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![]() MZ-3の上位機種として発売されたカメラです。 デザイン的に特徴のあるボディは好き嫌いがはっきり出るようですが、個人的には結構気に入っていて愛着も感じています。マグネシム合金を採用した外観は、耐久性というよりは見た目の高級感という観点のポイントが高いように思います。縦位置グリップも用意されており、デザインも秀逸でMZ-Sユーザーであるならば是非とも購入しておきたいアイテムの一つです。 数値上のスペック的にはあまりパッとしたものがなく雑誌においても良い評価を得られなかったと記憶していますが、アマチュアレベルの日常の使用では必要充分な機能を有しており、何ら問題はないと感じています。 |
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![]() スクリーンは標準マット(GF-60)の他に、方眼マットタイプ(GG-60)のものがオプションとして発売されています。方眼マットが大好き人間としては、本カメラ購入と同時に交換をしてしましました。 MZ−Sのスクリーンはピントが見やすくボケも美しい「ナチュラルブライトマット」が使用され、このクラスのカメラとしては非常によいレベルにあると感じます。ただ、ファインダー内の出っ張りがなくなってスッキリした反面、倍率が0.75倍低くなったことは残念です。 |
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![]() Z−1pではハイパーマニュアル、ハイパー露出というハイパーオペレーションが一つのウリでしたが、文章で紹介するには難しい上、使ってみないとなかなか良さが分からないという代物だったため、雑誌の評価や世間での評判はイマイチのようでした。(ペンタックスの宣伝のヘタさもある)。 MZ−Sはダイヤル操作系であったMZとハイパーオペレーションのZとを融合させた操作系となっており、使ってみるとコレがなかなかいい感じだったりします。おかげでZ−1にも興味が出てきてしまいました(笑)。 |
![]() プレビューボタンがシャッターボタン付近に設置された |
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![]() MZ−Sでは縦位置グリップも用意された |
![]() MZ−Sでは、フィルム上部のパーフォレーション間に撮影データを印字することが出来ます。これならフィルムを見てすぐに撮影データがわかるため、いちいちノートに記入しながら撮影をせずに済むという大変便利な機能です。 また、プレビューボタン位置がシャッターボタン周辺で操作しやすいのもポイントだと思います。マクロレンズを使用するようになってからプレビューをすることが多くなりました。右手の人差し指ですぐプレビュー出来るのは撮影に集中できます。 |