象気功

象気功

運命変革の法
実践編・悦楽の法3


まあ、前回までに解説したとおり、とにかく、この「嬉しいなあ、楽しいなあ」と思えば、脳波は低位の周波数になり、βエンドルフィン、ドーパミンが放出され、あなたの素粒子の振動である波動の針はそれまでより確実に左側の低い方に振れるのである。


悦楽の法の目的はこれだけではないのである。

それを繰り返すとどうなるかというと、脳の「嬉しいなあ、楽しいなあ」と思う部位が大きくなるのである。

大きくなるといっても、実際にはものすごく微妙な量であるので、実感はないのであるが、それでも、恨み辛み妬み妬み嫉み憎み怒り悩みの想念だけでいた時よりは、脳波の周波数は確実に下がり、「嬉しいなあ、楽しいなあ」と思う部分が大きくなり、逆に脳の恨み辛み妬み妬み嫉み憎み怒り悩みを生み出す部位は縮小されるのである。

つまり、恨み辛み妬み妬み嫉み憎み怒り悩みを生み出す部位と相反する部位を大きくして、あなたの人生の方向性を決定している波動を変えてしまおうという法である。

恨み辛み妬み妬み嫉み憎み怒り悩みを生み出す部位を縮小してしまうので、その分高位のβ波γ波の発生を少なくするわけである。


まあ、何度も言うが、お仕事やお勉強や家事育児などを真剣に行えば、β波γ波はいやでも発生するし、そうでなければよりよい社会生活を送れないわけであるから、そのことは問題ではないのである。

それで高位に傾いた波動の針は、好きなことをしたり、テレビを見たり、趣味をしたり、スポーツをしたりと、「気持ちの良い事」をすることによる低位の周波数の波動で相殺すればいいわけである。


しかし、そのお仕事やお勉強や家事育児などの生活に必要な高位の波動に加えて、恨み辛み妬み妬み嫉み憎み怒り悩みの想念を常に持っていると、高位の波動が過剰になって、波動の相殺が不可能になるのである。

そうなると、活性酸素を過剰に生み出して健康を損ない、さらにそのよろしくない波動に感応したよろしくないものが集まり、運気はどんどん下降して、何をやってもうまくいかない現在のあなたの人生になっているわけである。


まあ、たとえば誰かを嫌って貶(けな)す人は、自分を嫌って貶していることになるのである。

誰かを嫌うということは、自分を嫌うことである。

誰かを貶(けな)すことは、自分を貶すことである。

誰かを罵(ののし)るということは、自分を罵ることである。

誰かを呪えば自分を呪っていることになる。

誰かを憎めば自分を憎んでいることになるのである。

誰かを恨めば自分を恨んでいることになるのである。


そのとき、身体では怒りのホルモンであるノルアドレナリンや恐怖のホルモンであるアドレナリンが放出されて、セットで活性酸素が過剰に発生するのである。

さらに、あなたの細胞を構成している素粒子の波動振動である「波動の針」が左側の高位の周波数のよろしくない方向に振れるわけであるから、その波動に感応したよろしくないものが寄り集まって、人生はよろしくない方向に向かうわけである。

つまり、そのよろしくない脳波の振動波動により、その悪影響の総てが自分に降りかかるわけである。

それが、象気功で何度も解説している「返り念障」ということであるわけである。


逆に誰かを好きになれば自分を好きになったことになるのである。

誰かを褒(ほ)めれば、自分を褒めたことになるのである。

誰かに愛情を注げば、自分に愛情を注いだことになるのである。

誰かを救おうと思えば自分を救うことになるのである。

誰かを尊敬すれば自分を尊敬したことになるのである。

誰かに礼を尽くせば自分に礼を尽くしたことになるのである。


これは総て、脳内物質、脳内ホルモンの働きによることである。

この働きを利用して、運気を上昇させるのが、「運命変革の法」であるわけである。

まあ、たいていの宗派教派の教祖グル導師も同様に、「良いことをしなさい、奉仕をしなさい、人類に愛を」てなことをおっしゃってるのである。

しかし、たとえば人類史上最低の霊格のあたしを代表とする「人のためになることをするのなんかまっぴらごめんだ」なんつーどうしようもないレベルの人間も多々おられるわけである。


まあ、象気功を読みに来られる皆さんも、そのお悩みを聞いてみると、弱い精神を強くするにはどーするかとか、金持ちになるにはどーするかとか、お勉強ができるようになるにはどーするかとか、女にもてるにはどーするかとか、あそこが強くなるにはどーするかとか、仕事が上手くいかないとか、人間関係が上手くいかないとか、あの人のテレパシーで頭が変だから治してくれとか、あそこが痛いとか、ここが痒(かゆ)いとか、象師匠が嫌いだとか、つまり、自分の欲望願望を達成するにはどーするかという自己実現の欲望の固まりの亡者愚者のぐちばかりである。

自分はどーでもいいから人助けに人生をかけたい、なんて人は誰一人としておられないのである。

まあ、自分を捨てて他人のために生きようなんて人は、こんなくだらん口からでまかせの神のお告げのお笑い番組なんか読んでる暇はないのである。

人助けに忙しくて、なりふり構わず駆けまわって働いておられるのである。

この人助けに奔走する人たちは幸いである。

自分を捨てて他人を助けることは自分自身を助けることであるからである。


そのことで命を失っても、何も後悔することはないのである。

自分を捨てて心から本気で人助けをする人は極楽ホルモンのβ-エンドルフィンもドーパミンも出まくりだからであるのである。

つまり何を言いたいかというと、これ、気持ちいいったらないのである。

人生にこれ以上ないという天国極楽のような多幸感の中で人生を送り、終焉を迎えることができるからである。


ところが、この真逆のあたしみたいな、金欲食欲あれ欲これ欲に満ち溢れて、人助けなんかたとえ死んでもまっぴらごめんでなんとか人の足を引っ張って自分だけ良くなりたいなんつーヤカラは、もうこれ、人を羨(うらや)んで妬(ねた)んで憎んで呪って、ノルアドレナリンもアドレナリンも出まくりで、今、おっちんだら、大後悔で死んでも死に切れないのである。

しかし、そのにっちもさっちもいかない誰にも救われない強欲私利私欲利己主義自分勝手自己中心自分さえ良ければいいじゃないかの亡者愚者さえお救いになるありがたーい法が「運命変革の法」である。


その法の第一が「悦楽の法」である。

人助けなんかまっぴらごめん自分さえ良ければ他人なんかどーだっていいがモットーの人間として最低最悪レベルのどうしようもないあなたでも、β-エンドルフィン、ドーパミンの放出は可能である。

お為ごかしのセンセー、グル、導師、教祖の皆さんが口先だけで人類愛だのなんだのごたくを並べても、あたしら強欲我欲の固まりの愚昧な衆生にはまるっきり無理である。

しかし、人類愛なんかなくても波動の周波数は下がるのである。


「嬉しいなあ、楽しいなあ」と思えばいいのである。

どんな強欲我欲の固まりのくだらないあなたでも、「嬉しいなあ、楽しいなあ」と心から思えば、波動の針は低位の周波数の左側に振れようとするのである。

恨み辛み妬み妬み嫉み憎み怒り悩みの想念を持ったまま、強欲我欲の塊のまま、生きてる価値もない人間のクズのまま、波動の針はよろしい方向に振れるのである。

そうなれば、あなたの周囲には、あなたのよろしい波動に感応したよろしいものが集まり、あなたの人生はよろしい方向に向かうのでる。


これが、「悦楽の法」による運気の上昇である。

しかし、勘違いしてはいけません、なにしろ、今までが今までで、自分のことしか考えていないあなたであるわけであるので、波動の針は高位の周波数の右側にこれでもかと振れているわけであるから、それで、多少「嬉しいなあ、楽しいなあ」なんて思っても、おいそれとその針が動くわけではないのである。

もう、ほんのすこーしのほとんど見えない範囲内の周波数の変化である。

それでも、「悦楽の法」を実践する前よりは、運気は確実によろしい方向に向かうのである。


やらなければ、運気は今まで通り下降の一途を辿(たど)って奈落の底に向かって一直線である。

とにかくなんでもいいから、暇さえあれば「嬉しいなあ、楽しいなあ」と思えばいいわけである。

その時にはβ-エンドルフィンが放出されて、ギャバ神経の抑制がとれてドーパミンも放出され、結果として活性酸素除去能力も高まり、波動の針は左側のよろしい方に触れるので、よろしいものが集まり、人生はよろしい方向に向かうわけである。

これを運気の上昇というわけである。


声に出せばなおさらいいのである。

でも、まあ、街中を歩きながらにやにや笑って大声で「嬉しいなあ、楽しいなあ」なんて連呼してると病院か警察に通報されないとも限りませんので、周囲に人がいるときはお止めになった方がいいかもしれないのである。

それで、これは、「気がわかる」と身体の波動が変わるのがはっきりとわかるのである。

気功や太極拳やヨガや呼吸法などで「気がわかる」方は、「嬉しいなあ、楽しいなあ」と思った時の波動を掴(つか)んて、常時その方向に波動を調整すれば健康運も含めた運気が上昇するわけである。


「気」がわからない人はなんでもいいから「嬉しいなあ、楽しいなあ」と思いまくり、人がいなければ連呼すればいいのである。

これ、べつに1円も料金はかかりませんし、全財産をお布施する必要もなくて、誰にでもできて、ものすごくお気楽な健康運も含めた運気改善メソッドであるのである。

これ、「悦楽の法」を実践しながら、自分の周囲に起きることを細かく観察すると、いーろいろ運気の上昇を感じることができるのである。

つまり、なんだかしらないが、いろいろとよろしいことが起きるのである。


簡単にいうと「運が良くなる」のである。

だからといって、いきなり宝くじ売り場に急ぐのはものすごい勘違いであるのであるが、なにしろ、これ、いずれにしてもまるっきり経費がかかってなくてダメもとであるわけであるから、ほんの少しでも気分が良くなって、少しでも身体のちょーしもよくなって、さらに、ほんのすこーしでも運気の上昇を感じられれば「丸儲け」ということである。

さてさて、「悦楽の法」であなたの波動はいくらかでも改善されて、それまでよりは1ミリの100000000分の1ぐらいよろしい方向に向いたわけであるが、象気功神威「運命の変革の法」はさらに門外不出一子相伝の奥義を収めた祠堂(しどう)の扉をご開帳という太っ腹太鼓腹どんどこどんで、さらにあなたの運気を上昇させるメソッドを展開するのである。


その次なるメソッドとはいかなるものか、次回を乞うご期待であるのであるが、そうはいってもなにしろ口から出まかせであるので、うまく出てくるかどうかは、まあ、何事もありがたーい神のお告げお授けおすがりタタリ神罰天罰思し召しである。

続く。

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