恐いドーナツ!

シカゴに戻ってきて早約1ヶ月。
2月に入って、1日中マイナス気温の日が多くなりました。
昨日の朝はマイナス10度で昼間はマイナス6度でした。
1日中、雪水や池が凍っています。
ところで日曜日の夕方、旦那が「ドーナツ食いたい」と言うので
近く(といっても車で)のDUNKIN'DONUTSに買いに行きました。
DUNKIN'DONUTSといえば昔、名古屋にもあったけど
私の知っていた店は、もう何年も前につぶれました。
だってあそこのドーナツ、私には甘すぎる。
で、店に入ったらお客さん誰もいないの・・・
浅黒い顔をした店員(おじさん)がニコニコ奥からでてきました。
アメリカ人はDUNKIN'DONUTSのことを
「・(ドット)ヘッド(頭)ドーナツ」と言ったりするそうです。
店員のほとんどがインド人だからです。
インド人の女の人って額にホクロみたいなの付けてるから。
そんな事言うのは完全に人種差別です。
経営者がインド人なんじゃないかと言われています。
店員さんは挨拶を済ませると私達にドーナツ1ダース買え
1ダース買えとしつこく言ってきました。
1ダース、ドーナツ12個っていったい誰がそんなに食べるの???
「そんなに要らない。食べない。ベーグルも欲しい」
と断っても、しつこくしつこく言ってくるので
頭きて日本語で「要らないっちゅーのーーー!」って言ったら
その店員私達に「フィリピン人?ベトナム人?中国人?」と聞いてきました。
どれもハズレだよと思いながら「日本人だ」と答えると
「自分の一番上のお兄さんが日本に3ヶ月行ったことある」とか
旦那に「仕事してるの?場所は?」とか私にも「仕事してるの?」とか
「結婚してるの?子供はいるの?」とか質問してきたり
「日本人はみんなやさしいね。ぼくは大好きだよ。
今から僕とあなた達は友達ね!」とか言ってきて
"人なつこいインド人だな”と思っていたら最後に
「私はパキスタン人。パキスタンは好き?」と聞かれた。
"・・・・え?パキスタンって、あのパキスタン?・・"
ちょっぴり青ざめながら旦那と顔を見合わせて
"どちらかといえば嫌いよね〜"と思いながらも
「行った事無いから知らないよ」って無難に答えたら
「え?知らないの?パキスタンは良い人いないから僕は嫌い」
と、店員はニコニコして言いました。
もう慣れない英会話に私達は疲れたし、パキスタン人なので(?)
ドーナツ1ダース買ってしまう事にしました。
私はドーナツはいらないのでベーグル1個買おうと思ったら
「ベーグルはタダにするよ」と言うので「オニオン&サワークリーム1個」
と言うと2個袋に入れて、更に別のベーグルを指して
「これは?これも美味しいよ」って・・・「いらない」って言っても
「タダだから〜タダだから〜」とそれも2個袋に入れて
更に「これも美味しい」とマフィンまで2個袋に入れて
なんと5ドルでドーナツ12個とベーグル(硬くて大きい)4個と
マフィン(硬くて大きい!)2個を持って帰らされることになってしまった・・・
私達が店を出る時「あなた達明日も来てね!」って
こんなに沢山あったら来ないっちゅーの!
アメリカで肩身の狭い思いをしていたパキスタン人が
東洋人に心を開いたのか、それとも夕方で商品かいっぱい残っていたので
無理やり持って帰らせたのか
翌日、ドーナツとベーグルとマフィンの処理に困りましたとさ。
あ〜硬い。このベーグル!!!


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2002/2/8 produced by Eiji ANDO