珍動物の館

DAY1

2006年12月31日(曇り/−7℃) Day1


今日からまた「至福の7日間」が始まった!!!

いつものように豪華な朝食だが食べ過ぎないようにするのが大変だ。たくさんの果物とナッツを
皿に盛りミルクをかける。それに大好きなカナディアンベーコンと野菜とトーストにはたっぷりの
メープルシロップ。最初にテーブルにつき最後に席を立つ・・・やっぱり今日もお腹が重い。

味噌汁もある。まだまだ準備中。

ATOMICのヘリダディ
りこっちは170cmをチョイス
11人のゲストとヘリ


今回のゴシックスは人数が少なく3グループ構成だった。僕らはGr1で日本人5人を含む計11
人。その中に前回のゴシックスで一緒だったJとRobとBobがいた。どうやら彼らは何年もここ
で新年を迎えているらしい。

グループ1は9:00に集合だ。ビーコンを装着しウェアーを着込む。気温はマイナス6℃。ヘリ
ポートで待機する我々の頭上に爆音をあげながらヘリが下りてくる。

空は薄暗く雪面が見えにくい。
林間なら見えるラインもオープンではロストしそうだ。ただし雪質は軽く滑りやすい。


 Skier:りこっち


 Skier:りこっち

りこっちはCMHヘリダディ(センター99mm)を使用。僕は日本から持参したセスビシャス
179cm。トップなんか130mmもあるしセンターだって98mmとそこそこ太い。何をしたってフ
ロントから刺さるなんてことはないはずだ。

そう信じて小山に突っこんだらみごとにつき刺さって空を飛んだ。シュワッチ!!この転び方は
よくない。帽子が吹き飛びゴーグルは首にぶら下り雪まみれになる。みんなが待っているので
のんびり準備もできず、雪だらけの帽子を被り、雪の詰まったゴーグルで滑り出すことになる。
いくらターボゴーグルだって雪が詰まっていては役にたたない。

しかも初日だと言うのに3回もやってしまった。いくらテンションが高くても調子に乗りすぎだ。雪
の中には何が隠れているかわからないし、そのうち何か硬いものに頭を打ちつけそうで怖い。
前転する度にもうこの転び方はやめようと思う(笑)。

それにしてもやはり3班構成は回転が速い。初日からかなりハードだ。

 Skier:りこっち

夕方になると33人が11人になっていた。毎回この残った11人を満足させるために「これなら
どうだ、これで満足だろ?」というステージが待っている。今日は距離こそ短いが斜度40度ちょ
っとのオープンパウダーだった。恐怖を感じないこの程度の斜度で十分かも。

 通常の斜度はこのぐらい

結局・・・今日は初日だというのにヘリ12本・標高差にして7110mを滑ってしまった。これ
はニセコヒラフ(標高差は960m)や八方(1071m)なら山頂から山麓まで約7本分もパウダ
ーを滑ったことになる。そりゃ楽しいはずだ。そりゃ疲れるはずだ。

・左から
・りこっち(日本)
・J(アメリカ)
・スティーブ(イギリス)
・Bob(アメリカ)


ロッジに戻るとさっそくおやつを探す。今日はスモークサーモンにスモークトラウトそれに照焼ト
ラウト、肉詰パン他いろいろと準備されていた。ずいぶんと豪勢だなあと思ったら・・・そうか今
日は大晦日だ。美味しすぎて晩御飯が食べれなくなりそうだ。

夕食ではありません。
ヘリスキー後の「本日のおやつ」です。
ビールが進みます!!


夜は飾りつけがされたダイニングで夕食とカウントダウンパーティ。
ワインを飲みながら盛り上がる。

今回は若い人も多くていい感じ。何がいい感じかというと物怖じしない行動力で英語が話せなく
たって「俺Jのテーブルに行く」って感じ。そして怪しげな日本語を教え、Jのニックネームは
「大酒飲み」になってしまった。

ワインを飲みながらJが「いっちばーん」と叫んでいる。
どうやら新しい日本語を覚えたようだ。

現地時間では遅くなってしまうのでニューヨークタイムでカウントダウン。
そしてテラスに出て打ち上げ花火を見ながら振舞われたシャンパンで乾杯。
「ハッピーニューイヤー!!」




Day1 無事終了

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