気功の穴
象気功


手でチャクラを開く

手でチャクラを開く・その7


站椿功(タントウコウ)の構造により全身の深層筋がつながり氣が発生し、さらに重力の作用で氣が高まることにより、手からは怒涛の氣が出るのである。

その氣を手からチャクラに照射することにより、氣の凝縮体であるチャクラが活性化し、あるいは覚醒し、氣が溢れだすということをこれまでに解説してきたわけである。


溢れだした氣はチャクラからつながる氣道を拡充し、血流を促進して血液が毛細血管まで行き届き全身数十兆の細胞の再生修復メンテナンスを滞りなく果たすわけである。

この効果で人によっては体質や老化や疾病で狭窄した血管が広がり血流が改善して、思わぬ効果を得るものもいるわけである。

他の気功法あるいはヨーガあるいはヒンズーあるいは密教あるいは神道あるいは仏教などの修行のカリキュラムも本来はこの効果を得るためのものである。


これで、健康長寿を目的とする氣のメソッドの効果としては十分すぎるぐらいであるわけであるが、ヨーガなどはなにしろ発祥元が宗教であるから、それで満足しないのが人間の愚かなところである。

さらなる効果を得ようとこれでもかとあれこれやってるうちに、たまさかにチャクラという名の氣の凝縮した部位が活性化あるいは覚醒を通り越して「暴発」という体験をするものが出てきたのである。


そのたまさかの経験を元に、「神秘能力開発」あるいは「神に近づく法」という方向につなげようとするやりすぎの行法も出てきたのである。

それの代表がクンダリニー・ヨーガである。

続く。
(2022・01・13)

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