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名前:ボン |
象師匠様 明けましておめでとうございます。
質問をさせていただきます。
小周天では督脈、任脈にそって気をめぐらせるようですが、小周天独自ののルート(気道?)が存在するのでしょうか?
督脈、任脈は全身の気の流れの統括のような役割をもっているそうで、大量の気が流れているようなイメージがあります。
素人考えながら、このルートに毛細血管が密集しているとは思えずふと疑問に思いました。
ご教示いただければ幸いです。
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お答え |
象師匠 |
まあ、象気功は実践でありますので、まあ、だいたい督脈、任脈のあたりをゆっくりと意識をめぐらせていけば、人によりますが、そのうち気が気道(気の道)を動くのが解るようになるのであります。
それで、その状態を経過しますと、気が督脈、任脈といわず後背部全面を上がり頭部全体をめぐり身体の前部全体を降りる感覚がわかるようになりのであります。
まあ、それは、督脈、任脈と便宜的に名前をつけておりますが、とにかくそのあたりに太い気道があり、そこから枝分かれした気道が、身体表面から内臓、循環器、筋肉などすべての臓器、身体、血管に網の目のように張り巡らされ、小周天や大周天を廻すとその太い気道から、全身に気が運ばれ、全身の臓器身体の毛細血管が開かれ気があふれるということなのであります。
つまり督脈、任脈の周りに毛細血管が密集しているなんてことではありませんから、「このルートに毛細血管が密集している」なんてことではないわけではないわけであります。
まあ、細かいことは考えずに、とにかく丁寧にゆっくりとだいたいその「ルート」のあたりを巡らせていけばそのうちわかるのであります。
でも、この「ルート」はあまり身体の内側を廻すと違ったことになりますので、皮膚の下あたりと思って廻すとなかなかみごとな小周天大周天が実感できると思いますね。
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Re: 督脈、任脈 |
名前:ボン |
懇切なご回答をいただき、ありがとうございます!
督脈任脈の「脈」から太い線のような気道を想像していましたが、ダイナミックさに目からウロコです。
またまた勉強させていただきました。
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