象気功

象気功

運命変革の法
波動と口内炎


つーことで、前回までに、運の良いものは性格が明るいので、α(アルファ)波θ(シータ)波δ(デルタ)波てな方向に脳波の周波数が低くなり、その結果、β-エンドルフィン、ドーパミン、オキシトシンなんて気持ち良くて元気の出るホルモンが身体に充満して、運の悪いものは性格が暗いので、β(ベータ)波γ(ガンマ)波なんて方向に脳波の周波数が高くなり、その結果、ノルアドレナリン、アドレナリン、活性酸素なんて、多すぎると身体に害を及ぼす物質が充満するなんてえことをこれでもかと解説したわけである。


まあ、世間一般的にはあちらこちらのセンセ-がこれを、プラス思考、マイナス思考なんてことで、ざっくりとくくってるわけであるが、まあ、いずれにしてもトンチキでかっこうばかりえらそーなセンセー方が人体実験もせずに、古来よりの先達の伝聞を読みかじり聞きかじりでてきとーなことを宣わってるだけであるので、じゃあ、それがなんでそーなるのかつーことはだーれも解説してないのである。

それはどのセンセーもあたしみたいに古今未曾有の世界最強の歴史上稀に見る天才超霊能者ってわけでもなく、身体ができてるわけもないので、実際には言い張ってるグル、教祖、導師、センセーご本人もお布施ややセミナー料金や印税が目当てなだけで何がなんだかわからないからである。


だから、「プラス思考で生きなければいけない」なんて講演してる某センセイご自身がおびょーきや難病になったりしてるわけである。

ここが、ほれ、真言、言霊(コトタマ)同様に何事も実践と人体実験第一の大霊能者象師匠の独壇場となるわけである。

いつものように、これでもかと自画自賛したところで、枕はこの辺にして、象源亭お気楽師匠の神のお告げの高座は本題に入るわけである。

しかし、いつもながら、信憑性は皆無である。

神のお告げの口から出まかせであるから、信憑性があったらおかしいのである。


その信憑性皆無のところが神のお告げのお笑い番組象気功の真骨頂でもあるのである。

面白けりゃなんだっていいわけである。

ここが重要である。

面白けりゃ、脳波の周波数はよろしい方向に向かうわけである。

いいね、さすがはこじつけ得意の象源亭師匠である。

まあ、そんなことはともかく、口内炎である。

いきなり口内炎である。

意表をついた展開である。

あたしは下の歯並びが乱ぐい歯で、食事中にときどき唇や口の中を思いっきり、いやってほど噛むのである。


それで、もちろんこれ、いやってほど噛むと、そこが化膿して、どなたもご経験の口内炎になるわけである。

この、口内炎ぐらい痛いもんもないつーぐらい痛いのは、ご経験の方はご理解いただけると思うのである。

それで、そのいやってほど噛んだ部分が腫れたりすると、さらにそこをいやってほどまた噛んだりするのである。

こうなると、もう飯食うのもいやになるぐらい痛くて、歯まで痛くなったりするのである。


ところが口内炎は、噛まなくても、食事中のささいな傷からでもできて、なーかなか治らないわけであるが、これ、某テレビ番組の企画で出演した医師の方が「口内炎の理由はよくわかっていない」とおっしゃっておられたのである。

つまり、理由がわからないのであるから、治療といっても患部を消毒するてなこと程度で、根本的な治療法はないてなことであるわけである。

ところがである。

あたしが、おもいっきり口内を噛んだときに、意識的にいーろいろなメソッドを駆使して、嬉しさ楽しさ気持よさ満載の想念を創りだして、おもいっきり脳波の周波数をα波θ波の方向に下げて、β-エンドルフィン、ドーパミン、オキシトシンなんてホルモンの大放出状態にしたらば、これ、もう、あたしも「あーら、びっくりね!」つーぐらい、いっさい化膿もしなけりゃ口内炎にもならないのである。


思いっきり、いやってほど噛んでも、そのまますぐ治ってしまうのである。

なんどやってもすぐ治ってしまうのである。

すぐである。

まあ、「すぐ」といっても、べつに魔法や超能力じゃありませんので、噛んだその場でみるみる治るってなことではなく、次の日にはなんでもなかったように治っているのである。

いわゆる自然治癒力であるわけである。

これを逆に、意識的に暗く嫌な事満載のうらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、怒りなんて想念を作りだして、思いっきり脳波の周波数をβ波γ波なんて方向に上げて、ノルアドレナリン、アドレナリン、活性酸素てな困った物質を身体に充満させると、これが面白いようにとんでもない口内炎になるのである。


もう、ぜんぜん治る気配のない絶望的な痛さで、「ああ、こんな実験やめりゃよかった」と大後悔するぐらいのひどい口内炎になるのである。

実に人間の身体とゆーものは不思議で面白くできているのである。

そのように思えばそのような物質が放出されてそのようになる、ということであるわけである。

これが、明るい楽しい嬉しいなんていわゆる良い精神状態にしていれば身体のちょーしは良くなり、うらみつらみねたみそねみ怒りなんていわゆる悪い精神状態していれば身体のちょーしは悪くなるというところがさらに不思議である。

つまり、明るいと免疫機能も向上し、暗いと免疫機能もあまり働くのをやめてしまうということであるわけである。


象気功の眼目である、「バカは風邪ひかない」とゆーのはこのことであるわけである。

このバカとゆーのは取りも直さず脳波がα波θ波であるということであるのである。

これは、まあ、今回は分かりやすく口内炎で実験してみたわけであるが、これが、たとえば、がん、脳卒中、心筋梗塞なんて三大疾病の予防にも当然、効果はないわけはないということである。

実際に、がんの研究では、落語を聴いたり、気功をしたりして、明るく笑ったり気持ち良くなったりすると、免疫力が向上するということがニュースになったりもしているわけである。


しかし、これ、分かる方はお分かりかと思うが、α波状態というの半覚醒状態てな表現どおりの、いわゆるボーっとした状態であるので、気合いが入らないことおびただしいのである。

さらにθ波状態なんてえのは起きてるんだか寝てるんだかわからないような、ものすごいお気楽状態である。

これを、何か失敗できないような仕事なんかで一発気合いを入れて、脳をガビーンと覚醒させると、めでたくβ波出現で、はっきりすっきりもっこりになるのである。

そうなるとノルアドレナリン、アドレナリン、活性酸素の皆さんが張り切って登場となり、口内炎は悪化するわけである。


さらに、たとえば、がんなどの重篤な疾病を抱えて明日をもしれない病人の方に、心を明るして嬉しさ楽しさ気持ちよさ満載にしろなんて無理難題を言ってもまるっきり無理である。

健康状態ということを考えただけでも、明るくすれば良くなり、暗くすれば悪くなるのであるわけであるが、身体のちょーしの悪い方は、どなたも、ぜんぜんそんなことができるわけもないので、ノルアドレナリン、アドレナリン、活性酸素を大生産して、運気以前に身体のちょーしが悪くて動く気にもならないのである。

わかっちゃいるけどやめられないのである。

続く。

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