09) 平面に対し直角に 1.0mm切削加工する。(加工面はヘアライン仕上げ)
   (05-10) 完成


【 ピックアップの作成 】                            【作業概要】へ戻る

  [作成工程 06-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
         (============= ピックアップ本体の作成 ===============)
   (06-01) 樹脂材料(p005)より 幅 20.0mm 長さ 40.0mm 素材を 6枚切り出す。
   (06-02) タイトボンドで 3枚を重ね合わせ接着クランプする。
          (2組作成 1日乾燥)
   (06-03) ヤスリで 幅 18.0mm 長さ 37.0mm に加工する。
   (06-04) 表面長手にセンターラインをケガク。
   (06-05) 表面センターより左右に 12.0mmの位置をケガク。
   (06-06) 24.0mm間を 5当分したポイントをケガク。(ピッチ 4.8mm)
   (06-07) 6個のポイントに 1.5mmの穴をあける。(ハンドで行なう。)
   (06-08) 表面より 1.5mmの穴を 4.8mmで 深さ 1.0mm座ぐる。
   (06-09) さらに 1.5mmの穴を 2.0mmで 深さ 2.0mm座ぐる。
   (06-10) 表面の各角面を R-1.0mm で加工する。(コーナーも同様)
   (06-11) 表面と壁面をペパーニングする。(ヘアライン仕上げ)
   (06-12) ビス材料(b008)を 各穴に ねじ込む。(頭が0.3mm位出てOK)
   (06-13) 裏面にビスの飛び出しがあるので ヤスリで平にに加工する。
   (06-14) (03)〜(13) の作業を 2サイクル行なう。(2個の本体が完成)
         (=========== ピックアップホルダーの作成 ==============)
   (06-15) 樹脂材料(p004)より 幅 25.0mm 長さ 46.0mmの素材を 2枚切り出す。
   (06-16) 表面長手にセンターラインをケガク。
   (06-17) テンプレートにて 穴位置と 抜き穴位置をケガク。
   (06-18) 穴位置に 1.5mmの 穴をあける。(6個 ハンドで行なう。)
   (06-19) さらに 1.5mmの穴を 4.5mmで 深さ 1.0mm座ぐり 1.5mmを 2.0mmでさらいなおす。
   (06-20) 抜き穴(18.0mm X 37.0mm)を抜き加工する。(内角 R-1.5mm)
   (06-11) ヤスリで 幅 24.0mm 長さ 45.0mm に加工する。
   (06-22) 各コーナーを R-2.5mmに加工する。
   (06-23) 表面と壁面をペパーニングする。(ヘアライン仕上げ)
   (06-24) (16)〜(23) の作業を 2サイクル行なう。(2個のホルダーが完成)
         (============= ピックアップの組み立て ================)
   (06-25) 金属材料(s005)を 幅 4.0mm 長さ 43.0mmの素材を2枚準備する。
          (端面は タップ処理後 穴ぎりぎりで 丸く整形)
   (06-26) ピックアップ本体の裏面センターに この素材を接着する。(センター両側に 2.5mm出る)
   (06-27) ホルダーに本体を組込み 表面よりホルダーのセンター穴より この穴を接着した素材にケガク。
   (06-28) 分解し マーキングされたセンターに 1.5mmの穴をあける。(左右共 加工)
   (06-29) この穴に 2.0mmのタップを使用し ネジを切る。(左右共 加工)
   (06-30) 再度組み込み ビス材料(b005)で表面より 本体とホルダーを組み立てる。
          (この時 ホルダーと本体の間に 2.0mmのコイルバネを挟むと更に良い)
   (06-31) (26)〜(30) の作業を 2サイクル行なう。
   (06-32) 2個のピックアップ Assy が 完成


【 ローラーブリッジの作成 】                         【作業概要】へ戻る

  [作成工程 07-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
         (============= ブリッジホルダーの作成 ===============)
   (07-01) 金属材料(s004)より 幅 36.0mm 長さ 45.0mmの素材を 1枚切り出す。
   (07-02) その素材幅に 2等分線(センターライン)をケガク。
   (07-03) そのセンターラインに 5.0mmの平行線を 2本ケガク。
   (07-04) センターライン上に 素材センターより振り分けに 40.0mmの位置にポンチングする。
   (07-05) そのポンチング位置に 3.2mmの穴をあける。(アジャストスクリューセット穴)
   (07-06) 素材の 5.0mmの平行線を面に 万力に挟み直角に曲げる。
   (07-07) ローラーホルダー治具を利用して片壁面にローラースライドビス穴を6個あける。
   (07-08) その治具を利用して反対側の壁面を直角に曲げる。
   (07-09) 曲げた壁面にローラースライドビス穴6個を貫通させる。
   (07-10) 形状を整形してラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (07-11) 完成
         (============= ローラーホルダーの作成 ==============)
   (07-14) 金属材料(s009)を旋盤にセットし先端を 平たく加工する。(基準面の作成)
   (07-15) スライドビス穴治具を利用して 2.0mmの穴をあける。
   (07-16) その穴に 2.6mmのタップを使用し ネジを切る。
   (07-17) 基準面より 12.0mmで切断する。
   (07-18) 基準面側を 旋盤にセットし 先端を丸く加工する。
   (07-19) 先端に V溝を加工する。
   (07-20) ラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (07-21) (14)〜(20) の作業を 6サイクル行なう。
   (07-22) 6個のローラーホルダーが 完成
         (========= ブリッジアジャストスクリューの作成 ==========)
   (07-23) 金属材料(s010)を旋盤にセットし 長さ 8.0mm 径 4.0mmに仕上げる。
   (07-24) 4.0mm径に 4.0mmダイスを使用し 長さ 8.0mmのネジを切る。
   (07-25) 8.0mmの面から 3.0mm離し切断する。
   (07-26) ネジ部を旋盤にセットし 長さ 2.0mm 径 3.0mmに仕上げる。
   (07-27) ラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (07-28) 先端に 0.5mmスリットを深さ 1.0mmで加工する。
   (07-29) (23)〜(28) の作業を 2サイクル行なう。
   (07-30) 2個のアジャストスクリューが 完成
         (=========== ローラーブリッジの組み立て ==============)
   (07-31) ホルダーに1弦用ローラーホルダーをセットし ビス材料(b007)で組み上げていく。
          (ビスの先端には (b007) のナットで固定し それらしく配置する)
   (07-32) これを 6サイクル行なう。
   (07-33) 完成
          (アジャストスクリューは 最終組み込みで使用する)


【 ビブラミュートの作成 】                          【作業概要】へ戻る

  [作成工程 08-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
         (============ ビブラミュート台座の作成 ===============)
   (08-01) 金属材料(s007)をテンプレートにより形状を裏面にケガク。
   (08-02) 外形最大サイズを 鉄ノコで切断する。 (幅 6cm 長さ 8cm位)
   (08-03) 幅側が平行になる様に ヤスリで整える。
   (08-04) 立体ケガキをする。(台座の厚さ テルピースマウント部の形状等)
   (08-05) テルピースマウントシャフト穴を 2.0mmドリルで側面から貫通させる。
   (08-06) 更にその穴を 4.0mmドリルで貫通させる。
   (08-07) 裏面より取り付け穴 ローラーブリッジマウント穴を 2.0mmドリルで貫通させる。
   (08-08) 表面より立体形状を電動工具等を持ちいて加工する。(台座厚さ 2.0mm迄)
   (08-09) 裏面に書かれた形状に形状を加工する。
   (08-10) ヤスリやハンドルーター等を持ちいて表面形状を整える。
   (08-11) ローラーブリッジマウント穴を 3.2mmドリルで貫通させる。
   (08-12) その穴に 4.0mmタップ でネジを立てる。
   (08-13) ビブラミュート台座マウント穴を 5.0mmドリルで皿モミする。
         (============== テルピースの作成 ===================)
   (08-13) 金属材料(s007)をテンプレートにより形状を裏面にケガク。
   (08-14) 外形最大サイズを 鉄ノコで切断する。 (幅 1.5cm 長さ 6cm位)
   (08-15) 幅側が平行になる様に ヤスリで整える。
   (08-16) 立体ケガキをする。(テルピースの厚さ等の形状等)
   (08-17) マウントシャフト穴を 2.0mmドリルで側面から貫通させる。
   (08-18) ラインストップ穴を 2.0mmドリルで側面から貫通させる。(6ヶ所)
   (08-19) 鉄ノコで表面のアーム取付部を残し切り落とす。
   (08-20) ヤスリで形状を整える。
   (08-21) 表面をラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (08-22) トレモロアーム取付穴を 4.0mmドリルで表面から貫通させる。
   (08-23) ラインストップ穴を 5.0mmドリルで皿モミする。
         (============= トレモロアームの作成 =================)
   (08-24) 金属材料(s006)をテンプレートにより形状を裏面にケガク。
   (08-25) 外形最大サイズを 鉄ノコで切断する。 (幅 1.5cm 長さ 9cm位)
   (08-26) ヤスリで形状を整える。
   (08-27) テルピースに付ける取り付け穴を 4.0mmドリルで表面から貫通させる。
   (08-28) その 3.0mm穴を 表面から 4.0mm皿モミする。(カシメシロになる)
   (08-29) 金属材料(s009)を旋盤にセットし 長さ 6.0mm 径 3.0mmに切削する。
   (08-30) 径 3.0mmに 3.0mmダイスで 3.0mmのネジを切る。
   (08-31) 長さ 6.0mmの所から更に 2.8mmの所で切断する。
   (08-32) ネジ部を旋盤にセットし 端部より 長さ 2.3mm 径 3.0mmに切削する。
          (0.5mmのツバができます)
   (08-33) アーム本体にネジシャフトを裏側より合体させ 表側よりシャフトヘッドを かしめる。
   (08-34) かしめた箇所を整形する。
   (08-35) 表面をラッピング用コンパウンドで研磨する。
         (============= ビブラミュート組み立て ================)
   (08-36) 金属材料(s014)を台座のテルピースシャフト穴に差し込み貫通セットする。
   (08-37) その材料と台座の穴に接着剤を流し込み固定する。
   (08-38) 台座サイズにあわせて シャフトスリーブをカットする。(軸受けの完成)
   (08-39) 金属材料(s015)を台座のシャフトサイズにあわせてカットする。
   (08-40) テルピースとトレモロアームを組込む。
   (08-41) スチールシャフトで完成したテルピースを組込む。
   (08-42) 組込んだ テルピースと台座のスプリングホルダーのギャップを測定する。
   (08-43) 市販器機(z007)をギャップの2倍でカットする。(最終組み込み工程で使用)
   (08-44) ビブラミュート完成


【 エンドピンの作成 】                             【作業概要】へ戻る

  [作成工程 09-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (09-01) 金属材料(s012)を旋盤にセットし端面基準面に加工する。
   (09-02) 先端より 2.8mmドリルにて 深さ 2cm位切削する。
   (09-03) その穴を 5.0mmドリルにて 深さ 2.0mmザグリする。
   (09-04) トロフィー形状に曲線加工する。
   (09-05) 表面をラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (09-06) 先端より 12.0mmでつっきり切断する。
   (09-07) (01)〜(06) の作業を 2サイクル行なう。


【 ボリューム、トーンノブの作成 】                       【作業概要】へ戻る

  [作成工程 10-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
          (旋盤のチャックの関係で 10.0mm以上はセットできないので 工夫しました)
   (10-01) 金属材料(s013)を 金ノコで 長さ 15.0mmにカットする。
   (10-02) 万力に素材をセットして 両端面を ヤスリで平に加工する。
   (10-03) 片方の端面中心に ポンチングする。
   (10-04) 卓上ボール盤にて 3.3mmの穴を ドリルにて 深さ 7.0mm加工する。
   (10-05) その穴に 4.0mmタップを使用して 4.0mmのネジを切る。
   (10-06) 4 X 20 のビスを その穴に立て 接着剤で固定する。
   (10-07) ビスの頭を金ノコで切断して 端面を整形する。
   (10-08) (01)〜(07) の作業を 2サイクル行なう。
   (10-09) ノブ加工治具を旋盤にセットし ボルト付き素材をセットする。
   (10-10) ノブつば径まで切削する。(直径 13.0mmまで)
   (10-11) ピックガードとのギャップをとるために ボルト側を 幅 2.0mm 直径 9.0mm に加工する。
   (10-12) つば側内から先端の 長さを 12.0mmに先端を切削する。
   (10-13) ノブの 曲線をに加工する。
   (10-14) カリフォルニアリングを2本加工する。
   (10-15) 表面をラッピング用コンパウンドで研磨する。
   (10-16) (09)〜(15) の作業を 2サイクル行なう。


【 ピックガードの作成 】                            【作業概要】へ戻る

  [作成工程 11-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
   (11-01) テンプレートにより 樹脂材料(p001と002)をケガキ カットする。
          (2枚重ねして使用するが パールホワイトの場合は 市販(z004)を使用する)
   (11-02) それぞれの 穴を ドリルにて 加工する。
   (11-03) ピックガード取り付け穴は ビス頭が 平になる様に 皿もみ処理する。
   (11-04) ボリューム、トーンノブを 4.0mmダブルナットで組み込む。
   (11-05) 市販器機(z002)を組み込む。
   (11-05) 市販器機(z003)を組み込む。


【 組み込み 】                                 【作業概要】へ戻る

  [作成工程 12-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
         (=============== ネックの 組み込み =================)
   (12-01) ペグ取り付けヘッドにペグスピンドルスリーブを挿入する。(6個)
   (12-02) ペグ完成品を裏面より 全弦用をセットし ペグ同士の干渉具合を確認する。
   (12-03) 第4弦用よりペグ底板にネック取り付けビスのU溝を加工する。
   (12-04) 4弦用、5弦用、6弦用、の順にU溝加工し取り付ける。
   (12-05) 3弦用、2弦用、1弦用、の順にU溝加工し取り付ける。
         (=============== ネックの 取り付け ==================)
   (12-06) ボディーとネックをマウントする為に ネックジョイント部に取付穴をマーキングする。
          (ボディー ピックアップマウント時の干渉具合を確認してセットして行なう)
   (12-07) ネックにマーキングされた連結穴を 1.5mmで4個 加工する。
          (外側2個は貫通 内側2個は 深さ 15.0mm)
   (12-08) その穴に 瞬間接着剤を流し込み 穴壁面を強化する。(しばらく放置する)
   (12-09) その穴に 2.0mmのタップで 2.0mmのネジを切る。
   (12-10) ボディーとネックをビス材料(b004)をネックジョイントプレートを挟み連結する。
         (============== ボディーの 組み込み ================)
   (12-11) ピックアップをマウントする。(フロント、バック共)
   (12-12) ピックガードをマウントする。
   (12-13) ビブラミュートAssyをマウントする。
   (12-14) ローラーブリッジ アジャストスクリューをビブラミュートAssyにセットする。
   (12-15) ローラーブリッジAssyをアジャストスクリューの上に乗せる。
   (12-16) ビブラミュート台座とテルピースAssyに 10.0mmのコイルバネをセットする。
   (12-17) 市販器機(z005)をテルピースからセットし ペグで巻き上げてセットする。
   (12-18) 完成


【 収納箱の作成 】                              【作業概要】へ戻る

  [作成工程 13-00] =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
         (================ 入れ子枠の作成 ==================)
   (13-01) 樹脂材料(p008) 幅 21cm 長さ 45cm にカットする。
   (13-02) ミニモズライトが落ち込む用に中グリ抜きする。
         (================== 下箱の作成 ====================)
   (13-03) 中グリ抜サイズに合わせて下箱を作成する。
         (================== 上箱の作成 ====================)
   (13-04) 下箱サイズに合わせて上箱を作成する。
   (13-05) 上箱表面に " Mosrite of Yokohama " のシールを貼る。
   (13-06) 上箱中面に 箱書きをして 完成です。


   長々の レポートですみません。おつかれ様でした。以上がハンドメイドの全て です。

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