気功の穴
象気功


手でチャクラを開く

手でチャクラを開く・その11

氣の凝縮している部位であるチャクラあるいは経穴あるいはツボあるいは部位からは常時適量の氣が放出されているのである。

氣は気力、体力、元気の根本である。


しかし、その量が人によって違うため、体質が違い、体力が違い、能力が違い、さらには運気が違い、運命が違うわけである。

もちろんすべてが氣の量で決まるわけではなく、運命あるいは人生を決めている大きな要素のひとつということである。

この氣の量は当然DNA遺伝子ゲノムの設計構造配列という、いわば神のプログラミングによって決定されているわけである。

何もしなければ生まれつきの氣の量で、いわゆる神に決められた一生を過ごすことになるのであるが、古代からの氣のマニアのあれこれの体験から、氣の量はチャクラに代表される氣の凝縮した部位になんらかの刺激を与えることによって変えることができるということに気が付いたのである。


その方法がインド方面ではヨーガに代表され、中国方面では気功に代表されるわけである。

その方法として、叩いたり、ゆすったり、つついたり、焼いたり、冷やしたり、温めたり、あれこれの呼吸法、動き、ポーズ、マントラ、真言、言霊等々の行法が生まれてきたわけである。

「手でチャクラを開く」のもその一つであるが、手から氣の凝縮した部位に直接氣を照射して刺激を与えるわけである。

刺激を与えると凝縮した部位は活性化して、氣が放出されるのである。


それをひとつの部位に続けると、凝縮した部位からの氣の放出は減り、やがては枯渇するのである。

つまり、その部位からは氣が出なくなるのである。

たとえば鍼灸で同じツボを刺激し続けると効果が薄れてくるのと同様である。

凝縮した氣の量は限られていて、その量の増減は適宜調整されているのである。


だから、手でチャクラを開く場合にも、一つの部位だけを続けて照射することはあまりよろしくないのである。

つまり、やらないよりマシ程度の照射を複数のチャクラに行うか、日替わりでチャクラを変えて行うことが望ましいのである。

それで、枯渇した部位をさらにあれこれの方法を駆使して無理矢理に開こうとすると、暴発するのである。

続く。
(2022・01・17)



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