奄 美 大 島 (鹿児島県)

  平成17年1月2−4日 今年の家族旅行です。 沖縄が返還されるまでは、大島紬やハブとマングースの林など、南国の気分を味わえる島でした。 父は、よく遊びに母と行った話をよく聞いておりましたが、私が行った事は無く、大学1回生のときに中学の同期3人で与論島に行くときに寄航しただけだった。 早朝の早朝から仕事をはじめて出発の時間に合わせ、12時半に奄美空港に着陸、空港に下りたら雨でしたが、下車するところではきちんと上がってました。ホテルからのお迎えのバスが来て荷物だけ渡して、ハイヤーで近くの観光、名所を説明付で観てまわる。 原ハブ観光所が面白かった、巧妙な会話術でびっくりさせられたり、笑ったり、へえーと感激したりとマングースとの戦いより面白かった、これはお勧めです、¥800 入場料金。
 個人経営の民族民芸館に立寄り、葉っぱで出来た傘をかぶりながら坂を上れば、牛が引いているはずのサトウキビの粉砕機があり何時もの様に牛の真似をして臼を引きながら記念写真、サトウキビジュースはおじさんを呼び出して専用の絞り機で1杯200円、独特の甘味と青臭さ、サトウキビの屑が微妙に混ざったもので、不味くは在りませんがーーーー(青汁??もう一杯)。
 芋を上げたお菓子をいただきながら、民芸館の家の中を覗くと、おじいさんが居てはりまして、歌を聞かせたるから上がっといでと誘われ、ホイホイと遠慮なく上がらしてもらい民族歌を5曲聞かせてもらい拍手喝采をしてお礼を言っていたら、今度は踊りを伝授するといわれ、嬉やうれしやで、沖縄とよく似た踊りを教えてもらいました。 お礼に何かと、申し入れましたが、また来てくれたらそれが最高や、。 宣伝とまた来ますからねと伝えて後にしました。ホントいい方々でした、帰宅して礼状を送りました。この施設の前が、「ばしゃ山村」というホテルで、海岸に隣接をしてて遠浅で潮の流れがいいのかとても綺麗な海でした、次回の海シーズの宿はここに決まりですは、部屋の扉は仕方ないですが、あちこち錆が目立ちます、近いのはいい、許す!
  私たちの宿は、空港から近くの「コーラルパームス」、宿泊したコーラルパームス庭を大きくとって開放感のある施設でした。 海岸線までは、結構歩かないといけなくプールがお勧めだけど、台風などのときは施設の近くまで波が飛んで来ますですって(防波堤が無いから仕方ないでしょうね、津波のときは100m先の高台の道路まで避難です)、夕食は別棟の食堂で海産物を混ぜたバイキングをいただき、部屋で恒例のトランプゲームで、お年玉の増額か減額かーー、今夜は、次女が一人負けで当たるは愚痴るは大変。 
  翌日は、マングローブの林をカヌーで散策、一人乗りと二人乗りに分かれ乗船、オールの使い方を陸上で教えてもらい救命胴衣を着けて出発、川から出発で少々深そうだけど2mくらいの水深です、流れが有るの分からない位の流れの中をスイスイト下りました。 川幅が広くなったところに出ると水深50cmほど、オールで川底を突くことが出来るくらいでしたが、きちんと漕ぎながら、ポツポツのマングロウーブの群生から一見して分かるずーと続くマングローブの森の中に続く小川にスーと入っていきました。 中は、マングローブの枝が縦横に伸び、川筋が無ければ自分の位置が分からなくなる様な茂みになり川の水深はカヌーのそこがつかえる位になって来た所で進入禁止で記念写真をハイ、パチリ。本の川筋まで出てきたら、40cmくらいの魚が十数匹の群れを作って泳ぎ去り後で聞くと塩水が入ってきているので、????という魚ですって(聞きましたが忘れてしまいました)、そうそう、マングローブは干潮河川に育つのでした。
 昼食をクラブハウスでごくごく普通の食事を取りました(奄美独特の食事が分からなかった)、原始の森に向かいました。 シダ類がとても大きく高く生えていて15mほど有るのがそこいらに一杯ニョキニョキ、ゼンマイの親分や椰子の木?見たいのも20m程高さがり”昼なお暗い密林を家族は道に迷いながらますます密林の奥に迷い込むのであった。 モスラーなどの東映映画の撮影に一部が撮影に使われたとか、その辺りの原始のシダの葉を分けて、原始人や恐竜が出てきそうな何やら臭いがしてきます、早々に退散をして海岸線で救助を待つことにします。 夕陽が綺麗という海岸に出てきました、冬なのにバンガローのアイスクリームが良く売れていて、早速に私たちも恋人たちと一緒にマンゴーのアイスクリームを注文、いただきまーす。海岸の砂は細かく綺麗でしたが、海草がかなり茂っていて泳ぐには見る限りちょっと沖に出ないといけなさそう、ここも夏には本州からの観光客でごった返しそう、悲しいことを発見してしまいました、将来ガメラに成るはずの海がめの子供(アオウミガメ?)が干乾びて海岸に打ち上げられていました、海に投げ返してあげましたがーー、今夜の夕食は、やはりバーベキュー、奄美、独特の食事は何処に行けば頂けるのでしょうね、今夜のトランプは私が一人負け、次女も取り返して機嫌が良くなりました。
 三日目の予定は、会社の同僚の実家がありご挨拶に行かせていただくこと。 前日にこの辺りだろうと目星を付けていたのですが、タクシーの運転手に住所と名前を伝えると「あーそこは良く知っている、***さんのとこらやなー、息子は確か大阪のほうに就職してるて聞いてる、」と返事、こっちがびっくりしてしまいました。 綺麗に整理と手入れの行き渡った庭と周辺、初めて奄美の茶菓子として常に出されるというゴンボのような茎の漬物?をいただき癖になる味でした。昼食は、斜め前にある名物料理を食べさせてくれるお店があり、「鳥飯セット」、鳥料理のフルコースで刺身から天婦羅、煮物、スープ、焼き物、最後は一人一釜の鳥飯、鳥が嫌な人は大変な量でしたが完食でご馳走様でした。 まだ少し時間が余るので、旧奄美大島空港の跡地にある文化施設で民謡大会・発表会があり、奄美、沖縄、鹿児島の民族舞踊や歌を鑑賞させていただきラッキーでした。また、 旧空港施設を見渡せる塔に登り、”奄美大島を一望した”と言って歩いて下りました。
  時間が来ましたので、新奄美空港に向かい伊丹へ離陸しました。