アイーダ/ヴェルディ

Aida / Giuseppe Verdi

1.主な登場人物

2.あらすじ

 古代エジプト。エチオピアの王女アイーダは、エジプトの王女アムネリスに仕える奴隷の身。そのアイーダと若きエジプトの将軍ラダメスは密かに愛し合っています。エジプト領に侵入したエチオピア軍を討つための総指揮官に任命されたラダメスを複雑な気持ちで見送ります。アムネリスもまたラダメスを愛しており、二人が愛し合っていることを知り、激しく嫉妬する。

 戦いはエジプト軍の勝利となり、ラダメスが華やかに凱旋し、国王から勝利の報奨として王女アムネリスと結婚する権利を与えられます。捕虜の中には、兵士に身をやつして身分を隠したエチオピア王アナモズロがいます。アナモズロラダメスと娘が恋人であるのを知ると、エジプト軍が次の作戦で通る道を聞き出すようアイーダに命令します。

 恋人と祖国の板挟みになったアイーダは苦しんだ挙げ句、エジプト軍の機密を聞き出します。ところがその現場をアムネリスに見つかってしまい、そのとき初めて事の次第を知ったラダメスは、その場にいたアイーダアナモズロを逃がし、反逆者として捕らえられます。

 アムネリスは必死に神官たちに助命を懇願しますが、死刑の宣告は変わらず、生きたまま地下の石牢に閉じ込められます。そこには逃げたはずのアイーダが潜んでおり、二人は永遠の愛を誓いながら静かに死を迎えます。

3.ちょっと一言・・・

イタリアオペラといえば、ヴェルディ、プッチーニが1、2を争う代表の作曲家です。『アイーダ』はヴェルディの円熟期のオペラです。スエズ運河の開通記念でカイロ・オペラ座のこけら落しのために作られた作品。絢爛豪家で壮大なストーリーなので、野外劇場やホールのこけら落としとして上演されることも多い作品です。日本でも、昨年新国立劇場の記念公演として上演されました。

ストーリーはエジプトとエチオピアの敵国の王女と将軍が戦争のために二人とも死ぬという悲惨な物語です。

オペラにはききどころの曲がいくつかありますが、『アイーダ』にも聴きどころの曲がいっぱい!マ幕が開いてすぐのラダメスの歌うアリア<清きアイーダ>は3大テノールのコンサートでも必ず聴く有名な歌です。アイーダの<勝ちて帰れ>も有名です。

新国立劇場の開場記念公演として、演出にフランコ・ゼフィレッリが招聘されました。私は1月24日のキャストに行きましたけど、とにかくその豪華絢爛な舞台に圧倒されました。初めて見た生のオペラだったので、余計に感激しました。今回ラダメスを演じるホセ・クーラは次の3大テノールと言われているテノール歌手で初めての日本での公演です!声はもちろんルックスも素敵♪


4、今回上演するビデオ

指揮:ガルシア・ナバッロ(1998年1月17日、日本、新国立劇場)
演出:フランコ・ゼフィレッリ
演奏・合唱:新星日本交響楽団・藤原歌劇団合唱部
アイーダ(ソプラノ)・・・マリア・グレギーナ
ラダメス(テノール)・・・ホセ・クーラ
アムネリス(メゾ・ソプラノ)・・・ニーナ・テレンティエヴァ
アナモズロ(バリトン)・・・グレッグ・ベーカー
ランフィス(バス)・・・カルロ・コロンバーラ
エジプト国王(バス)・・・カルロ・ストゥリウリ

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