象気功


象気功

運命変革の法
実践編・開運の法2


あなたを含めたこの世も浮世も現世も現実も世界も宇宙も神仏もあなたの脳が造り出している幻想幻覚妄想である。

つまり、そのように思っている、あるいはそのように見えている、あるいはそのように感じているだけであるわけである。


脳がなくなれば、その瞬間にその幻想幻覚妄想であるあなたの前に厳然と存在するあなたにとっての「現実」は消滅するのである。

脳はDNA遺伝子塩基配列ゲノムという、いわば設計基盤によりニューロン・シナプスが醸成され、その限りなく複雑に組み合わされたネットワークに電位が発生して休みなく脳内伝達物質が放出され、あなたが現実と思い込んでいる幻想幻覚妄想を創りだしているわけである。

これは人間以外の脳という機能をもつ動物にも共通のことである。

しかし、もちろん人間以外の動物には「現実」はおろか、自分という「存在」すら認識することはできないのである。


それは人間だけに与えられた極端な大脳新皮質の発達による差異のためである。

その大脳新皮質の差異は、人間を創りだした創造主の意思であり計画であり設計である。

その意思であり計画であり設計により、生命の源となった2重螺旋構造のDNAが彗星流星岩石チリゴミ芥の中に格納されて膨張する全宇宙空間を運ばれ、46億年前に誕生した奇跡の水の惑星地球にたどり着き、数億年後に生命の息吹となり、その生命は営々と進化を遂げ、さらに数万年前にいきなり突然変異の極限ともいえる高度な機能の大脳新皮質を持つ人類に進化したのである。


その人類のまだ黎明期ともいえるほんの始まったばかりの幼稚な「現在の科学」でも、たとえばナノ・テクノロジーにより地球上にない物質を作り出すことができ、さらには遺伝子操作をして地球上の自然界には存在しない生物を作り出すことも可能であるわけである。

だから、この人類という生物を創りだしたおおいなるもの創造主神あの方のように、人類はDNA遺伝子配列ゲノムを操作してさらに脳に第二第三の新皮質ともいうべきもの、あるいはそれよりもさらに高度な機能を持つ器官を発生させて、脳はさらに限りなく高度に進化することになるのである。


その現在とは比較にならない高度な機能をもつ器官が発生した人類の脳は、容易にこの膨張する無限に広大な宇宙自体を操作することが可能になるのである。

人類は宇宙自体のDNA遺伝子配列ゲノム、つまり宇宙ゲノムを解析してしまい、その配列を操作することができるようになるのである。

神は自分に似せて2重螺旋構造のDNAという設計図から人類という生命体を発生させ、その人類の能力によりさらにDNA遺伝子配列ゲノムを操作して脳をさらに進化せ、限りなく神に近い生命体を創りだし、もちろん最終的には神そのものを創りだそうとしているわけである。


つまり、その創造主であるものに似せて設計された人類による遺伝子操作という神の手法により、さらなる人類の進化が成し遂げられ,それは神自身の進化となるのである。

さらなる神の進化は、人類のさらなる進化により成し遂げられるわけである。

そのために「輪廻」があるのである。

輪廻により人類が神になる過程が進化し、当然その最終目的である神はさらなる進化をするわけである。

神の進化とは宇宙の進化である。


それが宇宙の方向性である。

しかし、その壮大な宇宙の進化方向性も、脳が造り出す幻想幻覚妄想の産物であるのはいうまでもないことである。

宇宙自体が脳の造り出す幻想幻覚妄想であるからである。

つまり宇宙の進化とは、とりもなおさず脳の進化であるわけである。

ううむ、なーかなかやるねということで、笑えるショートコントはこれぐらいにして、さてさて、「開運の法」の実践にとりかかるわけである。


まあ、その宇宙でもある「脳」を操作することが、人間だけに備わった言語機能による暗示である。

これが言霊(コトダマ)である。

このコトダマによる暗示はご存知のカルトのマインドコントロールにも多用されて、詐欺師のいいようにされるわけであるが、これを自分自身で自分に働きかけて、マインドコントロールでDNAのスイッチを操作しようという方法が「運命変革の法」である。

まあ、たとえば、極貧赤貧びんぼーにんの皆さんは、例外なく自分は運が悪くて能力もなくて金運もないと思い込んでいるわけである。

そのくせその「運が悪くて、能力がなくて、金運がない」と思い込んでいる皆さんは、面白いことに、「今はこんなだが、将来は必ず大物になって大金持ちになるにちがいない」と根拠のない無意味無謀な思い込みを持っているのである。


でも、現在は「運が悪くて能力がなくて金運もない」という人間が、将来「運が良くなって、能力が出て、大金運になる」てなことはよほどの人生の天変地異奇跡でもない限り起きないのである。

つまり、「奇跡は起きない」のである。

現在が不運悪運の人間は、将来も不運悪運である。

現在が不運悪運と思っている人間はどーやってもこーやっても一生不運悪運のままお亡くなりになるのである。

現在「運が悪い、能力がない、金運がない」と思っている人間は、10年後も20年後も30年後も40年後も50年後もお亡くなりになる瞬間まで「運が悪い、能力がない、金運がない」と思っているのである。


当たり前である。

そこのあなた、そう、象気功を読んでいる今のあなたのことを言ってるんですよ。

つまり、現在、今、この瞬間、が重要である。

将来どうなるかではなく、現在がどうであるかが問題である。

現在、今、この時を変えなければ将来は変わらないのである。

現在に何もしないで将来に期待しても何も起きないのである。


将来「運が良くて、能力があって、金運がある」と思うには、現在、今、この時に、「運が良くて、能力があって、金運がある」と思うことが必要であるわけである。

それも「思う」だけではだめであるのである。

「思い込む」ことが必要である。

もっといえば、「思い込ませる」のである。

つまり、自分自身を言わばマインドコントロールするわけである。

言語機能により前頭前野に与えた抽象的思考を脳幹爬虫類原始脳にプログラミングされるまで思い込む作業を繰り返すことが必要である。

続く。

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