霧島温泉 鹿児島県 霧島
   神々と一番近い地 「霧島」は、神話と伝説の山々が人間とすぐ隣り合わせにある土地です。
   今回は天からか、私の家系宛てに「系図の中にあなたの家がありますが、確かめさせていただきたい。」との文が参りました。寝耳に水、瓢箪からコマの感じで、私の家系に尋ねてましたが判らず、そのままではお酒も飲めない?と思い、これを口実に一路、鹿児島空港へ。
    1時間後には空港に立っていました、あいにくの雨が前途多難を暗示しているかの様に降り、’霧島温泉’の看板が急に現れる。 しばらく進むと、いきなり晴れ渡り、色鮮やかなミヤマつつじの花々に囲まれた。真紅の花びらが雨に洗われ更に艶やかさを増しておりました。近くの体験コーナーやお店を見ながら取り合えず宿に入り、ひっと風呂を楽しみました。お湯は透明で(ろ過してるのかな?)、硫黄の臭いも微かでぬめりも無く、一間、ラドン温泉と間違えそうな湯質でした。宿がダメッだったのかなーー霧島観光ホテルー雰囲気的には豪華で来客数が多いように思えるホテルです、今は、時代の流れに取り残されている感じで、部屋の玄関は鉄の扉で食事は椅子の大食堂、テーブルの敷物はビニール製、給仕はエプロン掛けで着物は無し、料理の出し方は「ハイ どうぞ!」って感じでテーブルにーーだから、仲居さんには心づけは無し。。ちなみに、平成13年4月28日の土曜日です。温泉地でこんな観光ホテルがまだあるんだ!?と感心しました。これからはもっと調べて予約をしなければ。宿に入るまでに感じのいい旅館が在ったのに--。
辞めたほうが良いよ、霧島観光ホテルを使うのは、今どきこんなサービスをしていて生き残ろうなんて、大間違い!!食事つきで10000円なら妥当なホテルです。
 さて、宿は寝ればサイナラなので朝にチェックアウトして、一路霧島神社へ。15分ほどで大きな鳥居の前に出ました、「霧島神宮」と書いてあり、鳥居の中を車でくぐり、すぐ傍にあった霧島神社案内所が在ったので知識の先取りの為に入館しました。ふむふむーー。さらに、参道を車で登ると少々開けた、お食事処や土産もんやさんの集まりの所に出て、駐車場に止め、さらに、玉砂利の参道を歩いて登り、また大きな鳥居をくぐり竹林の中を歩くと、鮮やかな朱塗りで鳳凰のような感じの神殿が見えてきました。ここが、「出処」ならいいなぁーーと思った。社務所に伺い、税所会の方に面会させてもらい本日の目的を説明するととても喜んでいただき、ルーツ(家系の流れ)を説明していただき、安心した気持ちになりました。4月28日は税所会の日で全国から集まって懇親交流をされましたとのこと。来年こそは、参加させていただきたくお願いを致しまして、社殿に案内していただき、玉櫛の奉天をさせていただきました。理解のある妻と一緒になれたことを感謝させていただきました。

 平成14年4月28日、日曜日、息子と一緒に霧島神宮に参拝、税所会に出る。