珍動物の館

断裂日記02



事の起こりは1996年12月24日クリスマスイブ。
私とりこっちは乗鞍高原温泉スキー場に来ていました。

まだ雪は少なく斜面はクラスト。でもせっかく来たんだからと強引に滑っていると「ぶちん」といっ
た感触が右膝に走った。「いやあ、あんまり曲がらないんで強引にひねったらスキーが回らず、
膝が「ぶちん」って・・・。

ありゃりゃやっちった??足をつくと少し痛む。でも痛むが歩けないことはない。でもこりゃ、い
つもと様子が違うぞ、何かやばい気がする。すぐにスキーをやめペンションに戻った。せっかく
のクリスマスだったが翌日は滑らず病院に直行することに。

翌日、神奈川県のある大学病院に到着。休日だったので救急センターへ。レントゲンを取
る・・・骨に異常はなし。次は触診。足を押したり、引っ張ったりしている。靭帯が切れているとぐ
らぐらするので分るらしい・・・これも異常なし。検査の結果は特に異常は見られないということ
で、湿布を渡され帰される。

お医者さん曰く「今のところ問題は見られませんので、経過観察をして下さい」との事。

問題がないならスキーに行って良いのかな?「先生、来週からスキーに行きたいんだけどどう
かなあ?」と聞くと「私からはOKとは言えないなあ・・・しばらくは安静にしてたほうがいいんじゃ
ないか?まあかってに行く分には自己責任ということで。でも責任は取れないよ」という回答。

「うーん俺一人なら計画を中止して延期でもするんだけどM脇も一緒だし、ドタキャンしたら迷
惑がかかるしなあ」。しばらく悩んだが、もし逆の立場だったらドタキャンは困ると思ったので計
画は続行することに。

その4へ続く

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