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GR1はR1の後継機として1996年に発売されました。 ボディはマグネシウムダイキャストを使用し、レンズも新設計のGR28mm/2.8です。 このレンズは当初、ライカLマウント仕様として発売されており評判もなかなかよろしいようです。それをコンパクトカメラに組み込んだおかげで、私のようなライカとは無縁の人間にもGRレンズを味わうことが出来るのですから大変ありがたいことです。 GR28mmは非球面レンズを用いた4群7枚のオールガラスで高解像度、完璧に補正されたディストーションが魅力のレンズであります。 |
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メインで使用しているのはSLRなのですが、荷物を少なくしたい時や、お手軽に写真を撮りたい時もあり、いろいろ考えた末、GR1にしました。GR1は操作性、デザイン等々よく考えられており、手にしっくりと馴染むところが気に入ってます。 発色については渋めの発色をするという印象があり、個人的にはもう少し派手な発色でもいいかと思うことがあります。 最近では21mmのGR21というカメラも出ており大変気になるところではあります。 |
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![]() 高品位なマグネシウムボディー |
![]() 露出補正ダイヤル |
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GR1には露出補正ダイヤルが装備されておりますが、以外とこの補正ダイヤルが不用意に回りやすかったりします。 これに気づかず撮影を続けで、途中で大慌てということが何度かありました。確かリコーのサービスの方でダイヤルの固さ調整をしてくれると言った話を聞いたことがありますので、気になる方がいらっしゃっいましたら一度聞いてみると良いと思います。 現在、GR1は2台目のGR1Sから3代目GR1Vへと世代交代し、オートブラケット機能やマニュアルISO感度設定機能、マニュアルフォーカス機能等、より使いやすい魅力的なボディへと進化しておりますが、GR28mmレンズの変更はされておりません。言い換えれば、それだけGRレンズの出来が素晴らしいということなのでしょう。 |
![]() GR1作例写真 |
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