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高級コンパクトカメラのジャンルにフジフィルムが出したカメラが、このKLASSE(クラッセ)です。 ただし、同時代の高級コンパクトカメラである、ミノルタのTC−1やコンタックス T3と比べると、若干質感では劣るような感じを受けます。それでもアルミ/マグネシウム合金の外装は、その他のプラ外装のコンパクトカメラとは違った満足感を与えてくれます。 ボディーサイズは他の高級コンパクトカメラと比較すると大柄で、デザインのもう一つといった感がありますが、実際手にしてみるとグリップしやすく安定してカメラを構えることができます。 また、ストラップ取り付け金具が両端にあるので、首からかけることも可能です。 |
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実際に使ってみて、まずはファインダーの位置が思ったより左端にあり慣れるのに時間がかかりました。コニカのヘキサーやレンジファインダーを使っている人ならば問題ないのでしょうが、一眼レフに慣れている身にとっては、多少の違和感を感じました。 ファインダーの見合え具合は、今まで使用したコンパクトカメラ(GR1,G1,G2,T3等)の中では、非常にクリアーで感動的で、撮ることが楽しくなる感じがします。ただし、ファインダー内にシャッタースピードの表示が出ないのは撮っていて非常に不満足(不安感?)があり、非常に残念なポイントです。 |
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![]() テッサータイプのフジノン38mm/2.6 |
![]() 高品位な金属カバー |
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搭載されているスーパーEBCフジノン38mmは、3群4枚のテッサータイプでガラスモールド非球面レンズを採用し、フジお得意のEBC仕様とすることで優れた描写力発揮します。38mmという焦点距離は中途半端な感じがしますが、広角が苦手な私としては丁度良い感じです。 描写傾向としては、コントラストが高いながらも、すっきりとした描写をするような印象を受けました。 |
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![]() サンプル写真1 ![]() サンプル写真2 ![]() サンプル写真3 |