愛子さま、揺れる民主党、食料支援 2002年12月01日(
 

早いもので、いよいよ師走に突入ですねぇ。(^▽^)

ちょうど一年前のこの日、「祝、愛子さま誕生!」と書いたわけ
ですが、もう1年ですかぁ…。テレビもこぞって皇太子家の最新
映像をニュースで流し、新聞も一面で取り上げています。
愛子さまはといえば、相変わらずのくったくのない笑顔をふりまき、
つかまり立ちも御披露してました。世知辛いニュースが多いこの頃
ではホットとする話題ですよねぇ。なんだかんだで皇室は日本人の
心のオアシスになっているようです。そういう意味でも貴重な存在
でしょうか。
 

ここのところ大きく取り上げられている民主党の動き。鳩山代表
が自由党と新党を結成するというような発言をしたため、大混乱の
様子。このままいくと鳩山さんは辞任するのでしょうか。小泉さん
の手法に意義の声が続出して自民党も揺れているだけに、いろいろ
とチャンスなのかとは思いますが、こちらも揺れていてはそれも
かなわないでしょうか…。(加藤紘一氏の反乱の時みたくなって
しまうのか…)

こう言っては失礼に当たるかもしれませんが、いろいろな政党の
ある意味寄せ集めみたくも見えてしまう民主党。今一つ、この政党
ならではのスタンスが見えてきません。自由党と一緒になるのも
結構かもしれませんが、もっと頑張れー、自民党以外の政党!!
 

石原都知事がものすごくお怒りだったようですよねぇ…。
東京都が難民支援として送った物資が、なんと北朝鮮に渡って
いました。しかもこの10月中にとのことです。10月中といえば
まさに拉致問題解決に国をあげて取り組んでいたわけで、そんな
中、食料支援という重要な交渉カードを使えなくするような動き
があったとは驚いたというより呆れてしまいます。いったいどう
いう経緯でこうなったのか。外務省の外郭団体とのことですし、
外務省には報告していたという話も聞こえてきます。きっちり
真相を突き止めていただきたいと思いますねぇ。



国連の核査察、新しい農業の時代へ 2002年12月04日(

 

国連査察団によるイラクの査察が着々とすすめられていますねぇ。
初めてバクダットの大統領宮殿に対して査察が行われたよう
ですが、これは抜き打ちで行われた様子。本当に協力的かどうか
試す意味合いがあってではないかとのこと。今のところ、何ごと
もなく進行しているようですが…。

日本人の感覚だと「そこまでやらなくても…」と思ってしまう
のですが、かけひきとはそういうものなのでしょうか?必要以上
に相手側の感情を刺激しなければよいと心配になってしまいました。

一方で、北朝鮮がIAEAの核査察要求決議を拒否 したという
話も聞こえてきます。国連の、というよりアメリカの意向を無視
するのは得策には思えませんよねぇ…。それとも、なにか他の意図
もあってのことなのでしょうか?
 
 

長年続いてきた米の減反制度がようやっと廃止されそうです。
作りたい農家に自由に米を作ることを禁じ、作らないことに対して
税金から農家に補助を与え、米の価格が暴落しないことが目的の
制度であったわけですから、国民に世界的にみても何倍もの価格
のお米を買わせていたのですよねぇ。(とはいうものの、最近は
あえて高くて美味しいお米をもとめる、グルメな消費者が増えた
ことも確かなようです(^^;)

ここ数年、農業の自由化がだんだん進んできたようですが、聖域
といわれたお米に関しても、生産から販売まで、自由競争が始まり
そうです。これによってもっと安くて美味しいお米が消費者の手に
迅速に渡るようになるのかも。こういうことがきっかけで、農協と
いう組織の存在意義が問われるようになりそうですよねぇ。もっと
ダイナミックかつ効率的に農業経営が行われるように。土地に
しばられない新しい農業スタイルの確立が進み、安くて安全、かつ
天候に左右されず。計画的な食料生産が可能になるように。
こういうことができるのは日本かもしれませんよねぇ。

現在は自国の食料も十分に担えないわけですが、これにより他の国
へもどんどん輸出できるような、そんな未来産業ができるきっかけ
になっていって欲しいもの。やり方によっては若者の憧れの職業が
農業経営、なーんて時代がやってくるやもしれませんねぇ。(^▽^)
 




 

イラクの動き、韓国の動き 2002年12月07日(

 

イラクでの国連査察は順調に進んでいるようですね。何かあれば
アメリカやイギリスが攻撃に踏み切る可能性が高いそうですから、
イラク側も必死になるでしょう。どのように決着がついていくのか…。
今回を無事に乗り切ったとしても、イラク側にもわだかまりや不満
が残るでしょうし、なかなか解決しそうにない問題ですよねぇ。

また韓国では、米軍に対してというか学生を中心として、反米デモ
が活発化している様子。装甲車が女子学生をひき殺した事件がきっ
かけのようですが…。

普段、反日感情の強さばかりがクローズアップされていますが、
それに劣らず反米感情も強いのが韓国社会のようです。普段はそれが
隠れているのですが、何かきっかけがあればその不満が噴出して
しまうのでしょう。すでにブッシュ大統領は謝罪声明を発表したと
聞きますが、国民の怒りはそれだけではおさまっていないようです。

韓国政府としては対応に苦慮するでしょうねぇ。
長年、韓国政府は政策として、外敵をつくって国民をまとめてきた
経緯があるとのこと。まず日本、そしてアメリカ合衆国。ですから
子供や若者に対しての反日教育が結構浸透しているとも。

自分に置き換えてみても、子供のころに何年にも渡って教育され
続けたことはかなり強烈で、その価値観を自ら否定するのはなかなか
難しいもの。「日本人や日本はアジア諸国で悪いこと、惨いことばかり
してきたのだ」と教えられてきた影響はかなり大きかったです。
今思い返すと、『呪縛』という言葉がピッタリだったでしょうか。

実際に自分で勉強を続けたり、実際に台湾の人々と接したりした
経験から、確かに悪い部分もあっただろうけど、実際はそうでもなかった
という現実が見えてきたわけです。

韓国の人々に関しては、『怨』の文化といわれるくらいですから、
自らを反省し客観視するということは、日本人に比べると難しいこと
かもしれません。時間が解決してくれるのを待つしかないので
しょうか?
 


『癒し』よりも『わくわく』? 2002年12月09日(

 

2ヶ月ほど前にオープンした丸ビル。このほど日経新聞がまとめた
「2002年ヒット商品番付」の東の横綱に選ばれたとのこと。
私はまだ足を運んでいませんが、ニュースやバラエティー番組など
でもちょくちょく特集していますよねぇ。飲食店街が充実している
感じです。不景気不景気とはいいますが、日本人もそういわれ続け
てはや10年。さすがに節約疲れといったところでしょうか。
手軽なレジャーを求めているのでしょうか。

そうやって考えてみると、100円ショップのダイソーなんかも
結構なにぎわいを見せていますねぇ。エンターテインメントの要素
を買い物に取り入れて、日々新しい品物の開発に余念のないあの
経営姿勢が受けているのでしょうか。人々は手ごろな娯楽を
求めているようです。

そういえば今度の年末年始は連休が長く続く事もあって、海外旅行
者の数が増えそうだとも聞こえてきますねぇ。それに比べて国内旅行
者数はそうでもないとか。うーん、海外旅行の方が値段も行動も
手ごろだと消費者には見られているということですよねぇ、これって。
テロ事件の時がある意味、国内業者にとってはチャンスだったので
しょうが、そうは問屋がおろさなかったようです。人々が旅に求めて
いるものは『癒し』、よりも『わくわく』なのかもしれませんね。(^^)
 
 


ノーベル賞の受賞報道から感じたこと 2002年12月11日(

 

前回、2ヶ月前オープンと書いてしまいましたが、3ヶ月前の9月
オープンだったようですね、丸ビル。(^^ゞ
 
 

W受賞でマスコミの注目度がぐーんと高まった今年のノーベル賞受賞
式。まぁW受賞というよりも、マスコミ受けするアイドルが登場した
せいかもしれませんが…(こういう言い方すると、田中氏ご本人は
嫌がるかもしれませけど)。

いかにも科学者タイプの人物が受賞してきた今までは、科学に興味が
あまりない人には、やはり縁遠い世界だったのかもしれませんねぇ。
そういう意味で、今回の田中耕一さんの受賞が日本のごく普通の若者
や子供たちに、夢を与え、科学への興味を引き出すきっかけになって
くれればよいなぁと思います。すぐに評価されることばかりに夢中に
なるのではなく、好きなことを淡々と続けていった後に、大きな成果
が得られることがある。そういう好例ではないでしょうか。

これは日本だけでなく、外国でも同じ印象を与えているようで、現地の
新聞の一面トップに田中さんのことが大々的に取り上げられていました
よねぇ。大きな時代の変化の中で閉塞感というものに悩んでいるのは
日本だけではなさそうです。

今回の件であらためて、マスコミの影響力の大きさを認識しなおした
ように感じています。現場ではあまり実感されていないようですが、
その力は一致団結すれば、個人の人生を狂わせ、会社を潰し、一国の
総理大臣を辞めさせることができる巨大なものです。ですから、
不正を正すこともの大事ですが、その力を前向きな方向へ、みんなを
幸せにする方向へと使って欲しいと切望してしまいました。

この10年、ずーっと言われ続けてきた不景気ですが、これもきっか
けはマスコミのバブル潰しと、そしてそのある意味口車にのせられた
日銀や旧大蔵省の政策ミスとも言えましょうか。日本の実力を正確に
評価せずに、無理矢理に経済を失速させた責任の一端がマスコミにある
ことを、ご存知の関係者も多いのではないかと思われますが、今は皆、
口をつぐんでしまっています…。

そろそろマスコミも『暗さ』追求から『明るさ』追求へ、体質改善と
いいますか、世代交代が必要なのかもしれませんねぇ。(^^)
 


宮崎アニメの新作、北朝鮮状勢 2002年12月13日(

 

宮崎駿さんといえば、アニメファンのみならずかなりの人が名前を
知っているのではないかと思いますが、次回作でも監督をつとめる
ことが発表されたようですねぇ。
『ハウルの動く城』というタイトルで、魔法使いもののようですね。
もともとその手の作品を多く手がけている宮崎さんですから、どう
いった出来栄になるか今から楽しみですね。公開は2004年の春になる
見通しとのこと。明るい内容を期待してますが、戦火モノらしいので…

宮崎作品を始めとする日本のアニメが、世界的にアニメの水準と地位を
高めたのは間違いないですよねぇ。『千と千尋の神隠し』がひょっと
するとアカデミー賞でもとってしまいそうな勢いですし。(半分願望(^^ゞ)
一時期、引退を表明されたこともありましたが、まだまだ頑張って
いただきたいものです。(^^)
 
 

がらっと話題は変わりますが、北朝鮮に関する動きもいろいろあり
ます。

北朝鮮が核開発凍結の解除を事実上宣告した、との報道が大きく流れ
ました。北朝鮮への重油供給がストップされたことに反発してとのこと。
すぐとなりの朝鮮半島がかなりきな臭くなってきました。

なぜだかこういう状況になっても、相変わらず北朝鮮の報道をするとき
はいちいち「朝鮮民主主義人民共和国」と言い換えるし(民主主義で
はないことは明白なのですけどねぇ…)、ニュースキャスターが今さら、
北朝鮮が独裁体制であるのを驚くかのようなコメントを発しているのを
耳にして、こちらが驚いてしまいます…。

戦後、長い間、「北朝鮮は素晴らしい国で、日本はダメな国」と刷り
こまれてきた影響はなかなか抜けないようです。少し前、石原都知事が
激怒しましたが、『人道的見地から』といった理由で食料支援をして
いる団体がちょこちょこあるようです。どうせ軍部にわたってしまう
というのが分からないということなのでしょうか。

結局、日本から多くのお金や物資が北朝鮮に流れたことで、この国を
生き延びさせて、他国民を拉致し続け、核開発を続けさせて周辺諸国の
安全を脅かす事態になっってしまった責任は大きいのではないでしょうか。

日本人の、韓国人の、そして当の北朝鮮の人民の生命が脅かされ続けて
いることを、政治家もマスコミも、真剣に憂いていただきたいと思います。
 
 


韓国大統領選、電子政府用OS、自分のパソコン 2002年12月15日(

 

韓国の大統領選もかなりもめそうな様子。北朝鮮に対してとってきた太陽
政策の効果が疑問視され、北の核保有問題もでてきていますから、太陽
政策維持の候補者にとっては不利な状況だったと思うのですが、ここに
きてアメリカに対するデモも活発化しています。確かに、アメリカに完全
追随するのもどうかと思いますが、かといって北朝鮮の現政権をさらに生
き延びさせるような政策をとってしまうのも、また問題です。韓国の有権
者の選択することではありますが、冷静な判断を期待したいものです。
 
 

ちょっと前に書きましたが、国や各自治体が電子政府構想打ち上げると
いう話について。どうやらLinuxなどを利用してシステムの開発を
始めたとのこと。住民基本台帳ネットワーク向けリナックスを共同開発し
たりするそうですねぇ。

ウィンドウズ、要するにマイクロソフト一人勝ち状態だったこの何年か
だったと思いますが、日本企業の巻き返しがあるやもしれません。
この状態の方が好ましいのは、情報管理の心臓部となるOSのプログラム
が非公開のままだと、一企業(しかも他国)に日本の政治経済システムの
命運を握られてしまうことにもなりかねませんよねぇ。

また全然違った形のインターフェースのPCが登場することも…リナックス
を基本にしている限りは、それはないかなぁ。(^^ゞ
 
 

ここ数年、パソコンに関してはほとんどパワーアップをはかっていませんで、
さすがに少しマイMacにもトラブルがでてきた様子だったので、久々に
Mac売り場に足を運んだら…ガーン。。。新しいMacにはSCSI
(これすらも死語に近いかも)どころかシリアルポートもない!(@@)
半年どころか3ヶ月でモデルチェンジがはかられるこの業界。改めてその
変化のスピードに驚かされるばかり。次回購入する時は、周辺機器もかなり
買い換えしないといけない事態になりそうです。もうしばらく今のマシンに
がんばってもらわねばいけませんねぇ。(^^ゞ
 
 


数字はウソをつかない? 2002年12月18日(

 

ここのところ構造改革やら税制改革、高速道路建設などをめぐって、
さまざまな議論が行われているようですが、なかなか建設的意見は見ら
れないのが残念なところかも。高速道路建設をめぐっては、いわゆる
道路族といわれる議員さんたちが、「採算性ばかりを追求するのは
いかがなものか?!」と叫んで、反対運動を繰り広げていますよねぇ…。

道路がいるかいらないかと言えば、それは必要なのは間違いありません。
問題なのは、何十年にも渡って道路建設に取り組んできたわけですが、
政治力の強弱の順番に道路が作られて、交通量などをもとに優先順位を
つけて建設してきたわけではなさそうだということでしょうか。

東京などはその影響をもろに受けていて、未だに環状道路は完成して
いません。(まぁ長年、強固に立ち退きを拒否した住民がいたせいも
あったようですけど)おかげで東京に立ち寄る必要のない自動車や
トラックまでが東京の中を突っ切るせいもあって、都心の交通渋滞
や排気ガスは大問題でした。(石原都知事になってから、いろいろと
改革が進行中ではありますね(^^)b)
その反面地方では、普段は狐かタヌキしか通らないような、立派な道路
が次々と建設されていた傾向があるようです。

冷静に考えれば、これはおかしなことですよねぇ…。
道路族の議員さんたちに言わせれば、なんだかんだと言い訳をしそうですが、
とあるセミナーに参加していただいた資料の中に、『都道府県別建設業
依存度』というモノがありました。たとえば「一人あたり公共投資」の
項目をみると、新潟、島根、高知などが他府県にくらべてかなり高く
なっています。ここは大物政治家の地元ですね。また、許可業者数なども
みてみると、2000年の数字ですが、北海道約2万6千、東京約5万6千。
あの広い北海道の倍以上の許可業者が、この狭い東京にひしめいている
ことになります。

どうりで都心では、たとえば毎年年末や年度末になると、ちまちま道路を
掘り返しているわけです。その一方でかなり痛んだまま放置されている
道路とか、長年補修しなくても大丈夫な頑丈な道路もあるようですし。
効果的に且つ効率的に、公共事業が行われているかといえば、そうは
いえないように感じました。

こういう数字はインターネット上をさがせばいろいろと手に入るようです。
実際に世の中で何が行われているのか。こういう数字から読み取るのも
おもしろいかもしれませんね。(^^)
 
 


帰国から2ヶ月 2002年12月20日(

 

日本から北朝鮮に拉致されて25年、ようやっと帰国した被害者5名の
方々ですが、帰国から2ヶ月、ようやっと久しぶりの祖国と家族と周囲
の人々を信用し、安心していただけた様子がうかがえてなによりでした。

5人にしてみれば、25年もあのような閉鎖的な国の、閉鎖的な場所に
隔離されていたわけで、その間、ずーっと北朝鮮による洗脳を受け続け
たのですよねぇ。だいぶん変わった日本にすぐなじむことも難しかった
のではないでしょうか。日本政府の態度もはっきりしなかったことも
あったのでしょうが、これではうかつなことは言えませんよねぇ。

日本政府の腹も決まって、きちんと拉致問題解決のために全力を尽くす
ことが分かってから、ようやっと5人の緊張もほぐれてきたように
ニュースなどの映像からは感じられました。

ここ数日の会見では、全員が北朝鮮のバッジを自分達の意志ではずした
ことを伝えていました。5人が意志を固めたのですから、日本政府そして
日本全体で応援していかなければいけないでしょう。

子供達に関しては、北朝鮮から韓国に亡命した家族でしたか、10代に
入ってからと比較的年令が上にいってから、資本主義といいますか民主
主義国家の一員になった若者が、日本のマスコミのインタビューに
答えて、「北朝鮮での洗脳教育の影響から抜け出すのに、そんなに時間
はかからないはずだ」と言っていました。ですから、そう心配する事は
ないようです。

今、北朝鮮をめぐってはいろいろとありますが、あせらず着実に、問題
解決へとあたっていかなくてはいけないですよね。
 
 
 


韓国大統領選と北朝鮮状勢 2002年12月22日(

 

2002年もいよいよ大詰め。今週末が仕事納めのところも多そうです
ねぇ。しかし…なんとなく既に花粉が飛んでいるような気がするのは、
私だけでしょうか。。。?
 
 

先週、韓国大統領選の投票が行われ、太陽政策を指示する盧武鉉氏が選出
されました。ちょうど良いタイミング(?)で反米感情が高まっていたこと
もあったでしょうか。まぁ、北朝鮮にとっては都合のよい結果になった
のかもしれません。

韓国の女性スポークスマンが日本のマスコミのインタビューに答えて、
一生懸命、太陽政策を養護する答弁をしていました。その成果を問われて
苦しそうな受け答えでしたが、立場上仕方がないですよねぇ…。

日本のいわゆる土下座外交と同じく、この太陽政策もあの独裁政権を延命
させてきたことは間違いがなさそうです。未だに日本では「誠意を持って
接すれば…」、なんていうようなコメントを述べるコメンテイターがテレビ
に出てきますが、そろそろ現実を見据えた方がよいのかも。

とはいうものの、北朝鮮の上層部や軍部にやけを起こされても困りますしね。
これ以上犠牲者が増えないうちに、金総書記の身柄の安全を保障してでも、
解決の方向へ向かわせた方がよいのか…?(北朝鮮の国民自らの決起を待つ
のも、難しそうですし)

うーん、なんだかんだ言って韓国国民は、北朝鮮が核開発を着実に
進めているのを、内心喜んでいるのではないかとも思ってしまう今回の
大統領選の結果。自分達の同胞の技術レベルの高さを喜ぶのは結構では
ありますが、なんせ核兵器ですし…。(ターゲットは韓国であり、日本で
ありますでしょうから)

アメリカ側も、これまたよいタイミングで事件を起こしてくれるもの。
なんか仕組まれているような気がしてしまいます…。中東が緊迫する一方
でこちらも緊張が高まる極東状勢です。日本ってのんびりしてるなぁ。(^^;
 
 


値下げ合戦と適正価格、個性の発揮 2002年12月24日(

 

クリスマスイブの夜。かなりの人出が見られましたね。こういう風景を
見ていると、不況なんか嘘のようですよねぇ。ケーキ屋さんも店先に出て
ケーキを売っている所が多く見られましたが、今年の売り上げはどう
だったのでしょうか? うーん、まあるいケーキ。値下がりをねらって
買ってみるか。(^^ゞ 
 

デフレもある意味、板に付いてきたともいえる日本の社会。どうやら外食
産業も売り上げが減少し、なかなか厳しい年の瀬を迎えているようです。
最初は珍しかったことも手伝って、値下げによって客足を伸ばしていた
外食産業でしたが、値下げ合戦も度が過ぎると消費者の方もそれに慣れて
しまうのでしょうか。値段が安いだけでは足を運ばなくなるようです。

もともと値下げすることにより、たとえ客足が伸びたとしても利益率が
減少するのが恐いところ。ブームが過ぎてしまい来客数が減少すれば、
もともとの利用者数に戻っただけで、売り上げが落ちてしまいます…。

以前、松下幸之助さんが述べられていた、『適正価格』という言葉を
思い出してしまいました。安売り合戦というのは今に始まったことでは
なく、昔から見られる事ではありますが、それに対して松下さんは批判的
であったように記憶しています。

「商品を売るには適正な価格というものがある」
それが松下さんの言葉だったでしょうか。商品を作るためには、原材料
を仕入れて、製造して、デパートやコンビニ、小売店に運んで…といった
ことが必要になります。その経費を下回るような値段で商品を売っていて
は商売がなりたたないということでしたか。

もちろんコストを押さえる工夫が必要なのはいうまでもありませんが、
安売り合戦の一方で、決して安くはないけれど、流行っているお店とか、
商売とかが存在しているのも確かですよね。いわゆるヨーロッパのブランド
商品なんかが良い例でしょうか。

「多様化」「差別化」といった言葉で表せるのかもしれませんが、ホント
にこれからの社会は、創造力を発揮し、飽きやすく気紛れな市場を相手に
するために、変化を恐れない人材が成功していく時代に突入したのですねぇ。
伝統的な物を扱っている人にでも、そのブームをくればチャンスが来るかも
しれませんよね。ブームを作り出すことが出来れば、なおすごいですが。(^^)
 
 


成功する人、しない人 2002年12月26日(

 

2002年の最後はこういう話題を選んでみました。

仕事柄、毎日いろいろな人に接する機会が多いのですが、いつの間にか
人間観察をするようになってしまいました。クレーム処理やら、場合に
よっては相手のカウンセリングみたいな話の割合が高いかも。

そうなると社会や人生の成功者といった人々よりも、やはり成功していない
人に接する機会がぐんと増えます。最初のうちは相手の不平不満をぶつけ
られるばかりで、こちらの気分も沈んでしまいましたが、そういう人々
からでも、「人生の反面教師」として学ぶこともできるなぁと感じるように
なってからは、気分転換も比較的楽にできるようになったでしょうか。

そういう人々の特徴で共通しているのは、『自己責任』と『自助努力』の
大切さが分かっていないということ。

たいていは今抱えている問題の責任を、誰か他の人に押し付けようとします。
そしてそれが、相談を受けているこちらにされることも多々あります。
今その人が問題を抱えているのは、その人自身がずっと積み重ねてきた
選択の結果なのです。そして客観的にみればそのような行動を取れば、
そのような結果を招く事は分かりきったことなのですが、当人にはそれが
分からないようです。基本的に自分のことにしか興味がないのかも。

また、基本的には本人には非がないようなのですが、とにかく喧嘩ごし、
自分は開き直って相手を攻め立てるような人もいます。気持ちは分から
ないでもないですが、そういうタイプにはやはり親身になって接すること
が難しく感じられます。おそらく様々な場面、相手に対しても同じように
していそうですから、その結果必要な助力を周囲から得られずに、さらに
問題を悪化させてしまっているでしょうねぇ。

やはり失敗するひとは失敗すべくしてしている。そう思います。
そしてそこから学ぶ姿勢がない人は、そのまま人生をすごしていくことに
なります。

成功する人は失敗を恐れないといいます。失敗を嫌ってはいますが、必ず
そこから人生の教訓を学んでいくわけです。焼け太りの人生といいますか。
やはりそういう人々の姿勢を見習って生きていきたいものですよねぇ。(^^)
 


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