珍動物の館

DAY2


■12月31日 晴れ −22Deg

大晦日。

りこっちは朝からゲストに「Today is Lastday」と話しかけ「きょとーん」とされる。
それを言うなら「ニューイヤーズイブ」だ。

今日もツリースキーが中心。林間が広く林間の中にあるオープン斜面が気持ち良い。








他のエリアではだいたい詰めて滑ってくれとか言われるが、ここレベルストークでは何も言われ
ない。他のゲストに聞くと、車で移動できるレベルストークはどのロッジよりもたくさんの斜面を
使えるからだと教えてくれた。好きなように制限されず滑れるのは気持がちよい。


▼この斜面でりこっちとコウジのビデオを撮影。



▼広い林間



▼斜度も十分



▼コロンビアリバー



コウジがトラバースでバランスを崩し谷底に落ちていった。経験があればわかるが新雪を1m
登り返すだけでも大変な作業だ。何とか谷底から這い上がったコウジは体力を奪われふらふ
らに。とどめはギャップにつき刺さり板が外れ転がり空を仰ぎ動かなくなった。帽子はずれ、ゴ
ーグルやウェアーは雪まみれ、落武者のようになり戻ってきたコウジの「待たせてごめんね」と
言う姿は昔の自分を見ているようだった。この日コウジとりこっちはamで帰宅した。

*コウジはSAJで言うテクニカルプライズ以上のエキスパートスキーヤーです。それでもしっか
り洗礼を受けるのは、CMHは山スキーそのものであり地形を読む能力が要求されるからだと
思います。初参加でゲレンデしか滑った事がない人は初日は斜面に慣れることをお勧めしま
す。ゆっくりて丁寧に滑れば簡単な斜面になります。同じ斜面でもスピードを出したり飛んだり
すれば難しい斜面になります。

例えば下の斜面は迂回すれば簡単なスロープだけど、まっすぐ飛べばそれなりに、横や縦回
転を入れれば難度が上ります。山の懐は深いです。

▼プチクリフダイブ♪「ぎゃー」って叫んでいたらしいですが(笑)



今日は大晦日。同じグループのメンバーでテーブルを囲みましょうという事になった。11人で
食事をしているとニューヨーク在住のBillはテンションマックスだ。パソコンを持出し俺の家を見
せるからみんなの家も見せろとはじまる。グーグルアースで見るみんなのお家は御殿の様に
立派。とても我家は見せれないので北海道の実家を見せる(笑)。


レベルストークではどんなカウントダウンをするのだろうと楽しみにしていたが食事が終わると
そのまま解散。食事こそスモークサーモンだのロブスターだの取り放題で旨かったがカウント
ダウンパーティーはなかった。一般客もいるのでCMHのメンバーだけで馬鹿騒ぎはできないと
いう事なのだろうか?今回感じた他のロッジとの一番の違いはここかな?


▼メンバー11人




▼今日のおやつ。ビーンズソースとクラッカー、旨いよ。



今日はヘリ9本 7400m。

以上(2011/04/30記)

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