珍動物の館 ![]() 2007年01月03日(曇り/−8℃) Day4 今日はグループ3。 昨日あれだけ雪が降ったのだからさぞやバフバフだろう♪ わくわくしながらヘリに乗込む。 そしてランディングポイントで板を履き林間にドロップイン・・・ 「へっ?何だこの重い雪は?」
雪が降ってからたかが一日、されど一日。 昨日はロッジでも軽い雪が降積もったのでかなり期待していたんだけど・・・ 一日経つとすっかり重くなっちゃうんだね。 パウダーは生ものだという事を改めて知りました。 正直、今日の雪質はARAIの「コンクリートパウダー」と同じ。 でも・・・考えてみればARAIに通っていた2006年、 そのコンクリーパウダーでも降れば天国のように大騒ぎしていた。 同じ雪質なのにこの落胆振りは何? やっぱりここでは特別な羽毛のような雪質を期待していまうから? 高級フランス料理店でカレー味がでてきたってイメージ?
今日は普通に滑っていると刺さりそうなのでTOPを沈めないように 常に踵加重で滑らないといけないので太ももが疲れる。 それでも慣れてきて林間のプチクリフを3mぐらい飛び降りたら縦に3回転。 1回転目で帽子とゴーグルが吹き飛び、 2回転目でストックが消え、 3回転目に土下座をさせられた。 思わず「ぐへっ」って言ってしまい、かなりの屈辱だ。 気がついた時には直立不動で帽子もゴーグルも板もストックさえもなくなっていた。 しばらく途方にくれたが2分程度で再スタートできて助かった。ラッキー。
でも相手は自然、軽い時もあれば重い時もある。 こんなこと書いているけど思いっきりエンジョイ、ヘリ9本で5190m。 ロッジに戻ると別のゲスト(仮名Aさん)の話題で盛り上がっていた。 Aさんは窪みで前転し足だけが雪面に出た状態で刺さっていたらしい。 まさにリアル犬神家の一族。 そして「偶然」別のグループに発見されたらしい。 掘り起こされた時には顔面がムラサキになっていたと聞いた。 本人は大笑いをしていたが笑えない話だ。 明日は我が身、気を引き締めて滑ろう。
以上
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