珍動物の館

081012奥穂高

涸沢をもう一度見たい。

先週の反省から仮眠後に出発。4時半にアカンダナ駐車場に到着したがほぼ満車。ぐるぐる
回ってやっと一台のスペースをゲット。上高地のバス停にはam6時に到着。

今回はソロなので全てが自由。涸沢についてから北穂高か奥穂高を決めようと思う。

11時半に涸沢到着・・・空が白いので撮影意欲がわかない。オープンテラスは混雑し席も空い
ていない。岩に腰をかけてオニギリを食う。それにしてもテントの数がすごい。さすが三連休。

決めた!今日は涸沢からザイテングラードを登り奥穂高へ登ろう。

14時半、穂高岳山荘に到着。困った・・・夕食まで何をしようか?まだビールは早すぎる。じゃ
あ奥穂高山頂でも行ってみようかと小屋横の崖を登り始めるが渋滞がひどい。上から石でも
落とされたら大変なので途中で引き返す。

17時。ビールを飲みながら日没を待つ。たっぷり着込み撮影に出かけたが、スキーウェアでも
寒くて震えが止まらない。やがて白山に沈む夕日、左にはジャンダルム、右には笠が岳。


Photo「白山に沈む夕日」。 60mm/f2.8/シャッター1/200s。



Photo「燃える白山と見守る笠が岳」 17:15 24mm/f2.8/ 1/25s


18時に夕食。75人x3回戦+23人らしい。味は山小屋ナンバー1・・・ってまだ2小屋目だけ
ど。

18時45分、食事が終わるとすることがない。ゆっくり飲むには人も多すぎるので寝ることに。
布団は一人一枚を確保したが左右から山男が攻めてきた。挟まれてほんのりと暖かい。それ
でも涸沢だったらひとつの布団に3人が寝ていたらしいからまだ相当ましだったらしい。

04時半起床。耳栓効果で目覚めは快適。朝日を見るために外にでると眼下に夜景?が見え
る。それは何百というテント村の明かりだった。点在する明かりはヘッドランプで登る登山者。


街の明かりの様なテント村。千夜一夜物語。60s露光/f値は2.8。



Photo「高度感たっぷり。高所恐怖症にはちとつらい」

朝食を食って奥穂高へ再チャレンジ。ほぼ垂直な登りが怖い。後からせっつかれるのはごめ
んなのでタイミングを見計らってアタック。三点確保で標高を上げる。下を見ると怖いが怖いも
の見たさで何度も下を確認してしまう。


Photo「足元には昨日泊った穂高岳山荘。すごい所に建っているなあ・・・」

50分程登ると日本で3番目に高い山「奥穂高山頂」に到着、ピークゲット。

再びザイテングラードを降りて11時半に涸沢到着。大型カメラを抱えたおじさんに混じり紅葉
を撮影。ちょっと肩身が狭い。涸沢ヒュッテでコーヒーのお替り。ここは山の楽園だ。


Photo「主役」・・・はどちら?中途半端な構図になってしまったか? 24mm / f4 / 1/500s

結局涸沢を13時に出発。バスの最終までは4時間しかないが標準タイムでは7時間必要らし
い。山を下り始めると紅葉がきれいでなかなか先に進めない。




Photo「涸沢槍」。斜めから射すやわらかい光がグット f4/シャッター1/500s

それでも17時半には上高地バス停に到着。もうあたりはもう真っ暗。やっぱりバスは終わって
いたが、同じような境遇のカップルに声をかけタクシーをシェア。6500円割る3で2200円(バ
スチケットは返金できた)を支払う。

18時半アカンダナ駐車場に到着。カップルに教えてもらった温泉で汗を流してから帰宅。

追記:先週ゲットしたNewカメラについて。今回はプログラムオート/モード風景で撮影したが、
一眼レフで学んだ常識的な絞り値が通用しない。普通風景ならf値は5.6〜8のはず。プロパテ
ィを見るとこのカメラはf2.8なんて数値が記録されている。ポートレートか?たぶんCCDサイ
ズの関係で被写界深度が深いせいだと思うが今までの常識は通用しない。勉強し直しが必要
だ。


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