黒川温泉郷と九重”夢”大吊橋の結婚30年

         ゆめ大吊橋

昭和51年11月に、今はバブル崩壊で解体したが朝日放送の経営だった「プラザ ホテル」で
両家で200人の方々のお祝いの中、挙式を挙げさせていただいてから30年の月日が流れました。
 通信と生体・物性の分析機器の製造販売をしている東京2部の会社の社員と大学を卒業後国立大阪大学の
小児科教授の秘書が結婚しました。
 あれから30年の月日の流れが有り現在3人の子供たちを授かり、1人は結婚しました。 
広野ばかりでなく、山も谷も雨も風もいろいろな障害、苦行を乗り越えて来た二人が迎えた30回目の
結婚記念日、妻が行きたいと言っていた黒川温泉と話題の大吊橋を見たいと言う私とが、残念ながら仕事を
引っ掛けた記念の旅行に成りましたが行って来ました。 
それと、今回も私たちには傘が必要でない事がまたまた証明されました、伊丹でも傘の必要な雨、大分についても同じ、
ランドに着いたら雨上がり、食事を取って大橋に向かったら大雨、着いたら霧に遭いましたが雨は無し、
黒川温泉まで小雨でそれ以降は曇り時々晴れ大阪に着いても晴れのまま。
 

泥の湯 明礬温泉 別府温泉保養ランド(ほんとの泥です)

 大分空港に降り立ち早速レンタカーを借りて、一路大分市内明礬温泉を降りた辺りに在る泥湯です
別府温泉保養ランドに向かいました。
報道でも時々出ているように思いますが、泥の湯に浸かってみたいし、一部混浴だしーーー。
むかーしよく流行った”ヘルスセンター”をそのまま残した施設で、この感じは行った事の無い人には
ちょっと難しいかな? 寂れて閑散としているが地元の初老の方々の憩いと井戸端の場、観劇の場であり、
子供たちにとっては好きなもの(オムライス、ハンバーグ、カレー、おはぎ、エビフライなどなど)が
食べれて広いお風呂と友達と裸で遊べたのです。 
石切ヘルスセンター、有馬ヘルスセンター、雄琴ヘルスセンター、今はどの施設も閉鎖されていますがーーー。
 【泉質】酸性明礬緑礬泉 
 【浴槽】男女別の内湯と泥湯、混浴泥湯(露天)
 【住所】大分県別府市明礬5組  電話0977−66−2221 
  公共交通機関で行く場合はJR別府駅西口からバスで明礬方面、「紺屋地獄前」下車すぐ。

 コロイドの湯、室内の泥の湯、屋外の泥湯(2箇所)の泥湯がありますが開放的で泥を体に
擦り付ける感じは屋外が一番です。
 礼儀として男性は、おへその辺りまで、女性は胸の分かれ目辺りまでの立姿で移動するようにしたほうが良い。
女性が見せてくれるのはかまいませんが、男性が露出させてこれみょうがしに歩くのはちょっとね、
浅いので座ればちょうどなのですが歩くのには浅いーーという深さです。 
浸かって泥を塗って出てきたらツルツルでした美肌を創るんですね!! 
ただ泥の匂いが落ちませんが美肌の為なら許せる!!

九重”夢”大吊橋  平成18年11月完成

九重橋 右クリック大きくなります 平成18年11月完成を心待ちに待ってました、いつ行けるかは判らなかったが、この機会に渡って観る事にした。
パンフや案内ではとても綺麗な景色なので広角レンズのカメラも用意をしていきましたが、残念!!!。
雲雨というか、霧というのか、すぐ近くは見えるのだが10m先は雲?霧?の中です。
「雲中模索」意味は違うが感じをそのままにした景色、雰囲気でした。 霧の中、橋の真ん中
当然、私たちが車から降りる頃には、雨は上がっていましたが、風の為橋を渡るには傘の利用は駄目で、 合羽オンリーの制限が付いていましたが、カメラ片手に普通に往復を歩いて渡りました。
橋のたもとではゴミ場とその周辺を脱ぎ捨てた合羽がうず高く散乱してましたし、一見して変わった方が、合羽を拾い集めては畳んでおられる伯母さんが居てて、”あの合羽畳んでどうするのか”意見伯仲しました。
残念ながら、紅葉を始めた峡谷の景色は見れませんでしたが、”もう一度、こい!!”という事だと受け止めて黒川温泉に向けて出発、また雨が降ってきた。

黒川温泉峡  野趣溢れる露天風呂

 今一番女性に人気で旅行会社のドル箱の黒川温泉です。夢龍胆の露天旅館 美里の湯
開口一番、期待が大きすぎました、なんだぁー、って感じです。
夢龍胆に宿を取り16時過ぎに到着仲居さんに部屋まで案内してもらいましたが、ここで一つ。
ロビーは3階で私たちは2階のお部屋、1階はお部屋と川も近くに在る大浴場と露天と家族風呂、ここのお湯の成分が書いてるのですが今ひとつ浸かった感触がありません、他も同じか行って見ます。
 ”温泉地界隈”という感じが少ない、死語であるが”ギャル好み”の名前や寂れた感じを予想していたのにほとんどのお店が新築かリニューアルしてほんとに綺麗でした?? くすんでいない黒板の板壁、新明館等だ、建物全体が新しい黒色をしていた。
 一部わらぶき屋根とか昔ながらの土間があるとかをきたしていたのですが、夫婦共がっかり、わびさびの秘境”黒川温泉”を期待してました。これで二つ。
庶民100円のつぼ湯 宿の仲居さんやお手伝いさんの服装はファミリーレストランの定番の二部式もんぺがどのお宿でもありました。
覗いたのは3軒ですが、皆柄は違うが同じスタイル、直接話したのは美里とお宿、冗談やお話が聞けず、”はい、あなたはあちらへ、そっちの人はそちらへ、右に行ってハイ左、−−
ナンテ案内されたら嫌気が差します。 これで3つ。
 嫌な事ばかりではありません、二人で川面を歩いていると”つぼ湯”があり覗きに立寄ると
60代小粋なおね―さん2人に二人ではいるんやったら今の内、二人でたっと居たるから入り―と
声を掛けて貰いましたが用意をしていないので感謝しお礼を言って写真を撮らせてもらい界隈を歩き始めました、
地元の住民の方でしょうね、お風呂帰りでしたから。

船とうなぎ、白水の町 柳川市

 柳川市案内翌日、朝の黒川温泉内を少し徘徊して、昨日の感想は別にして次泊まるならどの宿にしようかーーー
結局、お土産や記念品も買わずに成ってしまいました。 一路、車はダム湖の傍をくねくね走り柳川市へ向かいます。
福岡に14時に着く為には時間が余り無いので、掘割の街を車と徒歩で駆走で観光して、
御花 ツアー客が有名で美味しいといわれる鰻の蒸篭蒸しを頂きに「御花」へ、
「御花」は、柳河藩の藩主が別邸とした創られた屋敷で、それをそのまま現在の藩主が
記念館と結婚式やお食事処として開放しています。
団体用の建物ではなく結婚式場として利用しているほうのお食事どころで頂きましたが、
メニューの中に分からない品物があり質問してみました。 
さて次の品物は何でしょう??(全ての写真は右クリックで画像を大きく出来ます)
食材は??
 左側は、**と言って砂地に穴を掘ってカマキリのような釜を持っていて、太くなっているお腹の部分を食べますが、外郭が硬くとげでいっぱい。  
 右側は、**と言って1.5cmほどの円柱で、食感は少し固めのウインナーのようにパリッと言う感じで切れてコリコリしてます、通常は一般家庭の味噌汁に入っているそうです。

 掘割・運河・疎水は柳河藩主が防御と商業用に矢部川の治水と多目的に造られた掘割です。本吉屋
詳しいうんちくはホームページ  http://yanagawa-net.com を見てください。
白水祭りやさげもんめぐりなどの祭りものが目白押しですって。英語版の案内の一部です。
 蒸篭蒸しはツアーで組まれるのは「御花」ですが、地元の方々によると画一的流れ作業の御花より、
身が大きく厚くとろける様に柔らかいが、皮は歯応えがあり香ばしく甘味さえある
「本吉屋」に軍配が上がるそうです、ただ難点は団体さん用にと、まとめ蒸しをしていないので
20名程度の団体さんが限度でしかもいっぺんには出ない。
  −−> 左: シャコ 、右: イソギンチャク <−−