功法解説5 人生は何はなくとも体力つまり健康である。 体力があれば何事もなんとかなるのである。 体力がないと何事もなんとかならないのである。 さて、その元気体力の元を作り出す、昇降練氣も第5回目となったわけであるが、站椿の体勢で手を昇降上げ下げすると、氣道に圧力が掛かり、氣道が拡張するわけである。 氣道が拡張して、狭窄・閉塞している部位が改善されると、氣は血を運び、酸素と栄養素が身体の隅々の細胞まで運ばれ、脳も含めた全身60兆の細胞の再生・修復が滞りなく行われ、脳も含めて身体は最良の状態となり、最大の能力を発揮するわけである。 まあ、文章にすると簡単であるが、氣がわからず気功の仕組みを理解できない者には一生にわたって、このことを理解できないのである。 ともすると、その途中で経験する身体の異常感覚や幻覚妄想にとらわれて、さらにはとんちんかな指導者の妄言に惑わされて、スピリチュアルだの魂の浄化だの超能力だの霊能力だのと、間抜けな方向に驀進して、あらえっさっさーになるのである。 かつて修祓の最中に、その間抜けな方向に大驀進したあたしが言ってるんだから間違いないのである。 間抜けな方向に大驀進しても、その先にはなんもあらしまへんのである。 象気功はホントのことだけしか言わんので、身もふたもないのである。 氣により何がどうなり何ができるかということを、冷静かつ沈着に、経過結果を伝授するわけである。 それで、まあ、とにもかくにも站椿を理解して、その体勢で手を昇降上げ下げすると、波動が増幅されて、体内の氣道の圧力が高まるわけである。 その結果、熟達すると体外にも氣が溢れだし、気功仲間が手を触れただけで飛んだり、触れなくても飛んだりする場合もあるのであるが、それは2次的なことであるので、そのことにかまけて、本来の健康増進という目的から外れてはいけないのである。 氣のやりとりや氣の交流により氣を高めるだのという見かけの現象のホラに騙されると、ろくなことにはならんのである。 誰とは言わんが、氣で治療をしているせんせーご本人が癌になったりしてコロリとお亡くなりになったりしてるのであるから、なんのこっちゃである。 気功治療師の平均寿命が短いなんてのは、どんな理由をつけても、それ自体の方向性がまちがってるのである。 気功法を教えるならともかく、それを使って他人を何とかしようとして氣でつながると、基本的に人によって波動が違うので、身体つまり細胞は不快であるので、お互いによろしい方向には行かないのである。 あるいは、多少氣の出る相手を神がかりと勘違いして頼ってはいけないのである。 えらそーにしてる奴にろくなもんはいないということをよーくおつむに叩き込むことを心よりご推奨申し上げるのである。 あくまで、自分の身体、つまり自分の細胞の波動であるものを増幅することが、健康増進への正道である。 氣は他者に頼らず、自らの「手」で増幅することが最良最善であり肝要である。 その増幅の最善最良で最も効果的な方法が、站椿功と開合功と昇降練氣である。 しかし、これらの氣の操作で解決改善てきるのは、氣道の狭窄・閉塞による身体の異常や疾患、氣道の太さや開き具合のアンバランスあるいは氣の総体の量が不足して起きる体力不足や能力不足や精神不安などの問題である。 それ以外の、ウイルス性・細菌性の疾患であるとか、DNAの異常あるいは特性による臓器の問題であるとか、骨や脳も含めた身体部・臓器の欠損や異常に関わる疾病や精神の問題などは解決の範囲外である。 たとえば、男女に限らずお顔の造作に不満がある場合は站椿功・開合功・昇降練氣を死ぬほどやるよりも、速やかに某たかすせんせーにお願いした方が確実で早いのである。 また、脳神経細胞の欠損や異常によるおつむのちょーしの不具合は、氣をいじくるとさらに悪化する場合の方が多いので、速やかにその筋の病院に直行してご相談診断治療をお願いすることが正しい対処法である。 つまり、おつむのお病気も含めて、具合が悪けりゃ、医者に行けである。 もちろん医者に行っても治らん病気はたくさんあるが、医者に行っても治らんなら、ありがたーい神の思し召しであるので、諦めなさい。 陳腐であるが、人生は何事も諦めが肝心である。 諦めても治るものは治るし、じたばたしても治らんものは治らんのである。 たとえば、日本一の名医にかかってもお亡くなりなるものは何のかいもなくお亡くなりになるし、へっぽこな三流医大出身のどこの馬の骨かわからんようなバカ丸出しのとんきちな医者にかかっても、たまさかにまぐれ当たりで治療が正解で助かるものは助かるのである。 これを象気功では何事もすべては「神の思し召し」と称するわけである。 じゃあ、何もしないで寝てても同じかい。 そうですよ。 話しが先に進まんな。 てなことで夢と希望を木端微塵に打ち砕いてまた明日。 続く。 |
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