珍動物の館

DAY3


■2011年01月01日 晴れ −18Deg


A Happy New Year!

今日は雲の上まで上がって滑った。
山頂はWINDクラストだったが、標高を落とすとライトなパウダーに変わった。


▼天国



45度ぐらいの斜面を滑っていると足元からくずれ幅5m長さ20mサイズでデロデロと雪崩れ
はじめた。あわてて左に切上げやり過ごしたが不安定なコンディションだ。

雪質は刻々と変わる。今度は広いオープンバーンが出迎えてくれた。

長い長い一枚斜面。ささりそうなギャップもなく立ち木もまばら。どんどんスピードをあげると離
陸するような浮遊感。それは全身の力が抜け口がぽかーんと半開きにしてヨダレを垂らしなが
薄ら笑いを浮かべたくなるぐらい気持ちが良い。


▼言葉を失う景色









▼N塚奥さん、お世話になりました。



▼雲海とサンピラー。雲海はワインのように谷に注がれ続けた・・・



ガイドがこんなに軽いぞと手にとって息を吹きかけると雪はやさしく宙に舞いそして消えてゆく。

雲の上から滑り始め、雲の中を滑りぬけ、雲の下に滑り下りる。
こんな体験なかなかできない!


▼一日中こんな景色の中を滑りました。



ホテルに戻りシャワーを浴びると今日も同じグループでディナー。ビルが3ミリオン達成の表彰
を受けたので振舞いのシャンパンを戴く。ちなみに副賞はアークテリクスのウェアー上下。


*日本だとお祝いされる人がみんなから振舞われるけど、アメリカ・カナダではお祝いされる人
が振舞うんです。だからお祝いされる人がみんなにお酒を注いだりケーキを切り分けたりする
んだよね〜。これって文化の違いですね。


18時半から食べ始めた夕食も気がつくと22時。その間ビルはずーっとしゃべり続けている。
アグレッシブなニューヨークの話、ここには書けないアダルト映画のような話。とどめは奥さん
の話。彼女の親父さんが心配性で「ヘリスキーを止めてくれるなら」と渡そうとしたお小遣いが
日本円で5億円だったのを軽く断り、今年もヘリスキーにやってきた話。「ほんまでっか?」。


今日のヘリは8本、6800m。富士山2本分。

以上(2011/05/13記)


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