オフィス街(紫)

大阪府の3R事業の推進に参加してきました。


大阪府の事業展開の文書をいれる。
”大阪アジア3R技術サポート事業と政府からの要請”
  
   事業展開の根底
 2004年6月のシーアイランドサミットにおいて小泉首相は、3Rイニシアチィブを提案、政府は20ヶ国と複数の国際機関の参画のもと、2005年4月に3Rイニシアティブ閣僚会議を翌年3月に同高級事務レベル会合を開催、2005年の大阪府エコタウンプランを承認すると同時に、国より3Rイニシアティブに積極的に取組まれるように要請を受ける。

   大阪アジア3R技術サポート事業の目的
 環境都市大阪の経験を生かし、アジア諸国が直面している廃棄物問題に適切に対処する技術の共有化を目指す。府は、これまでアジア諸国に対して、大気汚染など公害対策の技術移転に努めてきたが、これらの国々では、現在、経済成長による都市の肥大化の進展により廃棄物問題が大きな問題になっている。 「大阪エコエリア構想」に基づき、先進的な処理技術を用いた民間リサイクル施設の立地が進みつつあることから、これらのインフラを活用し、既存組織と連帯しつつ技術研修の実施や商業ベースの技術移転等によりアジア諸国の各都市をサポートする。
 
 南京市を始めとする中国各地・各地域、各企業の方々に日本の環境問題への取り組みとその成果を十二分とはいかなくとも、その内容、成果、展望は良く理解していただけたと思っております。南京市や常州市の抱える問題、経過と対策などが発表され経済発展の好調さと廃棄物の発生による負の好調さが悩ます課題である事も判りました。 企業家の方々の意欲的な環境や関連する産業への参画を大きく取り上げて私達一団に投げかけてられました。大きく応えるべく企業間の意見交換、懇親会での熱いやり取りは時間の延長をしてもなお続いたのは、その結果だろうと思います。

江蘇省 常州副市長      Sun Guojian
江蘇省 外事 處長    Xu Long
江蘇省 人民政府外事 副主任  Huang Xiqiang

大阪府政府 大阪府駐在上海所長 江原 均 Ebara Hitoshi

名刺交換させていただいた企業の方々(pdf)





 今回の視察で、中国が抱える問題と問題の発生の基盤、問題を解決する為の問題点、
私達一団は経済交流を目的にセミナーや技術研修会を開催しました、活発な意見交換や意見の具申などがありそれなりの成果を感じ取っておりましたが、最後はいつも”いくらで出来ますか?”、”工場はいくらで建ちますか?”、”いつから操業しますか?”すごく切羽詰っているのかと思いきや、とにかく金額から入って高いか安いかで中国の金額で答えると、「高すぎて駄目、もっと安くしてくれたら参加したり、送ったりする。」と答えが返ってくるのが常でした。日本はバブルの頃の経済発展を後悔し反省して環境問題を重視した国家に成ってきた、その反省を踏まえて、あなたたちに自分さえ儲ければ良いという考えが将来我が子や国土に悪いことしか残らないと力説するも効果なし。 そこに高成長と貧富の差が出てきたのでしょう、それも、ものすごく大きく。しかし、汚泥の処理料金は収集運搬費を除いて1t当り35000円、2450元、中国の物価価値からすると、べらぼうに高い料金設定、その汚泥は保管というう事で敷地の地面に野ざらしで放置してあった。蘇州市には埋立て処分場が在るそうですが、シートや排水の施設は在りませんので、日本企業が多額な費用を掛けて処理施設で脱水しても、雨などにあたり元の泥になる、貴金属のリサイクルをしようにも途中で抜かれてしまい100在った物が、処理場に着いたら80しかなく初めから80だったや荷崩れで途中で無くしてしまったーーだって!!これでは、何のために中国で企業を立ち上げて安い人材で収益を上げようとしたのか判らない結果になる、−−ここだけは共産主義の国を思い出してください、みんな平等。
 しかし、中国沿岸部や少し内陸部はまだまだ発展と拡大は確実でオリンピック、万博を経てもまだ発展をしているでしょう。経済協力をするのなら、今からでも遅くはないが協定、協力、参加型どの形でも大小関係なく取り込まれてしまうことを想定して経営運営をする事が慣用でしょう。加筆するなら、荒縄の上戸なので、蜘蛛の巣の様な友人関係と上下関係を、必要条件です。
 中国は更に貧富の差が出来ていつか過去の様な暴動が起きるのではないでしょうか。


中国の内情や企業後の問題点を書く
コロコロ各省の法令や法律が変わります、市長が変わったら「ごわさんで願います」がある国です。
現地の知人を介するか、参加させて自分の計画している期間の半分か三分の2でとっとと返るか辞めてしまう。
強欲張りは、先様が上、何しろ言語会話の疎通が出来ないから、何とでも訴える、関係者に。
人件費や土地は安価で使えるが、関係各所が高くつく。
超大型企業も中小も、贈収賄とリスク回避と更なる高官とのコネクションを持つことで上手くいく。
そのように感じた、中国視察とセミナーでした。
あくまで私の私見で、他の団体などには関係ありません。



工程表
7月31日 12時 中国東方航空で南京市へ
16時30分  ホテル到着チェックイン
18時  江蘇省外事弁等と歓迎会食 
8月1日 8時 南京市内視察
11時  伊藤忠南京事務所長と南京事情を聞きながらの会食 
14時  南京古南都飯店に3Rセミナー
 ネットワーキングレセプション
18時30分  参加企業との懇親会食会
8月2日 8時  ホテルチェックアウト
9時30分  江蘇州 廃棄物処理企業の視察と地域企業の交流
11時45分  常州市役所内で食事
12時45分  江蘇武進ハイテク開発区視察
 常州大学城見学
15時30分  常州市企業とセミナー・情報と意見交換会
17時45分  常州市副市長表敬訪問
18時30分  常州市副市長と晩餐会
23時  上海市到着チェックイン
8月3日 8時30分  上海市叙園観光
11時  大阪府上海代表と情報交換と昼食
15時  蘇州ドワ資源総合を視察、蘇州市の廃棄物情勢の交換 
19時  上海市内で慰労食事会
8月4日 9時30分  上海市万博予定会場を車窓にて視察と説明
 一路、上海空港へ
12時30分  中国東方航空で関空へ
14時20分  関空到着、解散。

関空から一路、南京国際空港へ

ホテルまでの風景
南京市庁舎19年 まだ、竹の足場材 南京外壁39m
500元の部屋 南京の朝もや?? 循環バスとタクシー

南京空港とは、19年1月から関空からのみ直行便が日2便ある、35度の気温でした。
手配のバスに乗り一路、市内へ向かいましたが、広大な平野は雑多な建物があり、
郊外の市民の服装はマトモとは言いがたいものばかり、建築中の建物の足場や囲いは10年前に来た時と変わらない、竹である。
南京事件があった時期に来たので、北京の暴動を思うと不安であるが、公式訪問なので安全かな??
ホテルは高級で50階建て、1泊500元(7500円ほど)とても綺麗なホテルでした。
南京大学(早稲田ぐらい)があり、学生は苦学生が多いとの事。
上下はあるが市内に住んでいる人の平均収入は5000−20000元ほど、
タクシーは初乗り10元 2Kmほどで2元の加算、バスはクーラーなしは1元、有りが2元均一料金。
客は助手席に乗り、降りしなに仕切り板越しに支払う、チップの考え方なし(当たり前か!)。
自転車とバイクはとても多くて専用の路側は在るが急に渡ったりする、夏の関係か日焼け予防か腕に布を掛けている。
市内での市民の夕食は、基本的に外食だって、裕福をアピールするのがある。
滞在中の食事関係は招待と歓迎で市中の食堂には行けませんでした。
歴史宝物館は、さすが4000年?と言うだけ有る歴史の凄さを感じざるを得ませんでした、紀元前1000年くらいからの宝飾品や遺物が目白押しで、その展示と誇りは感心しか出来ませんでした、なぜ、日本は出来ないのでしょうね。

日本の仏教


南京の企業局との会食


午前中の市内視察と午後の企業紹介とマッチングセレモニー
ガンダーラの神紀元前200年紀元前10年のサル

杭蘇州の会社の見学とマッチング紹介
江蘇市庁舎

市役所訪問と副市長との会談
副市長との会食

上海の午前中の市内観光
叙園 叙園とケンタッキィー 市民の足、ちょっと郊外

大阪府上海支局の支局長と飲茶の昼食で会食


視察団の慰労会を日本食の調査を兼ねて日本食レストランで行なう。
和食店

万博開催地を車上から視察
上海の空と万博予定地19年
一路上海国際空港へ、帰国。








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