気功の穴
象気功


手でチャクラを開く
手でチャクラを開く・その3


まあ、象気功では全身がチャクラと表現しているのであるが、ヨーガではおおまかに代表的なものとして7つのチャクラを設定しているわけである。

象気功的に任脈督脈上にある経穴に合わせて解説するのである。


第1のチャクラ ムラーダーラ・チャクラ(会陰)

第2のチャクラ スワーディシュターナ・チャクラ(関元)

第3のチャクラ マニプーラ・チャクラ(中脘)

第4のチャクラ アナーハタ・チャクラ(壇中)

第5のチャクラ ヴィシュッダ・チャクラ(天突)

第6のチャクラ アージュニャー・チャクラ(印堂)

第7のチャクラ サハスラーラ(百会)

となるわけである。


まあ、位置については異論各論があると思うが、いずれにしても大昔のまともな医学も何もないころに、あたしみたいに気が分かる身体になったホラ吹きが、言ったもん勝ちで言い張ったものであるので、自分で確認して「ああ、なるほど、ここがチャクラだ!」と思えばそこがあなたのチャクラである。

まあ、ヨーガのチャクラにしても東洋医学あるいは中医学の経穴にしても、人間の身体にエネルギーの凝縮している部位があるということに気が付いたものがいたということである。

つまり、表題の「手でチャクラを開く」というのは、チャクラは気が凝縮している部位であるので、そこに手から気を当てると、活性化して気があふれ出るということである。

当たり前である。


いやいや、当たり前じゃねーだろ。

まあ、何もしなくてもチャクラ自体は常に氣を放出していて、それで、人間はそれなりに氣道を拡充して充実させ血流をその人なりに最良に保つようになっているわけである。

しかし、これが必ずしも最良ではなく、お病気や体質などで、人によっては最小の場合もあるわけである。

あるいは加齢により徐々に氣道が狭くなり、いわゆる老化で血流が悪くなるということもあるわけである。


人間の健康は血液の流れで全身数十兆個のすべての細胞の再生メンテナンスが行われ保たれるわけである。

その流れを保つには氣道を良い状態に拡充し充実することが必要である。

氣は血を運ぶの例え通り、氣道の状態が血管の状態である。

血管は意識やメソッドで操作できないが、氣道を操作することはできるのである。


もちろん昨今は現代医学のお薬で同様のことができるわけであるが、それを無理なくいわゆる自然治癒力の発動ということがチャクラを開くことによる氣道の拡充さらには充実ということである。

もちろんその先にはクンダリニー・ヨーガに代表されるチャクラ覚醒からの暴発というお楽しみもあるわけである。

ううむ、書いていてこれって理解できる人が何人いるんだろうかと思うが、まあ、知らないよりマシという観点からさらに続くのである。

続く。
(2022・01・05)

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