最終変更日 2002年 4月26日
陸自明野駐屯地(航空学校)の航空祭等で演技を披露する為に結成されるパートタイムチーム。
OH−6Dx4機、AH−1Sx2機、OH−1x1機の7機編成でOH−6Dが編隊飛行系、AH−1Sと
OH−1が機動飛行系を行います。
以前はOH−6Dだけで編成されていて明野レインボーと言う名称でしたがAH−1Sが追加されてから
レインボーコブラと言う名称に変わりました。2002年よりOH−1も加わり再び明野レインボーに再改名。
カラースモークはブルーインパルスの影響?で止めてしまいましたが7機になった事から名実共にレインボーにふさわしく
なりました。OH−6Dはアクロ専用機ではなく操縦教育に使用されていますがスモーク発生装置(取り付け取り外し可)
を搭載してブルーインパルスの様にスモークを引きます。AH−1SとOH−1はスモーク装置の取り付けができないので
スモークは出しません。機体は通常塗装のままで明野レインボー固有の塗装やチームマークは無い様です。
なおパートタイム編成のため専門のパイロットでは無くその時々で教官パイロットから選抜されます。
オープニングは7機でのレベルオープナーから始まりOH−1の曲技飛行(ロール)、AH−1Sの機動飛行、
OH−6Dの編隊飛行が交互に行われます。レインボーコブラ時代よりコンビネーションは良くなった来が
しますがまだまだ演技がしっくりなじんでいない感じです。3機種3様の飛び方をうまく見せるのは
なかなか大変そうです。OH−1のロールは日本でもここでしか見れないのでは無いでしょうか。
AH−1Sは機動飛行が2機になっただけで特に凄いコンビ技を披露するでも無くおのおの凄い技を
繰り出すでも無くいたって普通の機動飛行で何か物足りないです。
OH−6Dは素晴らしい編隊飛行、編隊変換を見せてくれますがやはり全体として調和が感じられません。
どうしてもちぐはぐな印象を受けてしまう所が悲しい。多少ちぐはぐ感はあっても一度に色々見れると言う
点においては他のチームにない大きな特徴と言えるでしょう。
OH−6Dの見事な編隊飛行。撮影当時(98年)はまだカラースモークでした。
演技終了後にOH−6Dは1機づつスモークを出して挨拶をします。