宇宙に夢を託せないでしょうか? 2003年02月01日(
 

スペースシャトルが墜落してしまいました。まだ詳しい原因
などはわかっていないようですが…。乗組員7名は死亡という
ことで、またしばらく宇宙技術開発が停滞してしまうのは、
ちょっと残念ですが、一歩間違えれば大惨事を引き起こして
しまうわけですから、慎重にそして着実にことを運んでいって
欲しいものです。

子供の頃、宇宙飛行士にあこがれていたこともあったのですが、
あと何十年かすると、週末は月や火星にいる孫のうちに遊びに
行く、なーんて時代に突入するかもしれませんよねぇ。あ、
スペースコロニーなんてのもあるかも。(^^)

宇宙技術開発に関して、日本の現状に不満なことはいろいろ
あります。世界随一の技術力を誇る我が日本ですが、とくに
航空技術など軍事に関連したり、大きな利益が得られそうな
分野はなぜかアメリカに抑えられてしまっています。まぁ、
きっかけは先の世界大戦の日本の異様なふんばりにあったの
かとは思いますが、結局はアメリカにいいように押さえ付け
られてしまっているのではないでしょうか。

今、日本はいろいろな分野で改革をせまられていますが、
この分野もそうでしょう。日本の若者たち、子供たちの理科
離れが進んでいるとききます。これは日本の今や未来に夢が
みれないことが原因かも。

日本でも一大プロジェクトをたちあげて欲しい、と以前から
何回か書いています。アメリカが宇宙技術開発に力をいれ
るのは、やはり軍事技術に関係してのことでしょう。(他
の国もそう思うでしょうし) でも日本が同じことをすれば
違うでしょう。善し悪しは別にして、日本人ほど本気で戦争
をいやがっている国はないかもしれません。なんせ自国の
国民の生命や財産の安全を守ることに関しても、「自衛隊が
暴走して、他国を侵略したら…」なーんて二の足を踏んで
しまうような、ある意味、心優しい国民なのですから。(^^;

さまざまな分野で、なぜか自らの可能性に縛りをかけて
もがいているのが、今の日本の社会なのかもしれませんねぇ。
 



 

ローカルな宗教、日本アニメのアニー賞受賞 2003年02月03日(

 

スペースシャトル墜落事故の原因が追求されています。
着陸直前に、機体左翼に異常が発生したらしいとのこと。
完全に原因が分かるまで、打ち上げは中止されるようです。

これはいたしかたないことですが、イラク国内などでは、
「神の裁き」という声もあがっているとか。こういうところ、
イスラム社会の後進性を感じてしまいます。自分達にしか
微笑まない神仏というのも偏狭ですし…。ま、それは
アメリカ側にも言えることで、自分たちと違うものは
力づくで従わせようとしがちな、十字軍以来のキリスト
教圏の伝統もなんだかなぁと思います。

もっとも、イスラム教にしろ、キリスト教にしろ、2千年
以上前に始まったものだから仕方がないのかも。当時は
交通の便も悪かったし、人の交流も今程盛んでなかった
わけで、その地域の特性に合わせた宗教でよかったわけで、
ローカルなのは当然ですよねぇ。今ようやっと、科学技術
の発達により、地球規模の宗教や文化が形成される時代に
突入したのかもしれません。
 
 

全然話はかわりますが、アニメ界のアカデミー賞といわれる
アニー賞というものがあるようですが、その4部門を日本の
『千と千尋の神隠し』が受賞したとのニュースも飛び込んで
きました。このままいけば、アカデミー賞も夢ではないとか。

社会的には低く見られがちだった、日本の漫画やアニメですが、
現場の人々の熱意に支えられた高水準の文化として、よう
やっと認められるようになってきたということで、嬉しい
限り。それにしても…なぜだか日本人というのは、欧米への
コンプレックスがまだまだ抜けないのか、あちらに認められて
やっと一流の文化として逆に認められる傾向がありますよねぇ。
(アジアの人々が一生懸命支持してくれていてもです…)

もっともっと、周囲ではなくて自分達の中に価値を見い出す
度量をもつべきかと感じます。まぁ、相手に対する思いやり
の文化ともいえますが、度がすぎてもいけません。日本の
美徳を保ちつつ、もっともっと積極的に、自己イメージを
高く持つことができれば、もっと素敵な文化の花開く国へと
発展していけるのではないでしょうか?
 



インフルエンザの流行 2003年02月05日(

 

インフルエンザの流行が全国に広がっているようですねぇ。
昔と違って、小学校などでの予防接種がなくなっているよう
なので、同じ体質同じ年頃の子供達が集まる場、まぁハイ
リスク集団に流行ってしまうのはいたしかたないのかも。

日本で集団予防接種がなくなってしまったのは、ワクチンに
よる副作用の方がクローズアップされてしまいがちで、
予防接種による効果をきちんと検証することがなされて
いないせいかと思います。

もちろん専門家の間ではきちんと認識されていることで
しょうが、マスコミはとにかくセンセーショナルなネタに
飛びつきたがる傾向がありますよねぇ。アメリカなどでは
その点、副作用による被害よりも接種による予防効果の
方に重点がおかれているようです。個個人のことよりも
国全体としてどうするかに重きがおかれているのでしょう。
そういうところ、日本政府の方針といいますか、姿勢と
いうものがはっきりとはみえません。

予防接種によって発病し、場合によっては亡くなってしまう
方も確かに存在します。こういう事への対策もきちんと
練っていかなくてはいけないとは思いますが、こういう体質
の方はもともと、身体の免疫反応が上手くいっていないの
でしょうねぇ。ワクチン接種しないままで大流行を迎えたら…
やはり他の人々よりも死亡する確率は高いかもしれません。

国としては、大きく国民の健康を考えていく必要があるの
ではないでしょうか。そしてひとり一人の健康は、まず
自分自身で(子供なら親御さんが)責任をもって管理しよう
という心構えがいりそうです。
 



デフレ時代はまだまだ続く 2003年02月08日(

 

価格破壊競争のある意味象徴でもあった、マクドナルドの
ハンバーガー。そのマクドナルドも売り上げの低下に頭を
悩ませています。かえって一部地域でグルメ嗜好のハンバーガー
を販売したりして、価格があがってくるかも。

やはりマクドナルドにとっては、一旦半額にしたハンバーガー
の値段を、「デフレはもう終わる。これからはインフレだ」と
藤田田会長が判断し、値段を元に戻したために客足が激減、
これではまずいと最値下げするも、値下げした分利益は減り、
結局客足もそうは回復しなかったようです。

今でも不思議なのは、なぜあの段階で藤田氏が『デフレは
終わる』と判断したのか。半額セール終了の時の新聞の
コメントを見て首をかしげたのを覚えています。私が
普段意見を参考にされている方々は、21世紀はデフレ
時代だと判断されていましたし。

20世紀はインフレの時代でした。東西冷戦時代でした。
戦争があちこちでおこり、エネルギーや物資、場合によっては
人命もどんどん浪費されていきました。こういう状況では
売り手市場ですから、当然インフレになっていきます。

21世紀はどうでしょうか。東西冷戦は終わりました。
紛争は起これども大規模な戦争はなかなか起こりそうに
ありません。(まぁ無理矢理起こそうと暴走する国があれば
別ですが…) そうなれば市場には物があふれかえり、
売り手より買い手の時代になります。

とくにある意味、最先端をいく日本人ですから、すでに
欲しいものはない状況ですよねぇ。こういう国民に物を
買わせるのはなかなか大変です。商売人泣かせですよね。
その反面、あたればメガヒット級の売り上げになります。
うーん、こういうことって今までどこの国も未体験なの
ではないでしょうか?

そうなれば日本がこれから進もうとする道は、誰もたどった
ことのない未知の領域とも言えるわけで、いろいろ試行錯誤
していくしかないのかもしれません…(^^;
 



『5年後こうなる』〜デフレ時代の過ごし方 2003年02月10日(

 

毎日のように取り上げられているデフレ問題ですが、それに
ついて書かれた本を2冊、読みました。その1冊が日下公人
著、『5年後こうなる』という本です。(PHP研究所)

いつもユニークな題名をつける日下氏ですが、今回はその
ものずばり。大胆(著者にとっては大胆ではないのでしょうが)
で目をひくシンプルな本で、帯のうたい文句も「新しい幸福
が見えてきた」というもの。読むしかないでしょう、という
感じでしたね。(^^)

今、マスコミも政治家も、そして多くの日本人も、自分たちの
明るい未来が全然見えない状況で、不安な日々を送っている
のかと思いますが、この本にはこれから世界が進んで行く道、
日本が進んで行くであろう道が予測されています。

10年くらい前のいろいろな本やテープを今聞き返していて、
アメリカは少しづつ衰退し始めており、孤立主義に移行して
いくだろうという話もありましたが、「うーん、どうなのだ
ろう?」と首をかしげていました。でもこの本を読んで、実際
その方向に進みつつある事を実感。

マスコミでは「デフレをなんとかしなくては」という声ばかりで、
中には「インフレに戻そう」なんて声も…。時代の大きな流れ
は変えることはできません。そういう人や国はそれこそ衰退して
いくだけでしょう。

そんな中、日下さんは以前から、デフレ時代、少子高齢化時代の
幸せな暮らし方を機会あるごとに説かれているかと思います。
自分の、そして日本の未来に暗さしか感じられない方には、ぜひ
読んでいただきたい1冊ですね。(^▽^)

もう1冊は次回に紹介です。



『さらば「インフレ待望論」』 2003年02月12日(

 
 

前回に引き続き、本の紹介を。(^^)

デフレに関しての本になりますが、長谷川慶太郎著『さらば「インフレ
待望論」〜日本経済の進むべき道』(PHP研究所)という題名の
本です。長谷川さんは以前から「デフレは世界の流れである」と
主張されてきましたが、だんだん現実のものとなって現われて
きたようですねぇ。

前回紹介した日下公人さんの本にも取り上げられていましたが、
小泉内閣のとってきた経済政策は着実に効果をあげてきている
ようですが、なかなか進んでいるように見えない、または進んでいか
ないのは、それを伝えるマスコミの不勉強(相変わらずマルクス
経済から考えているため)と、とにかく先送りにしたい集団(
旧体制での既得権者)が多く存在しているためのようです。

この本では、デフレとはどういうものか。すでに大きな世界的
現象になったデフレとどのようにつき合っていったらよいか。
流れをとめる事ができないのなら、どうやって成功をおさめて
いったらよいか。そのようなことが述べられています。デフレ
を嫌うのではなくて、デフレを受け入れる体制をつくるべし、
そう説かれています。

すでに消費者としてはデフレの恩恵を大いに満喫しているであろう
日本人ですから、今度は売り手としてどのようにしていったら
よいか。その指針となる一冊ではないでしょうか。



ライフプランを立てよう! 2003年02月15日(

 
 

イラク情勢に関しては、アメリカ・イギリスVS他欧州諸国と
いった図式で、いろいろな動きがみえてきます…。
反テロといった部分では協調している欧米ですが、やはり
アメリカが突出し過ぎていることへの牽制や、イスラム教徒
やイスラム国家への配慮、欧州内での役割分担といいますか、
バランスをとるためでしょうか。まさに駆け引きが行われて
いる、といった印象です。…いずれにしても日本は蚊屋の外
といった状態で、なんか情けない限りかも。(^^;
 
 

数日前、都内某所にて、ライフプランセミナーを受けてきました。
正直、そんなに期待はしていなかったのですが、一日スケ
ジュールをこなしてみて以外と面白かったので、ちょっと
書いてみようかなぁと思いました。

本来は40代後半から50代の人を対象にしたセミナーなの
ですが、今年度から30代〜40代前半の人対象のコースも
開設されました。ちまたにはお金のことを始めとして、自己
啓発、人生論、そのたぐいの本があふれかえっています。
やはりこういうことは、早いうちからの備えが大事かも。

セミナーは、ライフプランをたてる上で大事な3本柱にそって
進められました。「心」「身体」「お金」といったものです。
これらのバランスが悪いと、幸せな生活はおくれませんよねぇ。

だんだんと取り上げられるようになりましたが、これからは
ボランティア活動に精を出す人がかなり増えてくるだろうとの
話でしたね。今は人生80年くらいあることを考えると、
とくに男性は会社での人間関係がほとんどすべてで、近所
つき合いというものがない場合が多いとのこと。そういう人の
場合、リタイア=自分のコミュニティーの喪失、ということに
なってしまいがちで、そうなれば家族以外に相手にされず、
寂しい老年期を過ごすことになりかねません。

やはり若いうちから、自分の幅を広げるという意味でも、自分
のコミュニティー、人間関係の幅を広げておく必要があります。
外に自分の存在をアピールしていくことが大切という話もあり
ましたか。普段から自分の意見や姿勢、生き方をきちんと周囲の
人々に表明しておくと、いろいろと声もかかりやすいとのこと。
当然ですよねぇ。何かやろうという時には、それに興味を持つ
人に声をかけるのが普通ですしね。(^^)

「身体」ということで、運動についても講議をうけました。
室内だったのでストレッチ中心だったのですが、普段動かして
いない筋肉を伸ばして、身体がかなり軽くなりました。どのような
運動をすれば効率良く筋肉をのばせるのか。やはり専門家に
教えてもらうと違いますねぇ。これは自分で伸ばすしかないです。
身体が勝手にはやってくれませんし。

そして人生の『損益計算書』と『貸借対照表』を作成してみよう
ということで、モデルケースを使った講議が行われました。何歳の
時にどういった支出がありそうか。普段、どのようなお金の使い方
をしているか。この表を作成すれば先々までおおまかに把握する
ことが可能になります。あらかじめ予測ができれば、それに対処
することも簡単になるでしょうか。

あとは「お金」に関する講議としては、現在の金融市場や金融
商品について。金融機関の選び方や投資について。いろいろな
項目の説明がありましたが、一番重要なのは『人任せにしない』
こと、だそうです。専門家は活用した方がいいけれど、判断する
のは自分自身という心構えを持って望んで下さいとのことでした。
とにかく勉強は大事ですよねぇ。

最後に、自分の現状認識といいますか、自分が本当に何をして
いきたいのか。それをきちんと自分で分かっているのか。それを
考える時間がありました。年に一度くらいはきちんと書いて形に
するといいのかもしれません。

なかなか、ためになった一日でした。(^^)v
 



理想も、現実直視も必要でしょうか 2003年02月17日(

 
 

世界各地で、そして日本でも大規模な反戦デモが行われた
ようで、テレビで映像が流れましたよねぇ。ベトナム戦争
のときのようだったとか、そういうコメントもみられました。

アメリカ、イギリス、そして欧州各国の立場の違いという
ものが見えてきますよねぇ。ヨーロッパにとってはアメリカ
よりも中東諸国、イスラム国家とは距離が近いのですねぇ。
やはり攻撃をしかけた後、どうなるのかということまで
考えていかないといけないのがEC諸国なのでしょう。

日本国内でも渋谷あたりでしたか、反戦デモが行われました
が、参加者の女性が「攻撃反対。それを容認しようとして
いる日本政府は許せない。日本人であることが恥ずかしい」
そのようにコメントしていましたか。

個人個人でそういう考えをもち、表明することは構わないと
思いますが、政治家や責任のある立場の人の中に、まだその
手の発言をする人たちが存在するのはお寒い限りかも。国民
の生命と財産を守るという、政治の目的を忘れているのか…。

日本にとってより危険なのは、イラク情勢よりも北朝鮮情勢
です。ミサイルの照準を日本国土に合わせられている状況で
す。1発発射すればそれは北朝鮮の破滅を意味しますので、
簡単には発射しないでしょうが、それでも相手がやけを起こ
さないとも限りません。国土が火の海になってからでは手
後れです…。

残念ながら、日本は自分の身を自分で守るすべを持っていま
せん。大分前からすぐ近所に危険な国家が存在していることを
認識して備えるべきところを、現実を直視せず先延ばしにして
きたツケがここにきて一挙に出てしまいましたね。

その日本が自分の身を守るためには、アメリカに頼るしか
ありません。イラク攻撃に関してはアメリカだけが先走りし
すぎている印象ですのでそれをなだめつつも、基本的には
日本はアメリカの味方であるとの立場を、同盟国としては貫く
しかなさそうです。それがいやだというのならば、自分の身を
自分で守れるぐらいの軍備は必要です。

理想は必要、でも現実を直視することも必要。これに関しては
玉虫色の決着はなさそうです。



日本も他人事ではないのかも 2003年02月19日(

 
 

18日、韓国で大きな地下鉄火災が起きました。被害はかなり
のもののようで、100人以上の死者・行方不明者がでてしま
ったとのこと。高度化する現代社会ですが、ホント、何が起き
るかわかりません…。

韓国の地下鉄は日本のものよりさらに深度深く作られているよう
です。やはりこういうところはお国事情なのでしょう。朝鮮戦争
の教訓によりそういう設計になってて、ホームから地上に出るま
でに早くて5〜6分は要する構造とか。今回の火災も地下3階で
起きたことが、被害を大きくしてしまった要因ですね。

同じく地下鉄網の発達した日本です。早速、かなり深い位置に
作られた大江戸線などが構内のチェックに乗り出していましたが、
日本の場合は燃料は燃えにくいものを使っているので、大きな
火災になりにくいようです。とはいうものの、今回のように
揮発性燃料をまかれて放火されることは想定していないとも聞き
ました。

交通機関が発達した便利な都会の生活。これも住む人間が善意の
人々の集団であるという前提でなりたっているのかも。もちろん
安全対策はいろいろと練られているのでしょうが、人間のやること
に完璧はありませんし…。やはり周囲に無関心ばかりではなくて、
ひとり一人が周囲に気を配る必要はありそうです。今回の件も、
ポリタンクにガソリンを入れて持ち込んだということですし、
水際で防止するしかなさそう。

最初は「テロ?!」と一瞬緊張しましたが、病気かなにかで将来を
悲観した男の犯行だったとか。周囲との関係が希薄な都会ならでは
の事件だったのかもしれません。そうやって考えると日本も他人事
ではない今回の事件です…。




ライフスタイルに合わせて 2003年02月22日(
 

地方の時代とかいわれていますが、独自色をだした自治体がだんだん
でてきたようですねぇ。地方…といっても東京など大都市近辺の
方が多い印象も受けます。やはり、ホントの地方ですと、かえって
保守的になってしますのでしょうか。

「たばこポイ捨て禁止条例」を千代田区が実施してことが、少し
前に話題になりましたが、今度は杉並区も取り入れる予定だという
ニュースを見ました。すぐ罰則どうこうということにはならなそう
ですが、杉並区はいろいろな試みをしているようですねぇ。

ノーベル賞受賞された小柴教授を名誉区民として迎え、講演など
いろいろと活動してもらっているようですし、またスタジオジブリ
など、アニメスタジオが多く存在しているお土地柄を生かして、
『アニメのまち』構想といいますか、アニメ産業を区の一大産業
として行政もバックアップしていこうとしています。
(アニメファンとしては、嬉しい限り(^^))

他にも以前取り上げましたが、教育関連でも品川区などが小中
一貫教育を取り入れるなど、さまざまな動きがでてきています。
これからは住む所を選ぶのに、「値段が安い」、「職場から近い」
などといった条件の他に、「どういった特色の街か?」という
条件も加わってくるかもしれません。自分のライフプランにも
関係してくるのでしょうが、例えばボランティア活動を精力的
に取り組みたい人は、それに力を入れている場所に住むとか、
住居を決める基準が変わってくるかも。

自分らしく生きる…。そういったことを皆、真剣に考えることが
できる時代、必要な時代になってきたようです。



サッカー海外遠征 2003年02月24日(

 

スポーツに国境はないとはいいますが、オリンピックなどの歴史
をみると各国の思惑といいますか政治情勢がからみ、選手団の
参加不参加が左右される場面はたびたびみられてきました。

イラク情勢が緊迫する中、日本サッカー協会が3月のアメリカ
遠征を一旦取り止めましたが、アメリカ側が「国の威信をかけて
全力で選手の安全を守る」と返答してきたため、一転、予定通り
に行うことになったとか。

日本サッカー協会は遠征中止の決定を、自分たちで行ったのかも
しれませんが、アメリカ国内でいろいろ起きる可能性があること
は以前から分かっていたことです。イラク情勢が緊迫しなくても、
もともと危険といえば危険だったわけですよねぇ…。

結局、遠征は行われることになりましたが、もし中止になって
いたら、「日本人はアメリカを信用していない」という印象を
あちらに与えてしまったり、アメリカ政府の面子をつぶすことに
なったかもと考えてしまいました。

日本政府はようやっと、アメリカ支持の姿勢を明らかにしました。
これによってきちんと日本の立場を踏まえた意見の交換ができる
ようになると思います。北朝鮮情勢を踏まえ、またアメリカの
突出を諌めることも可能になるかと。

サッカー代表選手団にはぜひ頑張っていただきたいと思います。
今回の遠征の意味合いは普段以上に大きいものになるやもしれ
ませんし。そしてぜひ勝利もものにしてきて欲しいです。(^^)
 



ビル・ゲイツ氏、日本に来る 2003年02月26日(
 

北朝鮮がいろいろ動いていますね。韓国の領空侵犯してみたり、
日本海にミサイルを打ち込んでみたり…。日韓もそうですが、
なかなか出て来ないアメリカに対するアピールみたいな感じ
でしょうか。(物騒なやり方ですが) 大騒ぎすれば相手の
思うつぼですから、3国とも冷静な対応を見せていますから、
まぁ大丈夫でしょうね。
 

マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が来日していますね。
経済官僚を表敬訪問したとか。ちょっと前にコラムでも取り
上げましたが、来日の目的は日本の自治体の電子政府構想で
LinaxのようなオープンソースのOSを採用しそうな
自治体が急増しているために、会長自らウィンドウズの売り
込みにやってきたみたいですね。

自治体で利用するOSがLinaxベースのものということ
になれば、各企業もそれに追随していくのは避けられません。
そこで大きな市場の一つである日本に、売り込みをかけて
来たのでしょうねぇ。慢心しないで機敏に行動するところは、
さすがに世界一のお金持ち。同じように行動できる人間が、
日本の大企業のトップにどれくらいいるのでしょうか。
まぁもっとも、40代のゲイツ氏よりはかなり御高齢でしょう
し、彼ほどのネームバリューがある人物もいないかもしれま
せんが…。

官僚以外にも、小中学生相手に特別授業をやったとのこと。
世界の著名人に会えて、子供達も興奮気味だった様子。まぁ
無理もないですよね。私なんかも本物に会えたらきっとワクワク
してしまうでしょうしね。(^^)
 



 

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