闇鍋 空想美術館 名古屋イベント

名古屋空想美術館の開催に合わせてのトークイベント、
「石井竜也さんと過ごす楽しい夕べ」に行ってまいりました。
会場マツザカヤホールは定員約450名、
ステージの両脇には大阪・東京のLIVE-A-LIVEで書いた作品が飾られていました。
まずはしばらく、空想美術館、LIVE-A-LIVEの映像が流され、
そして今回は「安心しろよ」のプロモーションビデオ、一挙上映!
(白い服のびゅーちーがでてくるバージョン)
そして、びゅーちーご本人の登場です!
本日の衣装は、ビブロスのグレーのジャケットに黒いシャツ、そしてサングラス。

さて、トークの内容ですが、全般的に司会のお姉さんのつっこみが、すごかったなぁという印象でした。
#正直言って、ちょっとつっこみすぎじゃないか!?と私は思いました。
びゅーちー本人も、しまいには、「あなた、芸能レポーターやってます?」というぐらい。

ということで、以下、思い付くままに書き散らしてみました。話の順番とかめちゃめちゃですし、
書き方も整っていませんが・・・許してください(^^;;

ソロでやるということは、私小説を書いていくようなものだと思っている。

人間変われるときは変われるものだ。
きっかけは得能だった。
自分は美術科でひたすら絵を描いて、疲れると中庭でギターを弾いたりしていたが、
そこに得能が声をかけてきた。「いつもギター弾いてんじゃん」
最初はなんでこいつおれに入ってこようとしてるんだ?と思った。
当時、得能は学内でも憧れの的の美人の彼女がいた。
自分はあまり友達もいなかったし彼女もいなかったが、
そもそも彼女を作ろうという気もなかった。女の子に興味がなかった。
司会「それも変わるきっかけがあったんですね」
び「まぁあったんですけど」

自分はホモの気があった。
当時自分は体重も57kgぐらいでほそかったが、
モデルをやっていて、ガタイのよかったジュンくんという友達がいて、
よくディスコとか一緒に行っていた。
かっこいいなぁと思っていた。
「声を掛けられるとドキッとしたりしてましたよ。」

司会のお姉さん、女の子に興味をもったきっかけについてしつこくつっこむ
び「そんなにききたいですか?」
18歳の時、3つ年上の彼女とつきあっていて、
その彼女にいろいろ教えてもらったということ。
「いろんな形とか・・・それまで、そんなテクに走るのとかしたこと無かったから、
今まで知らなかった宇宙を見せてもらったってかんじで・・・(爆)
ま、そのテクをその後つきあった人に使ったかってのは別ですよ」
司会「それが石井竜也のパラレルワールドってかんじで」
び「うまいですね(笑)」
・・・司会「じゃぁそのへんできれいにまとめていただいて」
び「この話、きれいにまとめることなんてできないですよ(笑)」

夢は何ですかの問いに、あまり先の夢は見ないんです。
一年先とか、一ヶ月先とか・・・
ずっと先のことなんて、生きてるかどうかもわからないじゃないですか

今は歌うのが一番楽しい。
しばらくはライブ中心にいきたい。
次のツアータイトル(仮)は「トランスツアー」。
2000年は辰年なので、大きなライブツアーを計画中。
ドラゴン飛ばそうと思ってます。
映画を撮りたい。
3年前ぐらいからあたためていて、シナリオを書き始めている。
今度はローバジェットで自分で16ミリまわして撮るような映画を撮りたい。
今時4畳半で絵を描いてる売れないアーティストは
もういないと思っているかもしれないが、
芽がでなくてがんばっているアーティストは今もたくさんいる。
そんなアーティストを応援するような、映画を作りたい。
映画のタイトルは「アートアパートメント」
自分も彫刻家の役で出演する。
ソープ嬢の足の悪い女の子とつきあっていて、
彼女の走る姿を彫っているが、なかなか顔を作ることが出来ない。
とても大きい像のため、部屋に入りきらず、
天井に穴を開けて、そこから顔を出している。そんな役。

どんな絵が好きかという問いに答えて
自分はどちらかというと暗い絵が好き。
小さい頃の影響とかそういうことではなく、生まれつきのものだと思う。
イタリア・ハンガリー旅行の話
ハンガリーのアーティストたちはハングリー(笑)
プロレタリアートというか・・・・
今の日本のアーティストたちには、そういうところが足りないんじゃないかなと思う。

スポーツとかやられるんですか?やらなさそうだけどとの司会のお姉さんにいわれ、
スポーツはぜんぜんやらなかった。
小さい頃は暗い子供で、いじめられっこだった。
自分は港町育ちで、太陽が大好きみたいな子供達ばかりの中で、
押し入れの中に自分の部屋を作ってしまうような子供はどうしても異質だった。
みんなが砂浜で野球とかしているところをテトラポットの上でじっと見ているような奴で、
そうすると「石井がみてるぜぶつけちゃえ〜」ってぶつけられたりして。
司会「で、泣いちゃったりするんですか?」
び「いや、そこでニヤッと笑って逃げていくみたいな。みんな気味悪がってましたよ。
学生時代も気味悪がって女の子達も近づいてこなかったですね。」

茶髪にしているのは、黒髪だと、顔の突起が大きいため、暗い悪魔のような顔になっちゃうから。
自分で(色を)抜いたりもしているし、ヘアサロンに行ったりもしている。

結婚して何か変わりましたか?
特に変わってないですね。
そのままの自分でいいという人と結婚したかった。
自分は奥さんとも友達関係だと思っている。
ずっと恋人関係でなければいけない人とか、
家庭というものに理想を持っている人とかいますけど、
あの時は結婚しなきゃいけないと思ってましたね。
自分も家庭についての理想みたいなものは持っていましたけど・・・
長続きするには友達関係がベストなのではないかと思っている。
結婚に後悔してないですか?
会場に向かって、結婚してる人〜?と聞き、
それなりにモンダイってありますよね?と言っていた。
奥さんとは、週に2,3日しか会っていない。
びゅーちーの家庭についての理想。
「庭に犬がいて、ワンワン、なんて鳴いてて、
奥さんがエプロンして、あら、だめねぇ〜なんてにこにこしてて、
犬が走ってきて、ばしっとぶつ、みたいなねぇ〜(笑)」

そんなこんなですっかり司会のお姉さんのペースでトークは進んでしまい、
慌てるびゅーちー。
「早く帰れってかんじですか?僕の言いたいことも言わせてくださいよ。」
とびゅーちーからの宣伝。
現在レコーディング中のびゅーちーから、新曲、のプレゼント。
まだデモなのですが、と2曲披露してくれた。
「フィルムは回る」
少年の頃、隣に住んでいたお姉さんへの憧れを歌にしてみたもの。
洗濯物を干すお姉さんの細い腕とか、
自転車の後ろに乗せてもらったりしたが、いいにおいだなぁ、なんて
子供心にドキドキしていた。
そんな少年の頃の情景がフィルムのように回っている、それを歌にしてみた曲。
「後悔」
なんで別れてしまったんだろうという、未練というか、
そんなこと僕もたくさんありましたからね。
そんなのを歌にしたものです。

デモテープを聴かせる間、びゅーちーとっても照れくさそうでした(笑)
実際、2曲目の後で、「いや〜恥ずかしいですねぇ〜」って言ってました。

新曲「花まつり」について
和太鼓とかねぶたのラッセラッセとかの掛け声が入ったり、沖縄っぽいのが入ったり、
アフリカンテイストだけど、日本っぽい曲。
これは、フジテレビポンキッキーズの曲で、
石井竜也のシングルとしてのリリースではないです。(7月1日リリース予定)

客席からの質問コーナー
Qアクセサリーデザインをどのようにやっているか。
A自分はデザイナーではない。 どのぐらいのバジェットでどのくらい売れるものを作るか
ということまで考えるのがデザイナーだろうが、自分は考えられない。
どちらかというと、哲学を大事にしている。
HATIのような店を作る予定は今のところない。
実際自分で店をやるのは大変なんですよ、とのこと。
特にアクセサリーをというのではないが、
ライブツアーグッズなんかは全部自分で手がけていきたいと思っている。
今度大阪で空間プロデュースをやる予定なので、
そこで何か見せられると思うので楽しみにしていて欲しい。

Qサアカス少年団について。
Aフジテレビから、話を持ち掛けられた。
普通にやったらおもしろくないので、ジャグラーなんかもいれて不思議な空間にしたい。
司会は10歳の男の子にやってもらおうと思っている。
空中ブランコとか・・・・自分ではやらないけど、
自分は一輪車の練習をしている。けっこうむずかしいですね。
メンバーはDRAG-ONと変わるが、コータローとマリーザ、金ちゃんは一緒にやる。
結局米米じゃんといわれるかもしれないが、今は事務所がそれぞれ違うので大変だ。
テント外装のデザインも全部手がける予定なので楽しみに。

Q胸はだけファッションについて。
A人に言われて変えたりはしないです。
米米時代はネクタイとかが多かったので、喉をしめた状態で歌うのがつらかった。
石井竜也になったことで、何か変えたかったということもある。
「質問をされた方は、胸はだけでうれしいってことが言いたかったんですね」、とまとめていた。

Q失恋からの立ち直り方を教えてください。
A映画を1日に2、3本見る。それを3日間ぐらいつづけると忘れられる。
人の多いところに行くのはよくない。
男の傷は手っ取り早い男でっていう人多いですよね?
(司会のお姉さん)私はそんなことないですよ。
それはよくない。二重に傷つくことになるから。
とにかく僕からは映画がオススメです。

Q安心しろよのプロモーションビデオで出てくる、4人目の女の人の職業は?
A夜のお仕事ということになっていたと思う。
4人の職業は、建築関係、アート関係、主婦、夜のお仕事。
「4人目の人が泣いてましていたが、失恋したんでしょうか?」
「俺みたいな男にだまされたんでしょう」

例によって、サイン入りグッズが当たる抽選会もありました。
抽選して、読み上げて、贈呈してと忙しそうでした(笑)
当たった人、うらやましぃぃぃ〜


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