F3AFはF3のボディーを基本に、ファインダーとAFレンズの信号授受をボディー経由で行うためボディーに信号用接点を設け、レンズ側に駆動モーターを組み込んだ機種で、その価格は\250000(AF80mm付\330000)でした
ニコン初のボディー駆動型オートフォーカス(ボディーとレンズの間の情報伝達にCPU連動方式(アメリカのハネウェル製のTCLセンサー)を採用した)一眼レフカメラは、1986年に発売されたF−501でした
1988年(昭和63年)には、社名が「日本光学工業」から「ニコン」に変更され、史上初の1/8000秒高速シャッター(幕速度2.7ms)を搭載(シンクロ同調1/250秒)し、AFの性能も格段に向上したF−801が発売されました
当時、AFカメラの選択肢として、F3AFを選んだ人は多くなかったでしょう‥実際、手元に‥F3、F4はあっても‥AF機は‥F−801(\104000)が発売されるまで手が伸びなかった‥というニコンユーザーは少なくなかったかも‥
ということで‥手元にあるの資料はNikon FM (1977) , F3HP (1982) , F4 (1988) , F-801 (1988) と発売当時のカタログのみですが、手に取って当時の技術を垣間見ることができます
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