OLYMPUS OM30 + AF ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4 (1983.05)
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世界初のレンズ内TTLピント検出方式を採用したAFレンズ、OM30に連動

一見すると‥ペンタックスと同じ作りのような感じがしますが‥中身は全然違って‥レンズ単体でもAF検知をすることができるような設計になっています
レンズ単体では‥パワーズームのみ作動させることができますが‥AFを作動させるためには‥OM30で使用するか‥専用のトリガーコードが必要です
ペンタックス、キャノンともにAF35-70mmが89500円だったのに対し‥これは93000円とかなり高額でした‥このレンズは前記2社とは全く違った構造になっています
レンズ構成は7群7枚+プリズム、フィルター径は55mm、絞りは開放F4、絞り羽根数は6枚、最短撮影距離は0.75m、ズーム方式は回転ヘリコイド、重さは550g(電池含まず)
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OLYMPUS OM30 Black + AF ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4

OLYMPUS OM30 Black + AF ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4

OLYMPUS OM30 Black + AF ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4
発売当時の広告

1983.03

OLYMPUS OM30 + WINDER 2 + AF ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4

OLYMPUS OM30 + WINDER 2 + AF ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4

OLYMPUS OM30 + WINDER 2 + AF ZUIKO AUTO-ZOOM 35-70mm F4
発売当時のカタログ
1986年に発売されたOM707では、ほぼ完全な自動化を実現し、OMマウントの専用AFレンズは8種類用意され、電源を内蔵するグリップ部は着脱可能で、ポップアップストロボを内蔵したグリップも用意されました‥
この後、レンズ交換式のAF一眼レフ機は後続機種が続かず、オリンパスのフィルムカメラでは、これが最後の機種になりました‥価格は79,800円(ボディーのみ、PFG300(パワーフラッシュグリップ)付き)
AFレンズはボディに固定する仕組みがMFレンズとは違い、AFレンズにはロック解除ボタンが無く、ピント・絞りともにマニュアル操作することができないため、MFタイプのOMマウントとの互換性はありません
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OM707の雑誌広告(1987年7月)
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