3Dカメラ

 
3Dカメラは古くからありますが

ここではフィルム時代の中でも比較的最近のものを紹介します


 


 

 写真は時間を止め立体のものを平面化する‥いわば‥4次元のものや3次元のものを2次元化して記録するものです

 しかし、2次元化された写真を3次元化したという欲望は、写真が実用化された当時からありました

 当初は、2枚の写真をステレオビュワーで楽しむことが一般的でしたが‥後に活動写真(動画/映画)が普及しました

 そして、3D映像が珍しくない現代において‥初期の3D映像を体験することは‥とても新鮮な出来事でもあります



 
NIMSLO 3D(1980)

 このカメラはレンズが4個付いたタイプの立体プリント用カメラです、撮影されたフィルムから、かまぼこ型のレンズ状(レンチキュラー板)の印画紙に3D(立体)プリントをするためのカメラです

 近年、レンチキュラープリントとは違った 楽しみ方が紹介されるようになりました、実際の撮影結果を紹介しているサイト(外部リンク)を参照してみてください‥

 GIFMAGAZIN CREM 多眼カメラNimslo,Nishikaについて(2014年)‥とても面白いですよ^^v

 安原製作所/カメラ随想‥2010年ころの3Dカメラについて‥興味深いですよ^^v

 パソコンが普及する前に発売された商品ですが、プリントするだけでなくGIFアニメ化すると‥とてもカッコいい立体映像を造りだすことができます

カメラレビュー1981年1月号フォトキナレポート


 


 
Nishika 3D N8000(1990)

 レンズが4個付いたタイプの立体プリント用カメラです‥現像処理は NIMSLO 3D と同じです

 発売当時の価格は128000円で‥とても高価でした


 


 
エア・テック4眼立体カメラ(1996ころ)

 レンズが4個付いたタイプの立体プリント用カメラです‥現像処理は NIMSLO 3D と同じです


 


 
Image Tech 3D 1000(1992ころ)

 このカメラは、撮影されたフィルムから、かまぼこ型のレンズ状(レンチキュラー板)の印画紙に3D(立体)プリントをするためのカメラです

 一般に言われているステレオ写真とは違い、3つのレンズが付いたカメラで写した3枚のネガを同じ画面にプリントすることによって立体的に見ることができます

 レンチキュラープリントについての参考サイト:株式会社マル・ビ:レンチキュラー印刷‥とても面白いですよ^^v


 


 
コニカの3Dプリント用レンズ付きフィルム(2000ころ)

 2000年ころに市販されたレンチキュラープリント用のリサイクルカメラです‥価格は1280〜2100円(プリント代別)で手軽に立体プリントを楽しむことができました


 


 
SELBY LOREO STEREO

 ミラータイプのステレオカメラで‥プリントしたものをステレオビュワーで楽しむタイプです‥このカメラは1990年に香港の Loreo Asia Ltd が製作したステレオカメラで‥日本では SELBY ブランドで発売されました


 
 


 
ペンタックス・ステレオアダプタ

 一眼レフカメラのレンズの前に装着して、1枚のフィルム上に、右目と左目で見たのと同じように、ミラーを利用して2枚の画像を写す装置です


 
 


 
写ルンです Super 800 専用 立体写真アダプター

立体写真が写ルンです!!

 富士フィルムの「写ルンです」に付けるミラー式のステレオアダプターと紙ベースで出来たビュワーがセットになったキットが販売されていました‥簡単な構造ながら機能は上位機種と遜色ありません


 


 
ステレオビュワー

 プリントされたステレオ写真を見る装置です


 


 
スライド式ステレオビュワー

 電動スライド式のステレオ写真を見る装置です


 


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