象気功
気の悩み相談室



冷たい手の人からは、エネルギーが出て無いからヒーリングを受けたら良くないとありましたが
名前:ラクシュミー  

素早いご返答ありがとうございます。

熱いのは、それだけ気が出てるんですね。その本には、冷たい手の人からは、エネルギーが出て無いからヒーリングを受けたら良くないともありました。

気功的にもそうなんでしょうか?

何度もすみません。





お答え
名前:象師匠   
まあ、象気功を最初から読んでいただいて理解していただかないと、あたしの言ってることはなかなかおわかりいただけないと思うのであります。

どこのぱーのレイキの大センセイが書いた本か存じませんが、そのことを前提にご質問をいただいてもどうどうめぐりになると思うわけであります。

象気功の「気とはなにか?」でも解説しているとおり、人間の場合、「気」は何億とある毛細血管の中を血液が通るときの波動なのであります。


まあ、気を一番多く生み出すのは言うまでも無くお臍の下のいわゆる「丹田」であります。

この丹田の気は、栄養を吸収するために小腸にある無数のひだに存在するものすごい長さの毛細血管の中を血液が通るときの波動なわけであります。

それで気の暖かさは前回も説明したとおり気の波動の中に含まれる遠赤外線によるものであります。

この気の中の遠赤外線はあたりまえですが、体温によるものなのであります。

それで、小腸内はだいたい37度台から38度台に常時保たれているわけであります。


だから、丹田に意識を置いて気を発生させた場合は、その気の温度は皮膚温より多少高いので、もちろん手の温度も上昇するでしょうし、それを受けた人の皮膚温よりも高いので、体温や皮膚温の低い人の中には「熱い」と感じる人いるかもしれません。

しかし、以上の理由で放出される気の体感温度は38度台以上に上がることは、ありませんので、気が大量に放出されたからと言ってそれにともなって気の体感温がどんどん上昇するわけではありません。


それから「冷たい手の人からは、エネルギーが出て無いからヒーリングを受けたら良くないともありました。」というご質問ですが、象気功の中で再三説明しておりますが、たとえば真剣に考えごとをしたり、緊張した場合には脳に血液があつまり、その血液を脳に集めるために手や足の毛細血管は締まって、血行が悪くなり、必然的に手は冷たくなり、気は出なくなるのであります。

しかし、この冷たい手の人から「ヒーリングを受けたら良くない」というのは、「そんな人にお金を払うのは無駄であるから良くない」というのであればその通りだと思います。

しかし、まあ、「ヒーリング」だの「レイキ」だの「神気」だの「癒しの気」だのはその受けた人の思い込みによる脳内物質の放出の具合によるところが大きいので、冷たい人の気を受けても効果のある人はあるでしょうから、「良くないか」どうかも本人の思い込みしだいということになります。