気功の穴
象気功


手でチャクラを開く

手でチャクラを開く・その13

チャクラの中心部にはいわば一生の氣を司る量が凝縮あるいは凝固しているので、それをあれこれの方法で無理矢理に開けば暴発するのである。

それがクンダリニーに代表される覚醒という名の暴発である。


これはクンダリニーに限らず、どのチャクラも中心部には膨大なエネルギーが凝固されているのである。

まあ、象気功ではあたしの経験から「全身がチャクラ」と表現しているが、いわば細胞ひとつひとつがチャクラである。

どの細胞にも氣という名の科学的にも医学的にもなんだかわからないエネルギーが凝固していて、それを無理矢理開くと暴発するのである。


ひとつが暴発すると周囲の細胞の中心部も開いて、核分裂連鎖反応のように大きな暴発となるのである。

いわばパンドラの箱を開けてしまうわけである。

しかし、前述したように、クンダリニーに代表されるような暴発を起こしても良いことは何もないのである。

まあ、クンダリニーは会陰あるいは尾てい骨の周辺のチャクラが暴発するので、ある意味安全である。


脳から遠いからである。

これが脳に近いチャクラが暴発すると、それこそ脳の血管に損傷が出る恐れもあるということである。

これまでにも何度か書いたが、あたしの気功仲間はそれで意識不明になって2週間入院して、「脳の何とか膜が損傷している、何をしたのかしらんが、こんなことをしてるとひどい障害が出るぞ」と医師に怒られたのである。

まあ、これは上級者の場合であって、氣感もなにもないシロートさんの場合は、正しい姿勢を作って手から氣を出すだけでも四苦八苦で、どうやっても暴発までには至らないので、好きなところにお好きなだけ氣をあてていただいて、その効果をお楽しみいただきたい。


いずれにしても、チャクラを暴発させていいことは何もないので、穏やかな活性化ということを念頭において、「やらないよりマシ」の範囲内で手からチャクラあるいは経穴あるいはツボあるいは全身に氣を照射することが望ましいのである。

気功もヨーガも心身の健康のための方法であって、身体を壊して寝込むための方法ではないのである。

4年間も寝込んだあたしがいうんだから間違いないのである。

バカじゃん。

やかましわ。

続く。
(2022・01・19)

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