昨日は一日、セミナーに参加してきました。
このコラムでも何度か紹介している、『幸せな小金持ち』シリーズの本田健さん
のアイウエオフィスが主宰したものです。内容は実際に参加して体験していただくとして、幸せで豊かになることを望ん
でいる人たちが日本全国、北は北海道から南は沖縄まで、100人以上集まった
会場は、熱気とワクワクした雰囲気にあふれていました。セミナーの内容にも新しい発見がたくさんありましたが、それと同じように
楽しかったのが、集まった人たちとの出会い、語らいでしたでしょうか。様々
な分野で活躍されている人々との会話は、普段の生活では味わえない楽しさ
いっぱいでしたね。後の懇親会では心からの笑顔があっちでもこっちでも
見受けられました。自分がどういう人間なのか知りたかったら、自分の周囲にいる人々を見渡して
みるといいと聞きます。人は自分と似た人々と一緒になるもの、『類は友を呼ぶ』
というのはホントのことのようです。もし、その状況をいやだと感じたら、その
人の居場所はまた別のところにあるのかもしれません。そういう時は普段とは
ちょっと違った場所に行ってみたり、新しいことを始めてみたりすると道が
開けるやもしれません。人との出会いは、人生における最高のプレゼントのひとつ。
これが昨日のセミナーに参加して実感したことでしょうか。(^^)
いよいよ選挙&神田で寸劇をみながら思ったこと 2003年11月05日(水)
今週末は選挙ですよねぇ。朝など通勤途中で立候補者たちの姿を
みかけたりしています。なるべく地元の候補者のちらしは受け取る
ようにはしています。まぁ投票の判断材料のたしにはなりますでし
しょうから。やはり興味があるのは自民党系の立候補と民主党系の
立候補。久方ぶりの政権交代はありえるのか?長引く不況の原因の
ひとつとして、日本人が「変化を好まない」といいますか、「変化
を恐れる」気持ちがあるのかなぁとも感じます。これからの日本の
行く先を決める選挙にもなりそうです。ぜひ皆さん、投票所に足を
運びましょう!あ、そういえば、いまのところ名前を大音響で連呼しながら走る
選挙カーをみかけていないような…。ここら辺も変わっていくといい
なぁと希望しちゃいますねぇ。
中国の西安の大学文化祭において、日本人留学生が演じた寸劇が
品位を汚すもの(最初、NHKのニュースでは『裸踊り』なんて伝え
ていたような…)として非難され、大規模な反日デモに発展して
しまったということですよねぇ。あまりの過激な反応に「?」と正直思いましたが、中国人を侮蔑する
ような内容も含まれていたという話も聞こえてきますし、仕方ない
面もあるのかもしれません。昔と違って安価で気軽に中国に渡れる
現代社会では、留学生たちも向学心に燃えて…という人ばかりでは
ないのかも。その反面、一地方の大学の出来事に対する反響の大きさに、「煽って
いる勢力があるのかなぁ」とか、「日本国内にも呼応する連中がいるの
かもなぁ」とか、ついつい想像してしまったりもしています。こういう
時、したたかな中国政府だとたくみにこの状況を利用して、自国に有利
にことを運ぼうとするんだろうなぁとか考えてしまったり。(^^ゞ
案外、一般の中国の方々はもっと冷めた目で事件を眺めているかも
しれません。連休中、神田の古本まつりにおいて、劇団Dotoo!のストリートパフォー
マンス(まぁ要は寸劇ですね(^^)b)を眺めながら、ちょっと考えてしま
いました。ちょっと下品な内容に対して、顔をしかめつつも寛容で自由な
日本の社会に暮らしている幸せを、何となく噛みしめた週末でしたでしょうか。
そろそろ冬間近とは思えない、初夏のような陽気が続いている日本列島。
(北海道では雪も降っているようでしたけど)
とはいうものの、そのうち一挙に「冬将軍到来!」ということになるかも
しれませんよねぇ。SARSのことについてよく書いたのが3〜4月頃
でしたでしょうか。まぁこれも中国政府がずっと隠していたためで、本来
インフルエンザなんかと同じで冬期に流行する型の感染症だと予測されて
います。どちらかといえば季節的な要因(冬が終わったから)で終息したかもしれ
ないSARSでしたが、専門家の間では(とくに中国を中心とした)再発生
を懸念する声も聞こえてきます。少し前になりますが、現在分かっている範囲でではありますが、一般の人
がどのようにSARSに対応したらよいか、テレビで特集していたので、
書いてみたいと思いました。一応、コロナウイルスの一種と同定されたSARSウイルスですが、感染
経路はいまだ特定できていない様子。一時期、ハクビシンという野生動物
から検出されたということで騒ぎになりましたが、このハクビシン自身が
他の動物から感染した可能性がでてきたとのこと。うーん、簡単にはいか
ないようです。で、予防のポイントですが、キーワードは「空気感染ではなくて接触感染
に注意!」といったところでしょうか。(1)マスクでは予防効果があまりない
(2)手洗いをきちんとする
(3)日本人は感染しにくい
(4)幼児より大人の方が感染しやすいい
(5)喫煙者は非喫煙者よりもかかりやすい
(6)インフルエンザと見分けることは可能(下痢症状が見られる)
(7)ワクチン開発はすすみつつある(が完成していない)
(8)短時間で診断可能な検査キッドが開発されている(まだ市販されてない)こういった情報がありました。(2)に関しては手などについたウイルスから
感染することが多いため。(3)日本人は握手をする習慣がないため、(4)
に関しては、幼児がSARSウイルスに汚染されていそうな場所にいったり
触れたりすることが圧倒的に少ないためだそう。(しかし、ホントか?)
(5)は汚染されたタバコを介して、それを口にすることにより感染しやすく
なるとか。注意をしていただきたいのは、あくまでも現時点での情報だということですね。
それに一応見分けることが可能と言っても素人判断は危険です。きちんとお医者
にかからないと!(^^)b表面上は終息した中国ですが、きっと上下水道のインフラ整備なんて行われて
いないんだろうなぁ。日本から送った多額のSARS対策費用はどこに使われ
たんだろう…。まぁとにかく、再流行しないことを願うだけでしょうか。
ペナルティーのある方が投票に行くのかも 2003年11月11日(火)
この前の日曜日は選挙でしたが、皆さま、投票所に足を運ばれましたでしょう
か? 日本人は後から愚痴る傾向があるようですが、きちんと意思表示する
機会を生かさなかった方々は、ある意味「日本の行く末は他の人たちが考えて
くれ」と意思表示したともいえますから、それこそ愚痴る資格はないかもしれ
ませんね。民主党と自由党の合併、マニフェスト等々…今回の選挙はマスコミが取り上げ
たくなる話題が結構あった上に、選挙カーでやたらに名前を連呼するという
候補者もそう見かけず(私の目につかなかっただけか?)、その代わりなの
でしょうか、街頭演説にかなりの力を入れていたような印象を受けました。
近所に小泉さんが来たり、菅さんが来たり。変わったところでは田中康夫
長野県知事などの顔もあったようで…。「これで投票率があがるかなぁ?」と少し期待していたのですが、終わって
みれば過去最低から2番目の投票率の低さとのこと。やはり日本人はホント
の意味で変化を望んでいないのかもしれないなぁと感じました。その一方で不在者投票数がかなり増えてもいる様子。ところが残念なことに
保管していた投票用紙を開票場に運び込むのを忘れ、その結果、得票数に
カウントされないというミスが各地で発生してしまいました。予測を上回る
不在者投票数があったため保管場所に困って…とか、全部開票しても当確に
影響はないから…とか。「え?」と思うような理由だったり。選管の側も
あまり有権者の一票の重みを感じていないのかもしれません。二十歳以上の大人が全て選挙権を持つことを当たり前のことと思ってしまって
いるのが日本人なのかもしれません。日本でもかつては一定額以上の税金を
納めている成人男子のみに選挙権のあった時代もあるし、世界中でも例えば
男性にしか選挙権のない国とかもあるでしょう。自分の手で勝ち取った選挙
権とは言えないため、それをありがたいと感じることがないのかも。ちょっと乱暴かもしれないけれど、無条件、ではなくて何か条件つきで選挙
権を与えるとか。投票しない人にはペナルティーを与えるとか。そういった
こともありなのかなぁとも思ってしまうのでした。まぁ、とにかく自民が過半数の議席を獲得し、その一方で民主も躍進し、
世の中がどのように動いていくでしょうか。公約(マニフェスト)がどの程度
実行されるか。注意深く見守っていかないと。(^^)b
時間が流れるのは早く、時代が流れるのは遅い? 2003年11月16日(日)
早いもので、2003年のカレンダーも残りが少なくなってきましたねぇ。
例年今頃から暮れの大掃除に入っていたり。掃除好きとはいえませんが、
やり出すと結構凝ってしまって、体力を使い果たして寝正月になって
しまうことも…。そんなこんなで毎年、11月から少しづつこなすよう
にしています。自宅ではMacを愛用している私ですが、久方ぶりに買ったPC雑誌の
付録がCDーROMではなくて、DVDになっていたのに大ショック。
さすがに次の機体を考えなくては…と考えていたところ、iBook
がG4の時代に突入したというニュースが。ちょっと物色せねば。パソコン
って購入するまでが楽しいんですよねぇ。(^^ゞ
選挙が行われてから1週間。政界も大きな動きがありましたよねぇ。
「自民党と民主党の2大政党制に近付くか?」と報道されている一方で、
惨敗した保守新党が自民党に吸収され、これまた惨敗した社民党も土井さん
が党首を辞任しましたよねぇ。いかな動きの遅い日本の社会とはいえ、
ここでもようやくマトモな国へと進んでいっているようです。本来、旧社会党はソ連邦が解体した時点で、その役割を終えていた政党とも
いえるわけで、(なんせマルクス・レーニン主義の総本山が潰れたのですし)
社民党と名前を代えて生き残りをかけてきましたが、さすがに国民の支持も
得られなくなったということでしょうか。拉致問題が世間で認知されるまで
に25年という歳月がかかってしまった原因の一端は、社民党にあるとも
いえましょうし。そして誰もその責任をとってはいませんよねぇ。マルクス・レーニン主義は根本にあるのがユートピア思想なのかもしれません
が、生み出されたのは「一部の特権階級による独裁体制」と「貧しさを平等に
分かち合う社会」だったといえましょうか。そこら辺を全然整理しないまま
きてしまったツケを、ようやっと払うことになったのかもしれません…。
ここ数日よく頭に思い浮かべていることに、『フォーカスの力』という言葉
があります。「思考が現実をつくる」ということはどこかで聞かれたことが
あるかもしれませんが、それを効果的にするための方法といいますか。
光を虫眼鏡で集めて一点に集中すると、紙を燃やすことができますが、思考
も同じことが言えるというわけです。例えば、「周りにある青い物を探す」と決めたとします。漫然と道を歩いて
いた場合には気がつかなかったことが、決めた瞬間から見えてきます。同じ物
を見ていても、全くちがう世界になりえるということですね。『アンテナを張りめぐらせる』という言い方もできるかもしれません。ラジオ
を聞く場合、周波数をあわせるとその番組を聞くことができますよねぇ。ある
情報を得たい、あることをしたい。そのように強く願っていると、テレビや
新聞でその記事が目に飛び込みやすくなってきたり、友人知人から話がでたり…
そんなことが起こってきたのを体験したことがあります。ここしばらくは「思考を現実化する」ことを身につけるために、『フォーカス
の力』を意識してみようかなぁと考えています。人の人生を例える時に、よく自然界の現象を引用することがありますよねぇ。
自然界のあらゆる出来事は、人間に人生を教えるために存在してるのかも…
そんな風に感じることがあります。それとも逆に、人生も、自然界の法則も、
この宇宙の法則さえも、大きな同じ一つの法則に貫かれているのかもしれません
ねぇ。生きている間にどれだけそれをつかむことができるか。私の人生の目的
の一つでもありましょうか。(ちょっと大げさ?(^^ゞ)
『フォーカスの力』を試すために、青いモノ探しをしてみたここ数日でした
が、看板や標識、ポスターなど、強調したいところに使われている印象でした
ねぇ。その反面、街の風景には緑や茶色が多いのにも気がつきました。本物の
地面や木々の色もそうなのですが、家々にもアース系が多いようです。日本人
(に限らないかもしれないけど)は自然を愛しているのだなぁと感じました。
イラクでテロが頻発していますよねぇ。そしてアメリカに協力する国々すべて
に対して、『テロの標的にするぞ!』という脅しをテロリスト達がかけてきて
います。日本に対しても当然。『東京の中心部を攻撃する』という内容の警告
が相次いで出されているとのこと。日本に関しては実際に攻撃しないまでも、
脅しをかけるだけで効果は絶大と言えましょうか。なんせそれに対抗しうる
まともなシステムを持っていないのが現状ですから…。東京の中心部がテロに遭う…。
これは夢物語ではありませんよねぇ。すでに何年か前に経験していることです。
95年の地下鉄サリン事件の時のことでした。通勤時間帯の霞ヶ関を狙ったこの
テロは5千人の被害者を出しました。私自身、当時比較的その近くに通勤して
いたため危なかったかもしれません。幸運なことに大丈夫でしたが…。本来ならば空前絶後のこの大惨事の後、国内のテロに対する備えを早急に整え
なければいけないハズでしたが、現状はどうなのでしょうか。お寒い限りかも
しれませんよねぇ。そして自衛隊のイラク派遣に対しても、『自衛隊員の生命が危ない』から
派遣には反対であるとか、『戦闘に巻き込まれると憲法に違反するから』とか、
なぜか未だに問題の本質を避けた議論を、延々と国会でもやっていますよねぇ。こういうところ、テロリスト達にも足下をみられて、このような『東京を攻撃
するぞ』という脅しをかけられてしまうのかも。あちらとて情報収集にはぬかり
がないとは思いますしね。そういえばつい最近、アルカイーダのメンバーが国外
退去させらたような記憶もありますし。どうやって日本を脅したら効果的か
(しかも労力をかけずに)。そこら辺はきっちり研究済みかもしれませんよねぇ。とにかく自衛隊を送りだすならば、万全の体制を整えさせて、そして彼等が
胸をはってでていけるようにしてあげないと。それが出来ないならば、派遣すべ
きではないと正直思います。(そして、その代償が大きいものになるのも覚悟
しないと…)
マトリックスレボリューションズ 2003年11月26日(水)
久しぶりに映画を観にいきました。(^^)
マトリックスシリーズの3作目にして完結編、『マトリックスレボリュー
ションズ』です。いやぁ、堪能、堪能。最近はホームシアターなんかが大分
普及してきましたが、こればかりは映画館の大スクリーンでご覧になること
をお勧めします。SFXの勝利といいますか、今まで観たこともない圧倒的な
戦闘シーン。そしてキアヌ・リーブスをはじめとした俳優さん達の、身体を
張ったアクション演技がそれにすごみを加えていますねぇ。1作目をみた当時、あの衝撃的な世界観にとにかくビックリしましたが、
現実と仮想世界の入り乱れる物語。主人公のネオは救世主として、人間は
単なるエネルギー源として夢をみながら生かされている、機械に支配された
世界(マトリックス)から人間を解放することを期待されます。まず、心の
強さが全ての仮想現実の世界で不死身の存在になるわけです。そして次に
現実世界でも救世主として成長していくわけですが…。これは『思いは現実化する』という世界観ですよねぇ。自分の選択の結果が
その人の人生を形作るということですね。ネオはまず、自分の頭の中
(マトリックス)において無敵となり、現実世界においても人々を救うべく、
強敵を倒す力を身につけ、みごとエージェントスミスを倒しました。そして
長年に渡る『人間VS機械』の戦いにも終止符をうったのでした。まさに『自分を信頼できるかどうか』を問われた人生だったわけですが…
自分もネオのように勇気を持って行動したいものだと思いました。
エンターテイメントとしても楽しめる作品ですね。ぜひ皆さんもご覧になって
下さいませ。(^^)
いよいよ日本人も標的に… 2003年11月30日(日)
朝から大騒ぎですね。
イラク北部のティクリットというところで、日本人外交官の乗った車が襲われ、
2人が死亡しました。朝方は外務省も大混乱していたようで、あまり情報が
なかったようでしたが、どうやらテロらしいとのことですよねぇ…。イラクの治安がかなり悪いことを指し示す出来事でしょうか。川口外務大臣も
取り乱していたのか、「現地が深夜のため、情報収集にはしばらく時間がかか
りそう…」といった感じで、思わず「おいおい」と突っ込みをいれたくなるよ
うなコメントを述べていましたが…。日本人も標的にされることは十分予測されたことでしたが、どのような装備で
でかけたのか。かなり油断があったのかもしれません…。赤十字さえも撤退
しているという危険な地域という話も聞こえてきます。とりあえず日本政府としては、『テロには屈しない』という姿勢を表明したのは
賢明かもしれません。自衛隊の派遣に関してごたごた続きの日本を腰砕けにし、
イラクに派遣させないことが相手の目的かもしれないし。こうなってくると、さすがに今のままの誤魔化し理論で、自衛隊を派遣するわけ
にはいかなくなってきましたよね。国会での本格的な議論が必要でしょうか。
そして対する民主党やその他派遣に反対する政党も、ただ単に反対するので
は無責任ですよね。反対して派遣しなかった場合の後処理をどうするのか。
日本の将来も含めてきちんと意見表明して欲しいもの。さてどうなるか。とにかく第一線で働く人々の負担が増大しないように、あらゆる
手をうつべく、政府には動いていただきたいと思います。