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場所・・・前橋市西大室町(県道76号 産泰県道沿い)

 大室神社のあるところが本丸で、その東に二の丸が並びいずれも濠で囲まれている。本丸の北側に、壕をめぐらした櫓台が見られるが、膳城本丸南側にも同様な例がある この城は白井長尾氏に属し、城主牧弾正に叛意ありと知った長尾政景は、鷹狩りにことよせて大室城に立寄り、弾正親子を滅ぼした。その後は、戦国武将が交代して城主となり、1601年酒井氏が前橋城主になると、家臣であった石川氏がこの城を守った。1749年、酒井氏が姫路に移ると、家臣の石川氏もそれに従い、大室城の管理は最善寺に任せた。大室神社が本丸跡で、その東が二の丸跡で、当時の濠も残されており、また城の名残をとどめる北曲輪、南曲輪などの地名が今も残されている。


 

 

二の丸虎口


 

本丸跡(大室神社)


 

本丸東側の土塁


 

 

二の丸跡(現在公民館)


 

本丸南側の水濠


 

年貢米貯蔵小屋跡


 

神沢川の堰


 

訪問記

産泰県道に「大室神社」の案内板があり、すぐわかる。二の丸は道路と同じ高さで、本丸は、二の丸比高2メ-トル位である。この城は、前は北500メ-トルにある元城からここへ移ったものである。濠が東側と南側に残っている。