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場所・・・前橋市荻窪町字元屋敷

 荻窪城は大胡城の出城であったと言われています。荻窪地区に伝わる古文書には、「文和2年(1343年)に足利尊氏郷の末派で赤荻主馬之介智宣・同弾正智則が居城、これにより同村の向山に城の守本尊として大日如来を祭り城の安泰を祈った」と記されているので、築城については、この古文書に記されている年代よりも古く、城主は赤荻一族と推定されている。

 また、城主の墓と伝えられる石造物が壕の北側にあり、大日如来を祭った場所には大日塚と赤城塔がある。


 

 

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荻窪城推定復元図


 

本丸北側の土塁


 

本丸西側の堀切


 

 

釣堀東側の竪堀


 

 

訪問記

 本丸の北側に土塁と空堀があり、西側には遊歩道のある小川があり、腰曲輪のようである。平城で、それほど広くはない。デジカメに慣れていなかったので、良い写真が撮れなかった。もう一度攻めてみたい。



再訪 平成13年5月3日

土地の有識者の話によれば、案内板にある文は、西荻窪城跡にある家の蔵から発見された古文書からのものである。西側にある大きな堀は、今は荻窪公園となっており、釣堀や、テニスが出来る。釣堀東には、竪堀が二ヶ所確認できる。画像 「釣堀東側の竪堀」