平成23年9月16−17日 箱根宮ノ下を訪ねる

孫の4人目、5人目の出産予定が10月初旬なので、夫婦の時間を作れるのはこの時期しかない、
また、箱根離宮の宿泊や小田原の小田原提灯の自作、蒲鉾の自作などいろいろな情報を入手して記念の旅行を企画しました。
二人して着物での旅行をするのは久しぶりで私なりには、気持ちウキウキで新大阪の出発です。

気持ち・感想 写真・カタログ
小田原の鮮魚店 魚國
 小田原に到着、JRと小田急が橋梁に上で連絡されて便利でした、早速、観光案内所に寄り、地場産業舘の所在を確認!、え〜〜曜日が決ってて2,4の日曜日だけとのことで落胆! ここでへこたえる私ではありません、小田原提灯は有名です、製作してるところを探して!ってお願いしたら「山崎提灯店」を教えて頂きました。 (この時点では、長有名店とは知らなかった)
 作品を作るつもりだったので早めの到着、作成が出来ないのでチョット商店街を散策、ドルチェに入ってコーヒータイム、11時になったのでついでに教えてもらった鮮魚料理店で昼食をいただく株式会社魚國の2階へ。
 1階は、獲れ立ての魚や海老、イカ、などなど、、。 これは美味しい新鮮魚貝類をいただけると期待満々、でも、残念でした。
 海老はボタン海老で大きく美味しく納得でしたが、妻が好きな烏賊が真っ白!! これって何時に潰した烏賊なの??? 鮮魚では?、泳いでたやん!! お昼なのでサラリーマン?!や家族などが入れ替わりで忙しいお店なのに、早かったから昨日の残りを出されたのかな?残念でした、次回は違うお店に入りたいです、ちなみに料金は¥1800円/人。
 
エクシブ箱根離宮ベランダ
提灯屋 山崎提灯や
 魚國を出て、山崎さんに電話をさせていただいたら今日はお休み! でも、、快く訪問を承諾いただきタクシーで出発。
お店は、小ぢんまりしてました、でも、雨樋は閉まってて不安に押し流されそうな気持ちを押して、”ごめんください、電話をさせて頂きました白坂です”。
 ご夫婦で提灯作成をされておられ、手を止めていただき「提灯の自作は出来るのでしょうかと」「文字などを書き入れるのは出来ますが今日は、、、」そらそうでしょね、いきなり来たのですから。
家紋や文言、絵などを書き入れていただくのはOKとのことで、早速に、達磨さんや家紋の図案を渡してお願いをした。
この時に知ったのが小田原駅コンコースにぶら下がっているのは、山崎さんの作品!!すごい!! 又、有名人と知り合いに成れました。
 談話の中で、奥様は最近走るのに感動して各地の「マラソン大会」参加して完走をしておられとか。 大阪マラソンに申し込んだけど落選、神戸にも申し込むが結果はまだ?? とても残念そうで、、。
 下記は、山崎さんのHPです。

http://www.odawarajibasan.jp/shop/yamazaki-chochin/index.html
山崎提灯店前
箱根の観光
 小田急の**駅まで、丁寧にも自家用車で送っていただき恐縮でした。
小田原から箱根湯本までどのくらいの距離が在るのか分からないが、特別に特急券をホームで販売をしているので購入しました、座席で写真を取っていただきました、ご夫婦様有難う御座いました。
 スイッチバック式の登山電車、とても珍しいので妻も喜んで写真を撮ってましたが、スチール写真より動画が撮れるのだから、ビデオで撮るように進言。
 宮ノ下の駅で降りるとランチュウのモニメント!?(理由を聞き忘れました。)
 1泊目はリゾートトラストの箱根離宮に宿泊、オーナーなのでチェックインはアッと言う間、1フロアーに3室しかない部屋に案内されて、ゆっくりさせていただきました。 夕食は和食でカウンター席板前さんと会話をしながら、きのこ類の食事や”飛子といくらの違い、子持ち昆布と数の子、シシャモの違い」などの話題に沸いて時間を見れば3時間美味しく楽しい時間でした。 スタッフの方々心遣い有難う。
 手荷物をフロントに預けて少々パラパラしている中を宮ノ下から強羅に着き1日券を購入、1つ目のケーブルカーに乗ると同時に大雨です、セーフでしたが、先が困りそうです。
 2つ目、3つ目は、ロープウェイで、乗り換えは屋内で濡れる事はなかった、やはり私達は雨に困る事は無く降りる頃には上がりました。 地獄谷で一旦降りて記念写真と写真、名物の黒卵と黒カレーをいただき、乗り継ぎ場所へまたまた大雨!、最後の降車場所の芦ノ湖湖畔で時間が無いので観光船をパチリ。 手荷物を受け取って、道路向かいの「富士屋ホテル」へチェックイン、明治初期の創業の超老舗で1度も火災に遭っていないとの事で重要文化財指定です。

小田原電鉄ロマンスカー

富士屋ホテル  老舗の味は
 確かに「ふるい、古い」でも、当時としては最新設備で、特に彫刻類は見事です、尾長鳥なんかは、柱や壁を立体的に利用しているし、縁起物の彫刻やホテルに欄間が随所に在って、その上に、西洋の彫り物、柱、絵画がありホント、「珍しいコンセプトです」、食事は一同に会してホールで給仕さんが付いての洋食フルコースの食事、2時間半ゆっくりした時間の流れの中で食事でした。
 お部屋は、ながーい敷物廊下を端まで歩いて4階の突き当たり角部屋で西の窓の外は山肌で登山電車が急な斜面を走ってました。 でも、設備は、昔のままで私なりには「古い!」で納得ですが、今の青年は、「え〜〜〜 考えられない!」でしょうね、お手洗いはウォッシュで、湯船なども今風です、ご安心を。 しかし、遭えて施設内の当時のタイル風呂へ、写真は他のお客さんが入っておられて、8畳ほどのお風呂なのでチョット無理でした、これも、改築をしていないそうです、、重要文化財なので許可が取れない限り手直し、改築は無理ですって、維持するのも大変ですね。
朝食も同じホールでの2種類からの選択。
 


箱根の記念に蒲鉾と寄木作りを体験
 ネットで調査済みでしたが、エクシブで確認した鈴江の蒲鉾と木間寄木美術館(0460-85-5646)に向かう。
箱根湯元からバス、、をやめてタクシーで向かう、時間に少々遅れたが1組しか参加していないので早々にスタートをした、かん木をいろいろにカットして組み合わせて木片を作り、木片を組み合わせて模様や形を作るもので、幻想的や見事なもの、簡単なもの、箱根の寄木細工を学びました、からくりで蓋を開けるまで4工程から10工程まで複雑怪奇な宝石箱が多数展示されいました、私達は次の蒲鉾製作の時間の関係でコースターを作る事にした。(¥800円/人)
1時間ほどで持ち帰れたので、少々おみやげ物や雑談をして時間を待ちました、このお店は、10年ほど前までは大阪の阪急デパートに特産品店も企画の時に出展をしていたそうです、芦屋や学園前、帝塚山富裕層の方々によく購入を頂いたが、バブル以降はさっぱりで撤退しましたとの事。
 バスで2つ先ですが暑いのでタクシーで、鈴廣かまぼこの里に向かいました。
竹串に巻いたものと板に盛り付けたものの2種類を作れます、写真は間違わないように板に記名をしたところです。 鮫やグチ等の白身魚のすり身を使いました。
小1時間で出来上がりました、串蒲鉾は食べちゃったので串は燃料に変りました。