珍動物の館

アクシデント発生

■1月4日 天気 晴れ

翌朝am5時、カルガリー空港でチェックインをするといきなりチケットを破かれた。もうこの便
はキャンセルになったので次の便に乗って頂戴と言う。よくわからないが2時間遅れでカルガリ
ーを出発。よくある事だ。続いてバンクーバーからの飛行機がなかなか搭乗できず「電気系トラ
ブルで再整備中」とアナウンスがあった。それでさらに2〜3時間遅れて・・・。それでも無事バ
ンクーバーを離陸した。日本までは11時間。


もう5時間は飛んだだろうか?日本着は夜中になりそう。これでは成田で一泊し早朝の新幹線
で出社だな〜などと思っていると突然機内が停電した。ビデオも室内灯も全て落ちて真っ暗に
なった。機内がざわついた。しばらくするとライトが点灯し機内放送が流れた。

「当機は深刻な電気系トラブルのため只今よりバンクーバーに引き返します」。

実際は既にバンクーバーに向っている最中でアナウンス後一時間もしないうちに着陸。
停電はパフォーマンス?とにかくバンクーバーでもう一泊だ。結局は珍道中に・・・。





空港では係員から明日の10時にここに戻ってこいと伝えられる。シャトルバスに乗りデルタホ
テルにチェックイン。日本に帰れなくなったCMHご一行様9名は妙な一体感でバンクーバーハ
ーバーの見えるレストランでシーフードをつまみながらビールを飲んでいた。23時半の遅い遅
い夕食だった。これで終わりかなと思ったがこれでは終わらなかった。


▼バンクーバーのデルタホテル。窓からはハーバーライト。



▼ネット接続は約15ドル



翌朝エアカナダが用意したチープな朝食を食べ空港に行く準備をしていると、10時集合は偽
情報でバンクーバーを10時に出発だと判明。もうすぐ9時。シャトルバスは9時半まで来ないし
タクシーだってすぐには来ない。来ても空港までは10分はかかる。ピーンチ!!


ここで英語堪能のJ子さんがホテルに交渉をしてくれた。なんと臨時バスが出発!あきらかに
昨日とは違うスピードで走るバス。ありがとうと財布のカナダドルを全て渡し空港を走る。走る。
走る。あはははは!結局今回も走るのか〜。


チェックインをしてセキュリティゲートを通過すると・・・今度はJ子さんがバッグを開けられてい
る。バッグの中からは透明な小袋に白い結晶。このタイミングでそれはあかんだろ〜!

よ〜く見ると漢字で「佐渡の塩」と書いてある。清めの塩?味塩?不安げに見守っていると、ど
う説明したのかはわからないがすぐにセキュリティからでてきた。

そして搭乗ゲートに着くとまたしても飛行機が遅れている。もうどうでも良くなってきた。
「どうにでもな〜れ〜!!」

それから約12時間・・・日本には26時間遅れで到着。航空会社が保証するのは元々購入して
いたチケットと同内容だけ。AIUの海外旅行保険でもディレイで発生した損害は2万円までしか
保証されない。

トラブルの際は日本の航空会社の方が融通がききます。海外の航空会社はすぐ契約を持ち
出します。カナダ便は選べないので仕方がないですが。


さて今回のレポートはいかがだったでしょうか?レベルストークは近くにスキー場もあるので、
ヘリが飛べない日でもスキーができそうです。結構大きなスキー場なのでCMHと組合わせる
のも楽しいかも知れません。

最後にビデオクリップはもうすぐアップします。お楽しみに。

2011/05/16


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