珍動物の館

Day5 スコーバレー(前編)


Day5. 今日は2日目のスコーバレーだ。いきなりだが、カリフォルニアはリフト券が高い。
スノーバード(ユタ州)は35ドルだったのにここでは49ドルだ。

ここで、たつくんから悪魔の囁きが。「どうせやつら日本語なんて読めへんのやから日本の免
許証でも見せて俺は学生だって言えば学割になるぜ」とおっしゃる。

それならと勇んで免許証を見せたが、おねいさんの反応が今一だ。「そうなの?ふうん」と言っ
ている。なんで?あれ?もしかして?値段表を見るとやっぱり学割なんてねーじゃん。赤い頬
のままクレジットカードを差し出す俺であった。



さて山頂は思ったより雪が積もっていない。とりあえずPOWDERを求めゲレンデ上部をさらに
登ってみる。そこにはやたら雪屁のでかいボールがあった。落ちたら15mぐらい落下だろう
か。そしてその奥には斜度60度ぐらいのシュートが。滑る姿をビデオに撮ったが・・・この迫力
は映像では伝わらない。

あそこに行こう
60度のシュートでたつくん直滑降・・・
斜面の上に立つと手に汗をかくほどの緊張感。日本では感じた事のなかったあぶない感覚・・・いや待てよ、ボーゲンだった頃は毎回そんな思いをしていたぞ。そう思いだすと何か懐かしい感じがした。



続いてKT−22というリフト降り場に岩山があった。ここも登ろうとたつくんが言い出す。何度も
断ったが結局は連れていかれる。山頂から下を覗くとあらまあ斜度45度ぐらいのシュートがこ
んにちは。まあこのぐらいなら平気。しかもだんだん楽しくなってきた。感化されている?

(1)ここを登ろうと言われ
(2)泣きながら登ってみる
(3)下を覗くと45度のシュート
(4)ひぇぇぇぇぇぇぇと滑る



昼からは昨日滑ったコースに戻ってみる。そこはアメリカまで来て良かったと思わせるPowder
だった。気温は0℃前後と暖かいのにこの雪質。きっと空気の含有量が多いのだろう。真冬は
相当良さそうだ。しかし日本からのツアーも聞かないし(あったら是非教えて)、冬に運転する
のもめんどそう。是非また来たいと思うスキー場、いやお気に入りNo1のスキー場になった。

(写真−左 アメリカに来て良かった)

ちなみにここ3日間は日本人に1回も会っていない。ローカルは感じが良さそうだったので、英語を話せる人は現地で友達を作ると良いかもね。でもきっと雪降ると人格変わったりするんだろうなあ。

そう言えば今日も昼ごはん食べていない・・

・・・後半に続く

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