NEWS RELEASE
David Peña Akiko TOMOSHIGE

情熱の国、スペインからフラメンコ界の奇才、ジプシーフラメンコピアニスト
ダビ・ペーニャ・ドランテの初来日公演が決定!!

本場スペインのフラメンコ界に21世紀へ新しい風を吹き込むアーティストとして今本国で話題のアーティスト「David Peña DORANTES」が来春、初来日いたします。
フラメンコ界には大変珍しいピアニストの出現!
情感あふれるスペイン舞踊の民族音楽、フラメンコ。その誇り高き伝統のすべてを踏襲し、クラッシック、ジャズ、さらにはエスニック音楽のエッセンスを加えた独創的なピアニスト、ダビ・ペーニャ。
今回の来日公演では、スペインに渡り20年以上も踊り続けセビリア民族舞踊コンクールで優勝、セビリア市長賞受賞など数々の賞を受賞しスペインを中心に世界で活躍するフラメンコ・ダンサー、友繁晶子を迎えて、熱く、新しいフラメンコのステージを展開します。
特別ゲストとして、歌手にフラメンコ界の大スター、ペドロ・ペーニャ・フェルナンデス(Pedro Peña Fernandez)も出演。ジプシー・カンテならではの深い魂の歌声でステージを彩ります。


Flamenco Piano
現在、若手アーティストを中心にスパニッシュ・ポピュラー音楽界において飛躍しつづける新しいサウンド、ピアノ・フラメンコ。クラッシック、あるいはヨーロピアン・ジャズをも彷彿させるピアノ中心のアンサンブルがもつ独特の繊細で雄大な音の広がり。
このピアノによる新しいフラメンコ・スタイルは、ギター伴奏を中心としてきた伝統的フラメンコ界でも受け入れられ、一つの音楽ジャンルとして確立されつつあります。
そのパイオニア的存在がダビ・ペーニャ。全てはファースト・アルバムのリリースから始まりました。早くからマルチ・ピアニストとして注目され、様々なジャンルの音楽で活躍してきた彼の両親、姉妹、祖父をはじめ、家族全体がフラメンコ界のスターたち。
ジプシー・ミュージックの伝統を受け継いできたピアニスト、ダビ・ペーニャ。世界中が『フラメンコの新しい歴史の始まり』と絶賛する彼のフラメンコ・ステージにご期待ください。

   
コンサート概要(東京地区)

タイトル:ダビ・ペーニャ・ドランテ ウイズ 友繁 晶子
David Peña DORANTES with Akiko TOMOSHIGE
後援:スペイン大使館−WAVE(エフエム・ジャパン)
協力:サントリー株式会社
来日メンバー
ダビ・ペーニャ・ドランテ
ファエル・フェルナンデス
ナチョ・ヒル
テテ・ペーニャ
アルバロ・ガリード
ペドロ・マリア・ペーニャ
ペドロ・ペーニャ・フェルナンデス
友繁 晶子
(ピアノ)
(ビオラ)
(サックス、フルート)
(カホン)
(パーカッション)
(ギター)
(歌)
(踊り)
David Peña DORANTES Rafael Fernandes
Nacho Gil
Tete Pena
Alvaro Garrido
Pedro Maria Pena
Pedro Peña Fernandes
Akiko Tomoshige

日程: 2001年 4月3日 (火)  18時30分開場 19時開演
会場: なかのZERO 大ホール (東京都中野区
      (JR中央線・地下鉄東西線「中野駅」下車、徒歩7分)
    
チケット :全席指定  一般前売 S席 8000円(当日 8500円)税別
              A席 7000円(当日7500円)税別
前売り    :チケットぴあ 0352379999
問い合わせ   :(有)クラウドナイン  担当:山内
         〒1070062 東京都港区南青山385101
  TEL:03−3746−2520 FAX:0337462076

その他公演   九州:4月4日 ピーポート甘木(甘木市)決定

アーティスト・プロフィール
ダビ・ペーニャ・ドランテ (piano)

フラメンコの名門に生まれ、音楽家として最高の環境で育ってきたダビ・ペーニャ。多くのフラメンコ奏者がギターを手にする中であえてピアノ選び、幼少の頃からフラメンコはもとより、ヨーロピアン・トラディショナル(クラッシック)、ジャズ、アラブ音楽など幅広い視野で音楽を学ぶ。
その柔軟な感性と卓越したテクニックで、早くからセッション・プレイヤーとしてスペイン/アンダルシアのスタジオ・レコーディングや歌聖レブリハーノと共にタンジールのオーケストラと共演、また
隔年ごとに行われるフラメンコの一大祭典ビエナル・デ・セビリアに出演などで活躍。97年、ピアノを中心とした初のリーダー・アルバム「OROBROY (EMI)」をリリース。フラメンコ・ピアノによる豊かな表現力と独創性を披露、ソロ・アーティストとして注目を集めるようになる。
98年はハバナ・ジャズ・フェスティバル(キューバ)、2000年はアテネ・エスニック&ジャズ(ギリシャ)に参加、ヨーロッパを中心に自己のソロアルバムをリリース。一方、99年のスペイン国立舞踏団での客演など、本場フラメンコ界においてもアーティストの地位を着実に築き上げている。

ペドロ・ペーニャ・フェルナンデス (cante)

フラメンコ界において、20世紀最大の歌聖といわれた偉大なる歌い手アントニオ・マイレーナに才能を見出され、入魂のギタリストとして長年、スペインフラメンコ界に不動の地位を確立。
ペドロ・ペーニャは、優れたギタリストであるとともに歌い手としても一流で約半世紀にも及ぶ長い芸歴はフラメンコ・スター達との共演と数々受賞に埋め尽くされている。又、歴史家としての造詣も深くジプシーのアーティストとしては珍しくフラメンコ学の教授資格をもち、アーティストの指導に当たる他、コンクール審査員、フェスティバルやTVプロデュース/監修などを手がけ、優れた評価を得ている。今回は奇才ダビ・ペーニャの初の日本公演に際し、特別ゲストとして舞台に上がる。

友繁 晶子 (踊り)

本を代表するフラメンコ・ダンサー/舞踊家。「全日本フラメンコ・コンクール」優勝/現代舞踊家協会賞同時受賞後、80年にスペイン政府の招聘によりフラメンコでは初の名誉留学生としてスペインに渡る。翌81年にはセビリア市にフラメンコスタジオを開設、現地スペイン人に舞踊指導をスタート。 同年、セビリアの名門タブラオ「エル・アレナル」にてソリスト・デビュー。その後、様々な舞踊団にてヨーロッパ公演。92年7月、セビリア市で行われた万国博覧会では尾上梅幸監修による歌舞伎プログラムにイスラエル・ガルバンを含む現地フラメンコ・アーティストの振り付けを担当。高い評価を得る。
96年には東京に友繁晶子フラメンコ・アカデミー開設。スペインと日本を往復しながら後進の指導に当たる。98年8月、鎌倉の鶴岡八幡宮の舞殿で歴史上初のフラメンコによる奉納舞を踊る栄誉を得る。
ひと時スペインのフラメンコに押し寄せたフュージョンとモダン・フラメンコの潮流になびく事無く、伝統的なフラメンコの気質を極め、感性と即興に感応した舞台芸術を追及する姿勢は多くのフラメンコ・スター達の共感を呼び、大物アーティストとの共演が話題を呼んでいる。
近年の日本における急激なフラメンコ・ブームの中、友繁 晶子の懇切な指導とカリスマ性が多くの門下生を引き寄せてやまない。
今回のピアニスト、ダビ・ペーニャとの共演も日本初公開。繊細かつ大胆なダビ・ペーニャのピアノに感応し新境地に迫る友繁晶子の踊りが注目される。


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