珍動物の館

２日目。天気は雪。気温はー５℃と暖かい。

今日は班が再編成され、日本人は我々２人だけの外人部隊になった・・・こりゃ楽しそうだ。

雪は昨日よりさらに深く、そして軽い。もし板がなかったら腰まで潜ってしまう深さだ。なのにス
ピードはまったく落ちない。手にとって雪を見ると結晶がなかった。これがアスピリンスノーとい
うものだろうか？一日中フェイスショットしまくりで、と・ろ・け・そ・う♪。

ビンディングの開放値を上げたのは大正解だった。誤開放しないので疲れ知らずだ。やはり体
力が落ちたのではなく何度もツリーウェルに落ちたのが原因だとわかり一安心。

が・・・りこっちはちょっと疲れ気味。

りこっち曰く「だってこんな深い雪滑ったことないんだもん」。そりゃそうだ、俺だって今までこん
な深雪を滑ったことはない。さらに言えば、今までで雪は一番深く、一番軽く、斜度は一番急
で、初めての林間を、出したこともないスピードで滑っていた。

たぶん我々がいるのは一番下もしくは下から２番目の班だと思うが、我々程度のレベルならこ
の班で十分に楽しめた。りこっちは次からパウダーイントロにすると言っている。

それにしてもＣＭＨ、一日中Ｐｏｗｄｅｒを堪能して、ロッジに戻ったらおいしいおやつを食べ、ジャ
グジーに入り疲れを癒し、夜は世界中から集まったＰｏｗｄｅｒジャンキーに囲まれ、食事をした
り酒を飲む・・・。こんな贅沢な遊びを知ってしまった我々はこの先どうなってしまうのか？ちょっ
と心配にもなってしまう。

まあその前に後５日も残っている、明日からも思い切り楽しもうと思った。