珍動物の館 ![]() 2007年01月01日(曇り/−7℃) Day2 am7時、窓の外をみると深々と雪が降っていた。
今日はグループ2なのでゆっくりと準備ができる。 ヘリに乗込むと5分ぐらいで最初のランディングポイントに到着。 思ったよりも雪が降ったらしくセスビシャスを履いた足が太ももまで沈む。 雪はフレッシュでライト、朝からフェイスショットの連発!! そのかわりに40度を超えるオープンではスラフが発生し雪崩れそうで怖い・・・。 ![]() 怖いが楽しい・・・なるべくストレスを与えないように浅いラインで滑るとスピードが上る。そして ちょっとしたギャップでも宙を飛ぶ・・・これが翼が生えたように気持ちいい。 ・・・首筋がぞくぞくするぐらいに。 昨日の反省から窪みを避けたら前転がなくなった(やっぱあの窪んでいる所は地雷だ、危険 だ)。今日は外肩を下げて滑ってみたらスピードを出しても安定するようになったのでさっそく採 用する事に。日本でBCを滑らない僕らはここが練習の場でもあり本番でもあるわけです。 ![]() ![]() 「ゴーグル」・・・ターボゴーグルじゃないゲストはやっぱり曇っている。ヘリに乗るたびに拭いて いるけど、やっぱりだめで温風ダクトで乾かすことのくり返し。 CMHの参加費を考えればほんのわずかな投資で快適な視界が手に入るのに・・・って思って いたら大人気で初日に売り切れになったそうな。 それにしても日本じゃ曇らないのに何でカナダでは曇るのだろう?なぞだ。 ![]() テルの売店でゲット(型落ち品でいくらか値引きがあったと思う) フレッシュパウダーを7本ほど頂いてから昼食になった。 昼食は小型のヘリで運ばれ、2種類の暖かいスープがうれしい、体が温まる〜。サンドイッチ は3種類ほどあり好きなものを選ぶが大抵一個でお腹が膨れる。食後にはチョコバーなどの 甘いものも用意されているが、僕はミックスナッツの塩分が妙に美味しく感じる。 ![]() 20分ほどの短い食事休憩が終わると再びヘリに乗込む。 青空が見えない曇り空だけが残念だけど雪質はエクセレント。 いつも夜中に降って朝から晴れればって思うけどそんなに都合よくはいかないか・・・。 ![]() ![]() 林間はこんな感じでイージークルーズ ![]() ![]() 終わってみれば今日も12本で標高差6820mだった。 ハイクアップなしで滑っているだけなのにめちゃ疲れる。 いつもならロッジに戻るとシャワーを浴びてから速攻でおやつを食べるんだけど・・・ この日は何を食べたのか?記憶が飛んでる。もしかしたら寝ていたかも?
夕食が終わり部屋にもどると歯を磨くだけで精一杯だった。そのまま20時から翌日の6時まで 爆睡していたらしい。一方りこっちは他のゲストと夜中まで飲んで騒いでいたらしい。 おかしい・・・これが加齢というものなのか? 世界の悪党が金を注ぎ若さとパワーを求める研究をしているらしいが 気持ちがちょっとわかった。もっと力を・・・・ ![]() ・・・と意味不明の事が書かれていたDay2の日記。 よっぽど疲れていたのだろう。 Day2 end
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